
巷でうわさのDIY!自分好みにリフォームできるのはリビングやダイニングだけではありません!
今回は、キッチンの換気扇をDIYするときの大切なポイントから、必要な道具や時間、DIYの手順まで全部まとめてご紹介します。DIYが好きな方必見!これを読めば、キッチンをリフォームしたくなるかもしれません。
目次
キッチン換気扇のDIY前に!大切なポイント2つ
キッチン換気扇をDIYするときのポイントは2つあります。
換気扇の「埋め込み寸法」を確認
換気扇のサイズは埋め込み寸法が重要です。「羽根径25cm・枠径30cm」のタイプが一般的ですが、「羽根径20cm・枠径25cm」の一回り小さいタイプもあります。
例えば、換気口サイズが30cm×30cmの場合、埋め込み寸法30cmの換気扇を購入します。埋め込み寸法25cmの換気扇を購入してしまうと、実際の穴より小さい換気扇となってしまい、はまらなくなってしまいます。
あらかじめ換気口の「タテ×ヨコ」のサイズを確認しておき、購入の際には気を付けるようにしましょう。
レンジフード内の換気扇は金属製しかダメ
レンジフード内に換気扇を設置する場合は、換気扇の素材が重要です。必ず金属製の換気扇を使用するようにしましょう。
レンジフード内は温度が上がる危険性がありますので、樹脂製(プラスチック製)は選んではいけません。金属製のプロペラファンか金属製のシロッコファンを選びましょう。
なお、レンジフードを設置せず換気扇のみの使用であれば、樹脂製を選んでも大丈夫です。
レンジフードと換気扇のDIYに必要な道具や時間
必要な道具
・インパクトドライバー
・キッチンパネル用ボンド
・雑巾や養生テープ
・手袋
・新しいレンジフード、新しい換気扇
・既存のレンジフード、換気扇の取り扱い説明書
必要な時間
キッチンの換気扇のDIYに必要な時間としては、2時間~3時間ほどを目安にしておけばよいでしょう。DIYに慣れていない方の場合、一つ一つの手順や動作を確認する時間も含めて考えておくことをオススメします。
また、レンジフードを交換する前にキッチンに取り付けられるレンジフードの種類や型をしっかり確認しておきましょう。ものによっては取り付ける箇所が多くあるレンジフードや換気扇もありますので、取り扱い説明書を手元に置いておくと安心です。
レンジフードのDIY手順
1.コンロ回りをきれいにする
まずは、コンロ回りを清掃します。長年使用しているレンジフードにはホコリや油がこびりついているので内側と外側の汚れを取り、しっかり綺麗にしておきましょう。
2.レンジフードを取り外す
掃除を終えたら、既存のレンジフードを取り外します。前幕板、横幕板、本体の順で外します。レンジフードの本体は非常に重いので落とさないように慎重に作業しましょう。
レンジフードのみのDIYであっても、換気扇は一度取り外す必要がありますので、換気扇も一緒に取り外します。下記の「換気扇のDIY手順-①」を参考にしてください。
3.新しいレンジフードを取り付ける
新しいレンジフードを換気口に当てはめる前に、取り付け金具の位置を決めます。水平に取り付けられるように金具の位置を決めていきましょう。
それが終えたら、レンジフード本体を取り付けます。本体とダクトをつなぐための接続部材を取り付け、ダクトをつなぎます。そのあと、本体の横の部分に、横幕板を取り付けます。
4.換気扇を取り付ける
既存の換気扇、または新しい換気扇を取り付けます。新しい換気扇の取り付けの場合、下記の「換気扇のDIY手順-③」を参考にしてください。換気扇を取り付け終えたら、レンジフードの前幕板を取り付けて、完成です。
換気扇のDIY手順
1.既存の換気扇を取り外す
まず枠を外します。全面のカバーを外し、上に持ち上げながら手前に引っ張ると簡単に外れます。続いて羽を取り外します。キャップを緩めてから外し、羽を引き抜けばOKです。
次に、本体を固定しているビスをドライバーで外します。4本程度あります。残ったプラスチックの枠カバーも、ビスを抜いて外します。
最後に、換気扇の枠のみが残ったら完了です。
2.新しい換気扇を分解する
新しい換気扇の本体を一度分解します。枠の下部にあるオイルキャッチャーと中心部にある羽のキャップを外し、本体カバーも外します。はめられているだけなので力を入れたら外せます。
本体上部に飛び出している2本のネジを緩めます。根本のうちわを左に回せば、簡単に緩めることができます。枠に取り付ける前の準備なので、完全に外さなくてOKです。
3.新しい換気扇を取り付ける
空っぽになった枠に、新しい換気扇の本体を差し込みます。先ほど緩めたうちわネジを締めて枠に固定させます。そのあとで、換気扇本体の辺の中心部分あたりに、それぞれ一つずつビス止め用の穴が開いていますので、そこにビス止めをしてしっかりと換気扇を固定させます。付属のビスではレンジフードのステンレスを貫通できないため、別途でドリルビスを使用します。
インパクトドライバーで四方にビス止めをします。本体カバーを取り付け、羽を軸の部分に差し込み、羽のキャップを取り付けます。
4.試運転する
完成したあとは、動作の確認をします。コンセントを差し込み、引きヒモを引っぱってみましょう。もし動作しない場合はカバーやキャップの取り付けが甘く、本体に干渉しているといったことが考えられます。電源を抜いてもう一度点検しましょう。問題がなければ、完成です!
まとめ
いかがだったでしょうか。キッチンの換気扇のDIY方法についてご紹介しました。レンジフードのDIYは、技術の専門性が高く、敷居が高いと感じるかもしれません。失敗することも多いですが、DIYの方がリフォームより安く済みますので、DIYがお好きな方はぜひチャレンジしてみてください。
ただし、レンジフードの取り替え作業や工具の取り扱い方に不安がある方や、DIYは全くの初心者だという方は、多少費用はかかりますが専門業者に依頼することをオススメします。キッチンを自分好みにカスタマイズして、楽しいクッキングタイムをお過ごしください。
換気扇・レンジフード工事を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「換気扇・レンジフード工事」をご覧ください。
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