
エアコンが設置されている家庭は多いと思います。
そんな中で「エアコンは自分で修理できるのか」「エアコンにも消耗品ってあるのか」と疑問に持ったことはないでしょうか。
そんなエアコンの修理に関して知っておきたいことをいくつかご紹介していきたいと思います。
目次
エアコンは室内機と室外機のセット
暑い季節の必需品。エアコンは多くのご家庭に設置されているかと思います。
実はエアコンは家の中にある本体「室内機」だけではなく家の外に設置するもう一つのエアコン。「室外機」とセットなのはご存知でしたでしょうか。
エアコンをご自身で取り付けられる方。業者に頼んで取り付けてもらった方、その取り付け方法はいろいろですがエアコンを設置するときはセットで取り付けられたかと思います。
なぜエアコンは2台あるのかご紹介していきたいと思います。
エアコンの構造
特に夏場は多くのご家庭で使う機会が多いエアコン。なぜあんなに暑い中で冷たい空気がだせるのでしょうか?
エアコンは部屋の空気に充満する「熱」だけを室内機で吸い、室外機から外に追い出すことで室内の「熱」をなくし部屋の温度を下げています。どちらかが欠けてしまうとエアコンの機能は果たせなくなり、部屋の気温をコントロールできなくなるそうです。
それだけではない重要な部品
室内機、室外機のみでは部屋の気温を調節することはできません。
室内機、室外機にはそれぞれ熱交換器という室内の熱を交換するための機械がついています。これを繰り返すことで部屋の温度は変化していくというわけだそうです。
エアコンの消耗部品
リモコン
液晶画面が映らなくなる、赤外線が通らなくなる、電池漏れが原因の不具合などで使えなくなった場合、修理不可能に壊れてしまった場合は買い換えるほうが手っ取り早いかと思います。
フィルター
フィルターは綺麗な空気を室内で循環させるためには必要なもので、カードリッジ型のものが多いそうです。
そのフィルターの表面には脱臭効果や防カビ効果がある成分が塗布されているそうなので「有効期限」があるそうです。
メーカーによってその期限が違うそうなのでエアコンの説明書に書いてある通りに交換してあげるのがいいと思います。
室内機内の3つの部品
室内機編
フィルター
フィルターは空気が室内機に吸い込まれるときにゴミやホコリの侵入を機械内部までいかないように保護する役割があるそうです。
なので汚れやすく放置しておくとホコリが積もりエアコンの不具合や故障の原因の一つされているそうで、エアコンの機能を十分に発揮するためにもあるものらしいのでこまめに掃除することをおすすめします。
熱交換器
熱交換器は室内の気温をコントロールするために必要な部品で、この熱交換器がないと室内の「熱」が十分になくならないそうです。
クロスフローファン
クロスフローファンはエアコンの「風」を起こしている部品になるそうです。大体は筒のような形状をしており、勢いよく回転することにより風を起こしているのだとか。
また部屋の空気を「循環」させる役割があり、部屋の空気を吸い込む。機械で調節した温度を部屋に吹き出す役割をしているそうです。
室外機編
熱交換器
室内機同様の役割を持っています。
ファンとファンモーター
室外機のプロペラの部分、そのプロペラを回すモーター。
圧縮されたフロンガスが流れる凝縮器に風を送ることによってそのフロンガスを冷ます役割を持っているそうです。
コンプレッサー
圧縮機。受け取った空気の温度を調節する重要な役割を持っています。
集めた熱を電力で圧縮し冷媒が熱を放出しやすい温度に調整しているそうです。
故障が疑われる場合はすぐにプロへ依頼を
修理についてご紹介してきましたが、故障したらできれば修理業者に依頼するのがベストです。
製品によって修理の仕方に違いが生じる場合がありますし、機械なので下手にいじって壊してしまったら大変だと思います。
もし「業者の方に修理してほしい」と思っている方がいれば以下の確認を業者の方にご連絡していただけるといいかもしれません。
・修理サポートセンターに電話をかけてみる。
・エアコンのメーカー、型式がわかればを確認する。
・保証期限の確認。
・不具合の症状。
などなど。
検討の余地があるのならば、修理業者に修理してもらうほうが比較的に安全で安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご家庭のエアコンの修理。自分で修理できる範囲ならお金の出費は極力抑えたいと思いますよね。
しかし、逆に修理するほうが手間と時間、部品や修理技術を考えてみると「修理するほうが安いかも」と思うときがあるかもしれません。
エアコン修理を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコン修理」をご覧ください。
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