ご自宅の庭や畑など土のあるところには必ず出現する雑草。日頃から草むしりに苦労しているという方は多いのではないでしょうか?一見簡単そうに見える草むしりにも、コツがあるのをご存知でしょうか?地面に生えている雑草の種類を見極めたり、雑草の根っこを取り除くポイントをおさえておくなど、ちょっとしたコツをつかんでおくだけで草むしりが楽になります。
そこで今回は草むしりに焦点をあて、雑草の根っこを取り除くコツや便利な道具をご紹介していきます。「どんなに草むしりを頑張っても、雑草が次々生えて困っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
雑草の根っこを取り除く理由
まず草むしりを行なうにあたり、雑草の根っこを取り除く理由について確認していきましょう。
【雑草の根っこを取り除く理由】
驚異の生命力で次々と生えてくる雑草にはさまざまな種類があります。なかには根っこから再生する雑草が存在するのをご存知でしょうか?
こうした雑草の草むしりを行なう場合は、地表に出現している茎や葉の部分だけを刈り取っても、また根っこ部分から成長を繰り返す可能性があるため、あまり効果的とはいえません。そのため草刈りを行なう場合は、雑草の根っこをしっかりと取り除く必要があるのです。
【根っこから再生する主な雑草】
ドクダミ・ヨモギ・ススキ・チガヤ・セイタカアワダチソウ・クズ・ヨシ・スギナなど
多年生の雑草に要注意!
私たちが日ごろ目にする機会が多い雑草は主に「多年生雑草」と「一年生雑草」という2つの種類に分類されます。このうち「多年生雑草」は、発芽後に一定の期間が経過すると地表の茎や葉の部分は枯れていきます。
しかしたとえ地表に出ている茎や葉っぱが部分が枯れても、地中に埋まっている根っこの部分は生き続けることができるのです。そのため表面をいくら刈り取ったとしても、雑草の根っこが残っていれば、翌年にはまた新しく芽を出し、あっという間に生い茂るのです。
そのため雑草の種類が「多年生雑草」である場合は、特に注意して雑草の根っこを引き抜く必要があります。
【主な多年生雑草】
ドクダミ・ススキ・チガヤ・セイタカアワダチソウ・クズ・ヨシ・スギナ・オオバコ・セイヨウタンポポ・クローバー(シロツメクサ)・カラスノエンドウ・ワラビ・ヤブカラシ・ハマスゲ・ヨモギなど
雑草の根っこを取り除くコツ
それでは雑草の根っこを取り除くためのコツをみていきましょう。
【雑草の根っこを取り除くコツ】
(1)水をかけて土を柔らかくする
乾燥した地面の場合は雑草の根っこが抜けにくくなるため、あらかじめ地面に水をかけて湿らせると抜けやすくなります。雨が降った翌日に草むしりを行なうことも効果的です。
(2)シャベルを使う
手で一本ずつ雑草の根っこを抜き取っていく作業は、とても時間がかかります。一方でシャベルを使って土をひっくり返せば、雑草の根っこを丸ごと抜くことができます。土をひっくり返しても問題が無い場所であれば、試してみることをオススメします。
(3)ビニールシートや板をかぶせて太陽の光を遮断する
基本的に雑草は、太陽の光が当たらなければ成長することができません。そのため黒色のビニールシートや板などを土に乗せて、太陽の光を完全に遮断する方法も効果的です。雑草の種類や環境にもよりますが、一般的には7日~14日程度で雑草の根っこが枯れるはずです。
根っこの除去に便利な道具3選
すでにご紹介した通り、草むしりをする際に大切なのは「雑草の根っこをしっかりと抜き取る」ということです。ここでは雑草の根っこを除去するために役立つ、便利な道具をご紹介します。
【便利な道具】
(1)モンブラン 草取り一番百発百中 215MM
女性でも扱いやすいサイズで、あらゆる雑草の根っこを確実に抜き取ります
(2)新型除草ホーク 1400
女性でも扱いやすいサイズです。二股に分かれた刃を使い、雑草の根っこを引っかけて抜き取ります。
(3)抜けるンですミニ 5879h
芝生の上に生えた雑草などに使用することができる優れものです。刃の部分を土に差して回すだけで雑草の根っこを引き抜くことができます。
雑草の根っこを枯らす除草剤の使い方
雑草を撃退するためには、雑草の根っこをシッカリと抜き取ることが大切です。一方で雑草の根っこを「抜き取る」のではなく「枯らす」という方法も有効です。ここでは雑草の根っこを枯らすオススメの除草剤と、その使い方をご紹介したいと思います。
なお過去記事「除草剤をまく時期はいつがいい?使用する際に注意すべきことは? 」にて、除草剤をまく時期や注意点についてもご紹介していますので、そちらもあわせてご参考ください。
【根っこを枯らす除草剤】
アイリスオーヤマ 除草剤 速効除草剤 4L SJS-4L
散布後3~7日程度で効果が現れる非農耕地用除草剤です。ボトルのまま散布可能です。
【除草剤の使い方】
(1)除草剤を雑草に散布する
この除草剤に関しては、水で薄める必要がありません。そのため枯らしたい雑草の根っこめがけて、原液のままボトルから散布します。(枯らしたい雑草にだけ散布すれば、直接散布していない草木には影響しません)
(2)雑草が枯れるのを待つ
この除草剤に関しては効き目が早いため、散布後3~7日程度で効果が現れて枯れ始めます。そして雑草の根っこまでしっかりと枯らすことができます。
まとめ
ここまで雑草の根っこを取り除くコツや、便利な道具についてご紹介してきました。驚異的な生命力で成長する雑草は、その種類を見極めてしっかりと根っこから取り除くことが大切です。
草むしりは地味な作業ですが、実際におこなうとかなりの重労働です。特に雑草の根っこを取り除く作業は大変ですが、あらかじめ水をかけるなどのコツを押さえておけば、そう難しくはないと思います。
自分で雑草の根っこを取り除くことができれば、見た目に美しくなるだけでなく、再び雑草が生い茂るまでのサイクルを長く伸ばすことが出来ると思います。日頃から草むしりに苦労しておられる方は、これを機に雑草を根っこから取り除くやり方を試してみてはいかがでしょうか?
一方で雑草の根っこを取り除く作業には多くの時間や手間がかかります。「前かがみになって、長時間作業するのはしんどいな」とか「誰かににやってもらえないかな?」と思われた方も多いと思います。そんな時はまず、プロの業者に相談してみましょう。
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