アメリカテマリシモツケは、北アメリカ原産のバラ科の落葉低木です。強く丈夫な性質が特徴的で、さまざまな環境に対応するため、ガーデニング初心者にも育てやすいといわれています。春には白くて美しい特徴的な花をつけて、見る人をとても楽しませてくれます。
このコラムでは、ガーデニングの基礎を学ぶのにも最適といわれる、アメリカテマリシモツケの基本的な育て方や手入れの仕方について解説していきます。
目次
ガーデニング初心者向け!育てやすいアメリカテマリシモツケ
アメリカテマリシモツケは、北アメリカを中心に生息する、バラ科の落葉低木になります。おもに庭木として育てられることが多い樹木となり、大きくても2メートルほどの大きさになるでしょう。
さらにおしべが伸びた、手まり状の白く美しい花も特徴的で、春先5月~初夏の6月中旬にかけて楽しませてくれます。落葉樹であるため、ほかにも秋になると美しい紅葉も期待できるでしょう。
アメリカテマリシモツケはさまざまな環境に対応できて、強く丈夫という性質があることから、育てやすいといわれています。その育てやすいといわれる特徴に、ガーデニング界隈では、注目が集まっています。
ガーデニング初心者向けといわれる理由としては、自然のままで樹形が整い、暑さや寒さなどの環境の変化にも強いことがあげられるでしょう。さらに害虫にも強いため、大きな手入れも必要としないまま育てることができるという強みがあるのです。
種類によって葉の色が変わる
アメリカテマリシモツケの魅力は、美しい花だけではありません。品種ごとに鮮やかに変わる、葉っぱの彩りもはずせないでしょう。こちらでは、アメリカテマリシモツケの種別ごとの美しい葉についてスポットを当てて見ていきましょう。
ディアボロ
ディアボロの葉っぱは、紫色をしていることが特徴と言えるでしょう。普通の状態で紫がかっており、一見やや黒っぽく見えるかもしれません。とくに夏から秋にかけて葉の特徴があらわれ、より色彩が濃くなっていきます。
春先には白いきれいな花も咲くため、紫の葉っぱとのコントラストがまた何とも言えない美しさをかもし出していきます。
ルテウス
ルテウスはアメリカテマリシモツケの黄金品種として位置づけられています。葉は美しい黄色がかった、ライムグリーンをしており、葉のふちには小刻みに切れこみが入っていることも特徴です。枝数が多いことも、一般のアメリカテマリシモツケと異なる点といえるでしょう。
ダーツ・ゴールド
アメリカテマリシモツケは、とくに品種改良がおこなわれている植物です。ダーツ・ゴールドもそのなかの一種にふくまれます。その名の通りゴールドの葉をもつ樹体はガーデニングにおいて、素晴らしいコントラストを生み出しているといえるでしょう。
アメリカテマリシモツケを育てるコツ
初心者にも育てやすいといわれている、アメリカテマリシモツケは環境の変化に強く、丈夫な性質をもっています。美しい葉を、さらにより楽しむためにはどんな育て方のポイントがあるのでしょうか。こちらではアメリカテマリシモツケの育て方のコツを見ていきましょう。
日なたに植えよう
日なたを好む植物は多いですが、アメリカテマリシモツケも同じように日当たりのよい場所で育てるのが望ましいでしょう。
水やりは夏の時期だけ
基本的に普段は手をかけて、水をあたえる必要はありません。水をあたえるとすれば、水分が不足する真夏の時期にあたえるとよいでしょう。1日に2回ほど、朝方と日が落ちる頃にあげるのがベストです。
さし木で簡単に増やせる
アメリカテマリシモツケも、適度な枝を切って鉢植えする「さし木」が有効で手間をかけずに増やすことができます。初夏を向かえた時期の枝が理想的で、枝の3節目あたりを切って「さし木」に使用するとよいでしょう。コツとして別の鉢に植えたら、日陰において様子を見ながら育てていくのが理想的です。
樹形がみだれたら剪定をしよう
アメリカテマリシモツケは強く丈夫な性質をもっています。さらに成長も勢いがよいため、樹形がみだれてくることもあるでしょう。樹形のみだれが気になりだしたら剪定をして整えていきましょう。
基本的にアメリカテマリシモツケは、そのままでも樹形がだんだん整ってくるといわれています。そのため手入れがほかの樹木よりも手間が少ないのかもしれません。剪定をする場合には、古い枝や絡まってきたじゃまな枝などを剪定していくことになるでしょう。
成長して年月がすぎていれば、古い枝の除去や比較的軽いメンテナンスですむ状態に整ってくるといわれています。もし古い枝を除去したいときは、冬場の時期におこなうことが望ましいでしょう。あまり剪定時期が遅くなると花芽のつきにも影響してくるため気をつけてください。
剪定はどうしても高いところにあがったり、時間がかかったりとするため、作業を自分でおこないにくいという方もいらっしゃるかもしれません。剪定を自分でおこなわない場合には、業者に依頼するのもよいでしょう。高いところに登る危険な作業や時間がとれない方もリスクや手間が減らせるのでおすすめです。
まとめ
アメリカテマリシモツケは、ガーデニング初心者にも育てやすいといわれる、北アメリカ原産のバラ科の落葉低木です。さらに本場アメリカでは、ガーデニングをより楽しむために品種改良もすすめられて、彩り鮮やかな品種があることも特徴といえるでしょう。
環境の変化にも強く、丈夫な性質をもっていて自然に樹形も整うため、大きな手間がかからず育てやすいといわれています。手入れをする場合には古い枝やじゃまな枝を剪定して整えるとよいでしょう。
剪定では、高いところに登ったり時間がかったりする場合があるので、自分でおこなえない方もいらっしゃるかもしれません。剪定を自分でおこなわない場合には、業者にお願いすることも有効な方法です。剪定によって高いところへ登る危険や、時間がとれない方にもリスクや手間が減らせるためとくにおすすめです。
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