
家のキッチンの換気扇のフィルターどんなものを使っていますか?
現在換気扇のフィルターには種類がいろいろあります。それぞれ良い点と悪い点がありますが、把握できていなくてなんとなく購入して使用している方も多いと思います。
そこで、ここでは換気扇のフィルターの意味やその機能、種類についてご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。
目次
換気扇フィルターは何のためにあるの?
換気扇にフィルターが取り付けられているのは、基本的には換気扇のファンの汚れを防ぐためです。キッチンの換気扇はそのままにしておくと、油の汚れが付着してしまいます。油が付くと換気扇の動きが悪くなり、モーターに負担がかかります。
モーターに負担がかかると、空気の排出がうまくできなくなり、電気代もかかるようになってしまいます。油が原因で火災になってしまうこともあります。
モーターは水洗いもできません。
そうならないためにも、フィルターを使用することをお勧めします。
フィルターは取り換えるだけなのでとても簡単です。ただし、このキッチンの換気扇用のフィルターの種類の中には、換気扇の吸引力が落ちるものもあります。
キッチン換気扇用のフィルターを選ぶ際には、そういった点に注意が必要です。
換気扇のタイプに合わせたフィルターを選ぼう
換気扇のフィルターの種類は、換気扇のタイプに合わせて選ばなければいけません。
最初に、キッチンの換気扇がどういうタイプなのか理解しなければいけません。
キッチンの換気扇にはどのようなタイプがあるのか、ご紹介します。
深型レンジフード
シロッコファンというタイプのファンがフードの中に入った換気扇です。
シロッコファンとは、細長い板状の羽根が筒状に取り付けられているファンのことです。
一般的に、ブーツのような上下に広がった形状のフードが付いたものです。
フードの全面に網状のフィルターが付いています
浅型レンジフード
シロッコファン、もしくはターボファンというタイプのファンが使用されている換気扇です。ターボファンはシロッコファンと同じような形状をしています。
小さく薄い形状のフードが付いており、真下に付いているファンを保護するように網状のフィルターが付いています。
従来型ファン
一般的な換気扇で、プロペラファンという扇風機の羽根のようなファンが付いたものです。
もともとフィルターが付いているものもあります。
そのフィルターを覆うような種類を使用するフィルターと、枠ごと交換するものがあります。
従来型の換気扇は、ファンの外枠からすべて覆うようなフィルターを使用します。
換気扇フィルターの種類はどんなものがある?
換気扇フィルターの種類は、主に4種類ありますのでご紹介します。
金属フィルター
レンジフードに標準搭載されている、メーカー純正のものです。
定期的に洗わなければいけませんが、長く使用することができます。
使い捨てフィルター
紙などの素材で作られた、枠ごと変えるタイプのフィルターです。
表面が汚れたら交換するだけで、手間がかかりません。
不織布フィルター
備え付けの金属フィルターを覆って使用する、使い捨てのフィルターです。
量販店でお手軽に購入できるフィルターです。
しかし、場合によっては通気性が落ちることがあります。
ガラス繊維フィルター
グラスファイバーで作られた、枠ごと変えるタイプのフィルターです。
値段は、他の使い捨てフィルターより高くなっています。
基本的に油の捕獲率は高いですが、通気性が落ちてしまうようです。
また、レンジフードとの相性によって、効果を発揮しない場合がありまあす。
たくさんある換気扇フィルターの選び方のコツ
換気扇フィルターでメーカー純正を使うメリットは?
メーカー純正の換気扇フィルターは、耐久性が高く長く使用できます。
洗う手間はありますが、お財布には優しいです。
また、その換気扇に合わせて作られているのでうまく機能します。
換気扇が正常に機能しないと、電気代がかかってしまいます。
自分の家にあったフィルター選びで掃除を楽に
“換気扇フィルターの種類はどんなものがある?”の中で、使い捨てフィルターには枠があるものとないものがあることをご紹介しました。
枠ごと交換するものは、簡単に交換でき手間がかかりません。
手間をかけたくないという方は、こちらがいいでしょう。
換気扇メーカーが使い捨てのフィルターを販売していることもあります。
その場合は換気扇に機能に支障が出ないので、お勧めです。
また、油ものの調理をどれくらいの頻度でするかというのも、換気扇フィルターを選ぶポイントです。換気扇フィルターの汚れ方が違ってきます。油ものの調理を頻繁にするご家庭では、厚い換気扇フィルターを使用するなどの選び方もいいでしょう。
まとめ
換気扇フィルターの種類はいろいろありますので、それぞれかかる費用や手間など、どこを重視するか考え、自分に合った換気扇フィルターを使用するようにしましょう。
また、換気扇のメーカー以外が販売している換気扇フィルターは、きちんと換気扇が機能するものなのか確認して購入しましょう。
現在、フィルターがなくても汚れにくいものや、自動で洗浄するものもあります。
興味のある方は、換気扇・レンジフード工事業者へ相談してみてはいかかでしょうか?
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