
アンジェラは、バラの中でも丈夫で育てやすいため、とても人気があり、初心者にも向いている品種です。濃いピンク色の花で、花付きもよいのが特徴です。またアンジェラは、四季咲きであることから何度も開花を楽しむことができます。アンジェラは、お手入れもむずかしくないので、お庭の引き立て役としておすすめです。
この記事では、初心者から熟練ガーデナーまで、多くの人が楽しむことができるアンジェラの育て方や誘引・剪定方法を紹介します。育て方を知って、アンジェラであふれる素敵なお庭をつくりましょう。
目次
アンジェラ入門|バラの大苗の選び方と育て方
アンジェラは、つるバラの中でも人気が高いバラです。育てやすいバラで、お手入れもむずかしくありません。ここではバラの大苗の選び方と育て方、病害虫の対策方法を紹介します。
アンジェラとは?
アンジェラは、ドイツで2種類の異なったバラを交配させ、生まれたバラです。名前の由来は、エンジェルという意味です。花がピンク色で香りも優しいので、可愛いという連想から名付けられたといわれています。
アンジェラの魅力と特徴
アンジェラは、バラの中でも四季咲きする品種です。株が充実すると返り咲きをし、多くの花をつけます。また、株全体で花を咲かせる品種なので、見た目も非常に豪華です。あまり長く花が咲くわけではありませんが、非常に多くの花を咲かせるので、咲く期間の短さはあまり気にならないといわれています。香りは、ほかのバラよりも弱く微香で、優しい印象です。
四季咲きとは
四季咲きとは、一年のうちに季節を問わずに何度も花が咲くことをいいます。冬の寒い時期は、落葉して枝が休息に入るため基本的には開花しませんが、気候によっては冬も咲かせることができるため、四季咲きといわれているのです。きちんと枝のお手入れをおこなえば、繰り返し咲くのが大きな特徴になります。
苗の選び方
はじめにどこでどのように植えるかを決めましょう。アンジェラは、つるバラなので、つるの成長を考えて、スペースに余裕がある場所を選びます。狭いスペースで、アンジェラを育てたいと思っている方はミニバラや鉢植えをおすすめします。
しかしアンジェラは、よく生長するので鉢植えをおこなう場合は、地植えも視野に入れておきましょう。余裕のあるスペースに地植えすることで、アンジェラがのびのび育ってくれます。
苗は、大苗と新苗があります。種類によって、売られている時期が違うので、自分に合った苗を選ぶようにしましょう。大苗は、畑などで一度育てられ翌年売られる苗で、新苗は春先に接ぎ木をしてすぐに売られている苗です。はじめてアンジェラを育てる方は、冬の時期に入手することができる大苗がおすすめです。大苗は、植えつけが簡単で、翌年から花が開花します。
苗の育て方
アンジェラを育てるためのポイントを抑えておきましょう。育てるときのポイントを知っておくことで、キレイに大きく育ってくれます。ここでは、初心者に育てやすい大苗の育て方を紹介します。
アンジェラは根を増やすことで、葉のつき方や成長具合が変わります。根が多いと栄養や水分の吸収が増えるため、大きく育つので根を増やしましょう。鉢植えの場合は、水はけのよい土と適切なサイズの鉢を用意します。
鉢は、大きすぎるものは、選ばないようにしましょう。根が増えやすい印象を受けますが、土に浸透する水分が増えるため、根が水分を吸いきれません。アンジェラは、根で水分を吸って、葉で蒸発させています。水の与えすぎは、根を腐らせてしまうので、適切なサイズの鉢を選ぶようにしましょう。
鉢は、苗の成長を見ながら、徐々に大きくしていきましょう。根を増やすことで、葉も増えていきます。植物の成長には、光合成がかかせません。アンジェラも同じで、光合成の割合で成長具合が大きく変わります。
病害虫対策
アンジェラは、バラの中でも病気や害虫被害にあいにくい品種です。絶対に被害がないとは、いいきれないので、少しだけでも知識をもっているとよいでしょう。万が一のときに、役立ちます。
●うどんこ病
葉に白い粉がまぶしてあるような症状です。カビの一種なので、みつけたら取り除きましょう。風通しをよくすることで、予防できます。
●黒点病
バラの病気被害に多いものです。黒い斑点が葉にでき、黄色に変色した後、葉が落葉してしまう症状です。みつけたら取り除きましょう。予防策は、専用の薬剤を散布することです。
●アブラムシ
多くの植物で、被害が多いのがアブラムシです。葉や茎に群がって植物の栄養分や樹液を吸います。みつけたらすぐに駆除しましょう。アブラムシに有害の薬剤を散布することで予防することができます。
つるの誘引|アンジェラをアーチやオベリスクに
アンジェラは、バラの中でも花つきがよく、豪華さもあるので、アイアンアーチやオベリスク、フェンスなどで楽しむ方が多いです。スタイル別の誘引のコツを紹介していきます。
アイアンアーチ
アイアンアーチをつくる場合は、アーチを設置してから苗を植えましょう。苗を先に植えてしまうと、苗を避けながらの設置になるので、作業がむずかしくなります。アーチへの誘引は、S字を描くように誘引していきましょう。枝は、左右交互に誘引していくとキレイな見た目になります。
オベリスク
オベリスクは、狭いスペースでも設置することが可能です。柱状の支柱で、アンジェラを巻き付けて、成長させていきます。左右交互に巻き付けていくと、バランスがよくなります。半端な位置で飛び出す枝はカットしましょう。
フェンス
フェンスにアンジェラを巻き付ける場合は、中心となる太い枝の位置を決めましょう。中心となる枝を設置したあとは、残りの枝を空いたスペースに配置していきます。枝が多い部分は、整理して、余分な枝は切り落としましょう。
バラ園を持つ人や、庭で本格的に展開したいと思っている方は、業者などのプロにお任せするのをおすすめします。作業量や仕上がりでお困りの場合は、知識を持った業者に相談することでお悩みをスムーズに解決してくれます。弊社は、アンジェラの誘引のお悩みに対応してくれる業者を紹介しています。気軽にご相談ください。
つるバラ剪定|アンジェラの剪定ポイント
誘引をおこなう前は、剪定で形を整えてからおこないましょう。アンジェラやつるバラの剪定は、成長に大きく影響します。つるバラであるアンジェラの剪定は、1年目は必要ありません。また、若い株と、ある程度育って誘引されたバラとでは剪定方法が異なります。
剪定時期
アンジェラの剪定は、大きく分けて9月の上旬と1月上旬~2月下旬の夏と冬に2回おこないます。夏の剪定は秋に花を咲かせるためにおこない、冬の剪定は不要になった枝を切り落とす作業が中心になります。
剪定の必要性
剪定をおこなわないと、枝先が細くなってしまって芽が出なくなったり、貧弱な芽が出てきたりしてしまいます。また、枝が多い状態は、花の数も少なくなります。バランスよく育てるためにも、剪定は大切な作業なので、適切な時期に剪定をおこないましょう。
剪定をおこなう前の準備
・剪定ハサミ:枝を切り落とすのに使います。
・手袋:トゲに刺さらないように手を守ります。
そのほかに、切った枝を片付けるゴミ袋やほうきなどもあるとよいです。準備をしておくと、集めるのも楽になります。
夏剪定の仕方
夏ごろにおこなう剪定は、9月の上旬におこないます。秋になる少し前に剪定をおこなうことで、秋の花つきがよくなります。剪定する場合は、外側についている芽の上で切っていきましょう。葉の脇をみると、芽を確認することができます。
冬剪定の仕方
バラは冬の時期に剪定をおこなうのが基本です。冬の剪定は、弱った枝や枝が混みあった部分などの枝の切り落としをし、すっきりさせます。切り落とすことで風通しをよくし、害虫被害も防ぐことができます。またきれいに生長するように、枝先を少し切る程度の剪定をおこないましょう。夏の剪定と同じで、基本的に外側についている芽の上で切っていきます。
アンジェラ剪定ポイント
アンジェラの剪定をおこなう際のポイントは、枝はできるだけ地面と水平になるように誘引していきましょう。アンジェラの新芽は、枝の先から出てくるので、地面と水平に誘引することで、先端だと思い込み、そこから多くの芽を出すようになります。
誘引は、枝が柔らかい12月頃におこないましょう。枝が硬い時期に誘引をおこなってしまうと、枝が折れてしまいます。誘引をおこなう際に、ワイヤーで枝を固定する場合は絞めつけず、優しく固定してあげましょう。ワイヤーではなく、麻ひもなどを使うのをおすすめします。
夏剪定をおこなう際に気をつけること
アンジェラを育てる際に気をつけたいのは、育ち始めて間もない1、2年の若い株と、誘引をおこなったあとのつるバラでは、夏の剪定方法が異なります。違いをみていきましょう。
●若い株の場合
若い株の場合は2年目から開花してくるので、1年目は剪定をおこないません。1年目に無理に剪定をおこなってしまうと、芽がついた枝を切り落としてしまい、花が咲かない可能性もでてきます。1年目は、剪定をおこなうのを控えましょう。
●すでに誘引してあるつるバラ場合
樹高が高くなった株や、乱れを仕立て直します。咲き終わった枝などを切り落としたり、整えたりすることが、おもな作業となります。四季咲きの品種は秋も花をつけるので、無理に剪定をおこなう必要はありません。
剪定する際の注意点
剪定をおこなう際は、茎にあるトゲに注意して作業をおこないましょう。ケガなどのトラブルを避けるため、手袋などを準備するとよいです。
剪定はおこないすぎると、株本体が弱ってしまうことがあります。短すぎる剪定は注意しましょう。大きさの三分の一程度までなら、剪定をおこなってもよいです。剪定の途中で枝が折れてしまった場合は、その枝は切り落としてしまいましょう。少し曲がった程度なら、放っておいても大丈夫です。
剪定方法や作業量、花付きの悪さなどお悩みがある場合は業者に相談してみましょう。誘引や剪定は、アンジェラを育てるのにとても大切な作業です。自分でおこなう剪定や誘引に自信がない方は、業者に依頼することをおすすめします。知識や作業経験のある業者に依頼することで、お悩みや剪定方法を解決してくれます。
まとめ
今回はアンジェラの育て方や誘引法、剪定法を紹介しました。アンジェラは、バラの中でも育てやすいため初心者には最適です。また、アンジェラは旺盛に育つ品種なので、鉢植えよりも地植することをおすすめします。鉢植えから、地植えをする際は業者に依頼することでスムーズに作業をおこなってくれます。キレイに育てるためにも、業者に依頼しましょう。
剪定や誘引は、アンジェラをうまく育てるための大事な作業なので、剪定時期などをしっかり把握しておこないましょう。剪定や誘引にお困りの場合も、業者に相談することでお悩みを解決することができます。弊社は、アンジェラの剪定や誘引に対応してもらえる業者を紹介しています。お気軽にお問い合わせください。
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