ユーカリ・ポポラスは、名前の通りユーカリの仲間です。ポポラスという品種は、もともとは葉が小さいので、コンパクトに育てるとかわいらしい姿を保つことができます。また、香りを楽しんだりドライフラワーにして楽しんだりと、さまざまな面で人気のある植物です。
観葉植物のひとつであるユーカリ・ポポラスですが、ユーカリと聞いてしまうと育て方がわからず、身構えてしまうかもしれません。しかし、観葉植物で育てられるものですから、心配することはないのです。
そこで今回は、ユーカリ・ポポラスについてご紹介します。ポポラスとはどのような植物なのか、剪定はどのようにやるのかなどもお伝えしていきます。
目次
ユーカリ・ポポラスは風に気をつけて育てよう
ユーカリは、600種類以上もある植物で、ポポラスはそのうちのひとつです。自生しているようなユーカリは、大木にまで成長してしまいます。
しかし、ユーカリ・ポポラスは観葉植物なので、大木になってしまう心配はないので安心してください。また、ユーカリ独特の香りもしっかりと受け継いでいるので、とてもよい香りがします。
ユーカリ・ポポラスの育て方は、水やりは土が乾いてからおこなうようにします。土の中が湿ったままだと、根腐れを起こす原因にもなってしまうので気をつけましょう。
鉢植えで育てている場合は、土が乾燥してきたと思ったら定期的に水をあげるようにします。庭植えで育てている場合は、基本雨水で十分なので、意識して水やりをする必要はあまりなさそうです。
肥料は、春ごろと秋ごろに緩効性肥料を与えます。肥料を与えると非常に育つので、大きく育てたくないという方は、無理に与える必要はありません。
基本的には、肥料がなくてもしっかり育ちます。しかし弱ってきてしまっていたら、そのときは肥料を与えるようにしましょう。ただし、肥料はポポラスには当たらないように注意して与えるようにします。
ユーカリ・ポポラスは、オーストラリアに自生できるほどに暑さに強いので、夏に特別な施しをする必要はありません。反対に寒さにはあまり強くはないのですが、暖かい気候の地域では、冬に何か対策をする必要があるわけではないので、心配はないようです。
ただし、冬場は葉が赤くなってしまうことがあるそうです。それでも再び暖かくなってくると、葉の色ももとに戻るそうなので安心してください。
ユーカリ・ポポラスの成長は非常に早いので、鉢植えで育てるには限界があります。そのため、庭植えで育てるのがよいのですが、根の張りが浅いために風に弱いのが弱点です。大きく育ってくると、風にあおられる面積が広くなってしまうので、注意が必要となります。
ポポラスベリーはユーカリ・ポポラスの実じゃない!
ユーカリ・ポポラスには、たくさん丸い実のようなものがつきます。これはポポラスベリーと呼ばれるのですが、ベリーと名前についているのに、実ではないのです。じつは、ポポラスベリーとはユーカリ・ポポラスのつぼみで、かわいらしい白い花が咲きます。
つぼみがついているポポラスは、ポポラスベリーという名前で売られており、おもに花よりもつぼみに人気があります。開花時期は4月から5月ごろですが、花が開花するのは、樹高が2メートルを超えてからだそうです。観葉植物として育てている分では、開花することは少ないでしょう。
また、樹高によって葉の形が異なってきます。樹高が低いポポラスは、まだ幼い状態なので丸みを帯びた小さい葉が生えます。
しかし、樹高が高いと、成長した大人の状態に等しくなるそうなので、細長い葉が生えてくるようになるのです。樹高によって葉の形が変わってしまうということを把握し、ポポラスをしっかりと管理するようにしましょう。
ユーカリ・ポポラスのハート型の葉を楽しむには
ユーカリ・ポポラスは成長が早いので、こまめな剪定をしないと大きくなりすぎてしまいます。そうなると、ハート型の葉を楽しむことがむずかしくなってしまうようです。大きく成長していくうちに、葉も大きくなり次第にハート型とは程遠い形になってしまいます。
葉をハート型のままで楽しみたいという方は、剪定をしてユーカリ・ポポラスをある程度の大きさで保たせる必要があります。
剪定の適期は、特に決まった時期はなく1年中剪定可能です。そのため、剪定したいタイミングでおこなうことができます。成長が早いので、定期的に剪定をおこなってもよいかもしれません。
剪定方法は、枯れてしまった枝や葉を取りのぞいたり、新芽を摘心したりします。摘心とは、新しく伸びてきた葉を剪定し、再び伸びてくる枝の数を増やすことです。
そうすることにより、脇芽が多くなり、葉の数も一段と増やすことができます。また、花のつき方もよくなるので、花を楽しみたいという方も、摘心するとよいそうです。
ユーカリ・ポポラスの蕾(ポポラスベリー)を楽しむには
ポポラスベリーは、ある程度成長したユーカリ・ポポラスにつきます。幼い状態のポポラスには葉しかつかないので、つぼみをつけて楽しみたいという方は、樹高を高くする必要があります。
ポポラスは成長が早いので、すぐに大きくなります。肥料を与えればさらに成長が促進され、早く育てることができるでしょう。
しかし、成長させていくと葉の形が変わっていき、次第に細長い葉になります。葉を小さくしたいという方は、樹高を低く保ち、つぼみを楽しみたいという方は、樹高が高くなるように育てます。どちらも楽しむということはできないようなので、気をつけましょう。
まとめ
ユーカリ・ポポラスは、自生しているようなユーカリと違い、観葉植物として育てられるので、管理はあまりむずかしいものではないようです。育てる環境をしっかりと整えれば、問題なくポポラスを育てられるかと思います。
また、ユーカリ・ポポラスは、樹高によって葉の形が異なります。ハート型の葉を楽しみたいという方は、こまめな剪定で樹高を低く保ち、大きく成長しないようにしましょう。花を咲かせたいという方は、大きく成長させる必要があるので、広く育てられる場所を確保する必要がありそうです。
ユーカリ・ポポラスを剪定する方法は、樹高が低い場合はあまりむずかしくないように思えます。しかし、剪定するのが不安だという方は、業者に依頼することをおすすめします。
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