
砂利には種類がたくさんあって、お庭作りに使用するとそれぞれイメージが変わります。そのため、自分が作りたいお庭に合わせて砂利を選ぶことができます。また、お庭に砂利を敷くと防犯対策にもなります。
こちらの記事では砂利の購入方法をご紹介します。また、購入量を決める計算の方法や、業者へ依頼についても合わせてお話しさせていただきます。
目次
砂利を購入する方法と価格について:その①ホームセンターや通販
一番気軽に砂利を購入できるのはホームセンターや通販でしょう。普段から利用されている人も多いでしょうから、購入しやすいのではないでしょうか。
砂利にはたくさんの種類があり、形や色、質感などみんな違います。価格も1袋500円しないものから、2,000円をこえるものまで様々です。
そんな砂利をホームセンターなら実際に見て選ぶことができます。ただ、ホームセンターで購入する場合、持ち帰るのが大変です。1袋だけでもなかなかの重量があるところを、庭に敷くぶん購入するとなると何袋も購入して運ぶことになります。
ご家庭用の乗用車では移動させるのが難しいですが、ホームセンターによっては、トラックを貸し出していることがあります。購入前にお問い合わせのうえ、利用してみてはいかがでしょうか。
砂利を運ぶのが難しいという人は、通販で購入して家まで運んでもらうというのも手です。ただ、砂利はかなりの重量があります。そのため、1袋ごとに送料がかかってきてしまい、合計すると送料だけでもかなり高くなる場合が多いです。あまり費用をかけたくないという人には向かないかもしれません。
砂利を購入する方法と価格について:その②トラックでの販売
もう一つの方法は建設業者などから砂利を購入し、ダンプトラックで運んでもらうという方法です。通販と違い、遠方ですと配送が難しいようなので、お近くで購入できるところを探してみてください。
トラックでの販売は、砂利は包材に包まれずにそのままダンプトラックに乗せて運ばれてきます。そのため袋を開ける手間がなく、余分なゴミも出ません。納入するときは荷台を上げて滑り落とすだけなので、砂利を敷きたい場所に直接落としてもらえば、運ぶ手間も省けます。
ただ、砂利を敷く場所によってはダンプトラックが直接入れないため、別の場所にいったん置く必要があります。そこから敷く場所へ砂利を運ばなければなりません。さらにこのとき砂利は袋に入っていないため、ここから運ぶのが大変になります。
また、注文可能な量がある程度決まっていることがあるそうです。送料は、少量の場合は割高になる反面、量が多すぎるとトラックの台数が増えたり、往復して運ぶ必要が出てくるため追加料金がかかる場合があります。
トラックでの販売で砂利を購入したときに相場は、100kgあたり1,400円~2,000円となっています。ただ、こちらも砂利の種類によって価格は大きく変動します。
どれくらいの砂利を購入すればよいのか計算するには
では砂利の購入方法が決まったら、購入する量を決めましょう。ではどれくらいの量の砂利を購入すればよいのでしょうか。
①施工面積を計算する
まずは砂利を敷きたい場所の面積を計算しましょう。縦横を測定し、平米数を計算します。平米数の計算は、「縦m×横m=平米数」という式です。
例えば、縦5m×横10mの場合なら50平米となります。また、縦5m×横50cmの場合だと、縦5m×横0.5m=2.5平米と変換します
②砂利の量を計算する
施工面積の平米数がわかったら、次は砂利の量の計算です。砂利は施工する厚さが3cm~5cm程がよいとされています。3cm~5cm程の厚さに砂利を敷こうとすると、1平米あたりにおおよそ60kg~80kg程必要といわれているそうです。そこから必要な砂利の量を計算するには「平米数×80kg=必要な砂利の量」という式になります。
例えば先の例を使うと、50平米なら50平米×80kg=4,000kgと計算してください。2.5平米なら2.5平米×80kg=200kgです。
砂利の購入量が多い場合は無理せず業者に依頼してみよう
施工面積が広いほど、砂利の購入量も増え、ご自身で施工するのは大変です。購入から施工までおこなってくれる業者もあるので、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。
業者に依頼する際にかかる費用
業者に砂利の購入から施工まで依頼するのであれば、1平米あたり1,000円~1,500円程が相場です。ただし、先にもご紹介したとおり、砂利にはたくさんの種類があるため価格は多少変動します。
また、防草シートや整地代などが別途かかってきます。防草シートは1平米あたり約700円~2,000円、整地代は1平米あたり600円前後が相場です。
購入した砂利を敷いてくれることも
施工はただ購入した砂利を敷けばよいだけではありません。砂利を敷くまえに整地作業が必要となります。また、防草シートをあらかじめ敷いておくことで雑草対策もおこなうことができます。しかし、これらの作業は庭の規模にもよりますが時間や手間もかかり、慣れないと人手も必要となることでしょう。
業者によっては、砂利の購入とともに、整地から砂利敷きまで一連の作業をおこなってもらえることがあるそうです。そういった業者を利用すれば、ご自身で施工する手間を省いてお庭作りすることができます。もちろん施工費用は発生しますが、手間もかからず、美しい庭に施工してもらえることでしょう。
業者を利用する際は砂利を購入するまえに、同時に施工をおこなっているかどうか事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
お庭に敷く砂利を購入するには、ホームセンターや通販で購入する方法と、トラックで販売している業者から購入する方法があります。気軽に利用できるホームセンターや通販ですが、ホームセンターは運搬が大変ですし、通販は送料が高額になる傾向があります。
ほかにもトラック販売などでも砂利を購入することは可能です。しかし、まとまった量からでないと注文できないことが多いうえに、トラックを搬入できる場所が必要となります。そのためご自身の環境に合ったところで購入することをおすすめします。
砂利は購入してただ敷けばよいだけではなく、下地作りが大切です。美しい庭づくりのため、砂利敷も含めて、業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
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