素敵な庭や家庭菜園などを邪魔してくる雑草を排除するために除草剤を「使ってみようかな」と考えたことはありませんか?一度そう考えたとしても除草剤って安全なのか不安になり使用をためらってしまうこともあるでしょう。
とくにペットがいる家庭では除草剤のペットへの影響が気になりますよね。そこで今回は除草剤を使用した時の影響と比較的安全な除草剤を紹介します。
目次
そもそも除草剤は人体に対して影響はないの?
除草剤は直接触れたり摂取してしまったりすると危険であると注意書きされているものが多いようです。そのために使用するときには手袋やマスクをつけて長袖の作業着を着用した格好で身体を守りましょう。機械などを使って霧状にして除草剤をまくときには飛び散りやすいので、ゴーグルや農業用マスクをつけて入念に身体を守りましょう。
強力な除草剤に含まれていることが多いダイオキシンには、発がん性や催奇形性(胎児の成長に影響が出る)、生殖毒性(流産など子供ができにくくなる)、致死毒性などがあるといわれています。
除草剤の強さや使用頻度、濃度によって現れる影響は変わってくると思いますが、決して安全が保障されている製品ではないようです。とくに国内の製品に比べて海外製のものは強力なものが多いといわれています。
次は除草剤がペットにも問題はないのかについてみていきたいと思います。
除草剤はペットに影響がある?
ペットと散歩したときなどにペットが除草剤のまかれた場所と気づかずにそこの草を食べてしまうことが起こりえます。ペットが間違って除草剤のついた草や葉を食べてしまった場合は、除草剤の成分が体内に直接取り込まれることになるので影響も大きくなります。そして最悪の場合は死亡してしまうこともあるのです。
またペットが除草剤のまかれた場所を歩いた時にも、除草剤がペットの体についてしまいます。そのまま皮膚を通して浸透してしまったり、毛づくろいなどで体をなめたときに摂取してしまったりするかもしれません。
ペットが除草剤を摂取してしまい除草剤中毒となってしまったときに現れる症状には次のようなものがあるようです。
・下痢
・ふらつき
・嘔吐
・血尿、血便
・食欲がない
・脱水症状
・息苦しそう
・けいれん
このような症状が除草剤を摂取後30分程度で現れ始めるようです。症状が現れた翌日以降にも元気がないといった場合には注意しましょう。除草剤を摂取してしまった可能性があります。治療には病院での解毒などの処置が必要になってくるので、除草剤を摂取してしまったとわかっている場合にはすぐに動物病院へ連れていきましょう。
ペットにやさしい除草剤とは
雑草に困っているけどペットにも健康に暮らしてほしいという方のために除草剤でもペットへのリスクが少ない商品をご紹介します。
アース製薬 アースガーデンみんなにやさしい除草剤 おうちの草コロリスプレー
紹介する3品の中でも一番お手頃で気軽に使える商品です。かけたところから草を枯らすことができます。
【雑草坊主の勝利】人とペットに優しい人畜無害の即効性 除草剤
口の中に入っても安心な食品添加物100%でできている除草剤です。農薬などを原料としていません。
完全無農薬で作られている除草剤です。5キロと大容量なので、ペットにやさしくしっかりと除草することができます。
除草剤を使う際のペットに関する注意
除草剤を使ったときには使用した場所や周囲にペットを近づけないようにしましょう。いつまで注意すべきなのかなど細かな注意点は製品の記載に従ってください。
もし誤って除草剤がペットについてしまった場合にはすぐに洗い流してあげましょう。ペットが体についた除草剤をなめてしまい、体内に入ってしまうおそれもあります。
重曹はペットに害のない除草剤になる?
お掃除やホットケーキなどの膨らまし粉によく使われている重曹ですが、除草剤としても利用できます。重曹は食品に含まれていることからも安全性が高いことがわかると思います。したがって重曹を用いた除草剤はペットを飼われている方にもオススメできます。
【重曹を用いた除草方法】
重曹は少量だけだと殺菌効果を示してウドンコ病などの薬として使われることがあります。よって除草剤として使用するためにはある程度大量の重曹をまく必要があります。8%溶液を1平米あたり1リットルほどで効果があったという試験結果があるようです。計算をするとグラム数で一リットル当たり180gほどの重曹が必要になります。
【重曹が雑草を枯らす仕組み】
重曹を与えると植物の成長に関係するエチレンという物質の発生を促して、植物の老化を早めることで植物を枯らすのだそうです。
まとめ
市販の除草剤の多くは安全とは言えないものが多くあります。そのため除草剤をペットが摂取してしまわないように気を付けながら使用する必要があります。
もしペットが除草剤のまかれたエリアに入ってしまったときは、すぐに洗ってあげてその後の経過をよく見ていてあげてください。体調が悪くなるようでしたら除草剤を摂取してしまったかもしれませんので、動物病院に連れていきましょう。
除草剤の中には安全な材料を用いたものも販売されています。健康が心配なときはそちらを使用することを検討してみるのもいいかもしれません。
雑草駆除はしたいけれども除草剤を使うことが不安なときには雑草駆除業者にお願いするという手もあります。自分が除草剤に近づかなければ不安は少ないですし、プロならではの比較的安全な雑草駆除方法を見ることができるかもしれませんよ。
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