みなさんは、「パイプシャッター」という言葉に聞き馴染みはあるでしょうか。別名グリルシャッターとも呼ばれるものですが、パイプシャッターを設置することによってさまざまなメリットがあります。
これからガレージシャッターを設置する、または交換したいと考えている方は、このパイプシャッターを検討してみてはいかがでしょうか。今回はこのパイプシャッターの特徴やメリットについてご紹介していきます。興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
パイプシャッターってなに?メリットとデメリット
パイプシャッターとは、骨組みがパイプで作られているシャッターのことで、外からでもガレージの内部が見える、素通し型のシャッターです。パイプの材質は、主にスチールやステンレスなどの素材が使用されています。
このパイプシャッターを設置することで、どのようなメリット・デメリットが生じてくるのでしょうか。簡単に解説していきます。
メリット
・音が静か
通常の内部が見えないタイプのシャッター(スラットタイプ)に比べて、通気性がよいのがパイプシャッターの特長です。通気性によって、強風にさらされた際のガタガタ音が大幅に軽減されます。
・S字や曲線に曲げて使えるタイプも
パイプシャッターには建物や敷地に形に合わせて、加工して設置できるものも存在します。これによって、今まで敷地の構造上シャッターの設置が難しかった場所にも、シャッターを設置することができます。
・モーターへの負荷が小さい
自動シャッターの場合、スラットタイプよりも重量が軽いためモーターにかかる負荷を小さく抑えることができます。
・デザイン性が高い
パイプシャッターは外から内部が見える構造になっているため、ガレージを開放感のある外観にすることができます。外部からガレージ内や室内を見せながらも防犯性のある作りになっているため、店舗などでのご利用にもオススメのシャッターです。
デメリット
・砂埃や飛来物に弱い
風で砂やものが飛んできた際、シャッターの隙間より小さいものだと通り抜けてしまうため、ガレージ内の車などを傷つけてしまうおそれがあります。
・泥棒に狙われる危険性
外から車種などの情報が見えてしまうため、高級車に乗っている方などは泥棒に狙われてしまうかもしれません。強度や防犯性が弱いということはないですが、不安な方は防犯対策をより強固なものにしましょう。
パイプシャッターの種類と価格
パイプシャッターと一口にいっても、その種類はさまざまです。はたしてどのような種類があるのでしょうか。ここでは、パイプシャッターの種類の中でもオススメの2つを紹介していきます。
上部開放シャッター
「隙間があいていると不安……」という方にオススメのパイプシャッターが、この上部開放シャッターです。下部は内部が見えないようになっているため、上部だけパイプになっています。このシャッターであれば内部を外から見られることなく、通気性をよくすることができます。
また、既存のパイプシャッターにパネルを入れられるものもあります。お悩みの方は、メーカーやシャッター工事のできる業者に相談してみましょう。
横に引くタイプのシャッター
シャッターといえば上下に動かすタイプのものが一般的ですが、左右に動かせるタイプも存在します。50mもの長い距離にも対応でき、曲線の敷地にも問題なく設置できる点が大きなメリットです。
シャッターの価格は、メーカーや業者によって差があります。お好みのシャッターがみつかったらシャッター工事のできる業者に確認してみましょう。
パイプシャッターを設置する際の注意点
いざパイプシャッターを設置しようと思った際、「確認申請」のことを知っておかないと困ったことになるかもしれません。ここでは、設置の際の注意点についてご紹介していきます。
確認申請について
10㎡を超える建築物の増築には、確認申請が必要です。ガレージやカーポートを建てる場合には、法律に準ずる必要があります。
勝手に建築や設置をしてしまうと、後々取り壊しを命じられるといった事態になるおそれがあります。設置する前に、市や自治体にしっかりと確認を取りましょう。また、敷地や建築面積の判断は、市や自治体によって異なるようなので、一度連絡して相談することをオススメします。
パイプシャッターの調子が悪いときは
パイプシャッターの調子が悪いときは、焦らず冷静に対処することが大切です。ここでは、よくある困りごとの「リモコンの効きが悪い」、「シャッターが動かない」という悩みについて、簡単な対処方法をご紹介します。
〇リモコンの効きが悪い
電池が消耗している場合は電波が弱まってしまうため、電池を交換してみましょう。それでも状況がよくならない場合は、故障のおそれがあるのでメーカーやシャッター修理業者に問い合わせてみましょう。
〇シャッターが動かない
リモコン操作できない場合の原因として、手動モードに切り替わっていることも考えられます。取り扱い説明書を読むなどして、シャッターが手動モードになっていないかを確認してみましょう。
また、停電や障害物感知で停止しているといった原因も考えられます。シャッターは突然動き出すと危険なため、くれぐれも注意して確認してください。
ここでは、自分でできる対処法についてご紹介しましたが、故障の場合は修理しなければなりません。修理の依頼や困りごとがある際にはメーカーやシャッター修理のできる業者に相談することをオススメします。
まとめ
今回はパイプシャッターについてご紹介しました。パイプシャッターは通風性・デザイン性が高く、かつ防犯性にも問題がないため、おしゃれなシャッターがほしい方にオススメです。シャッターの設置・交換をご検討の方は、これを機にパイプシャッターを導入してみてはいかがでしょうか。
シャッターを建築する際には工事が必要になるので、メーカーや業者に依頼しましょう。また、価格面などの気になったことは何でも質問してみましょう。業者に相談することで悩みが解消されるかもしれません。
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