「枝落とし」
枝落としは庭木を小さくしたり、樹形を大きく変えたりしたい場合に利用する方法です。比較的太い枝を切り落とすため、庭木が枝落としに耐えられるかどうかが重要なポイントです。
「剪定」
剪定は樹木の生育環境を整え生長を促すためにおこないます。よく利用される「透かし剪定」では細い枝や樹勢のない枝を取り除いていくため、枝落としほど樹木に負担はありません。
枝落としと剪定のどちらを依頼するか、表で簡単にまとめました。
枝落とし | 剪定(透かし剪定) | |
---|---|---|
シマトネリコ、オリーブなど回復力の強い木 | 木の回復力 | 夏前から秋ごろの木全般、回復力の弱い庭木 |
大量の降雪など枝に負担のかかる場合 | 枝の負担 | 生育環境を整える、生長をうながしたい場合 |
回復まで時間がかかる | 見た目への影響 | すぐに見た目を楽しむことができる |
移植をする、大きさを変えたい場合 | その後の計画 | 元気な状態を維持して、整った樹形を楽しみたい場合 |
選ぶ基準1:木の回復力
回復力の強い木
「シマトネリコ」「オリーブ」などの丈夫な木は、適した時期であれば枝落としをしても問題ありません。ほかに落葉樹の「ハナミズキ」や「イロハモミジ」といった庭木も、栄養を蓄えて休眠する冬には枝落としをすることができます。
回復力の弱い木
「コニファー」など小型の針葉樹は、透かし剪定でも枯れてしまう可能性があるため、手摘みでの剪定をおすすめします。プロと相談しつつ、剪定の範囲で木の形を整えるようにしましょう。
選ぶ基準2:枝の負担
大雪の降る地域
降雪の多い地域で枝に雪が積もるおそれがある場合は枝落としをおすすめします。枝落としができない木の場合も透かし剪定などで木の負担を減らし、雪吊りなどの対策をしやすくしましょう。
あまり雪の降らない地域
ほかの基準を参考に、対応方法を選ぶことをおすすめします。
選ぶ基準3:見た目への影響
枝が弱っている、近隣に広がっているなどの問題がある場合
枝落としによる対応をおすすめします。
作業後の木は裸に近い状態になるため、弱っていたり枝を広げて近隣に迷惑をかけている場合などに適しています。
枝付きに問題がない場合
剪定(透かし剪定)によって対応してもらうことをおすすめします。今の状態を活かすことからはじまるため、緑を残したまま木の姿を整えることができます。
選ぶ基準4:その後の計画
木を移植する予定がある・木自体を小さくしたい場合
枝落としや切り戻し(成長点を切り枝を伸ばさないようにする)などの対応をおすすめします。木を軽くして運搬しやすくし、失敗のリスクを減らすメリットがあります。ただし木の回復には年単位の時間を必要とします。
今後も同じ姿を維持したい場合
剪定(透かし剪定)によって整えることをおすすめします。
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