手軽なスイッチカバーの外し方と交換方法。気軽な部屋の模様替えを！

お部屋の照明のオン・オフをする際、毎回必ず使うのがスイッチです。部屋に必ず設置されており、毎日使うものなので、とても大切な存在といえます。

しかし、スイッチはよく見なくてもワンタッチで操作することができるものです。そのため、あまりその見た目を気にしたことがない方が多いのではないでしょうか。

スイッチの外観を左右するカバーには、じつはさまざまなデザインのものがあります。スイッチカバーを変えることで、部屋全体の印象も大きく変えることができるのです。

このコラムでは、照明用のスイッチカバーの外し方と、おすすめのスイッチカバーについて紹介します。手軽に部屋の模様替えができるうえ、とても簡単な作業なので、ぜひ挑戦してみてください。

スイッチカバーは自分で交換できる

スイッチカバーとは、スイッチの配線を覆っているカバーのことです。配線をスイッチカバーで隠すのは、配線に直接触って感電しないようにするためといわれています。

ここで「交換するのに特別な資格がいるのだろうか？」と思われた方もいるでしょう。スイッチの本体やコンセントの配線は電気工事士の資格がなければ交換できません。

しかし、外側のスイッチカバーを交換するだけなら、特別な資格は必要ありません。スイッチカバーの交換は、プラスとマイナスのドライバーが1組あれば簡単にできます。

スイッチカバーは白色のものだけではなく、多種多様な色やデザイン性のものがあります。部屋のインテリアと同じように、毎日触るスイッチプレートも模様替えすることで、部屋の雰囲気をアレンジできるかもしれません。それでは、具体的なスイッチカバーの外し方手順を解説します。

スイッチカバーの外し方手順

スイッチカバーの交換に必要なものはプラスドライバーとマイナスドライバーのみなので、あらためて用意すべき特別な道具はありません。とても簡単な作業ですが、感電のリスクを避けるためにブレーカーを落としてから行うようにしましょう。

 

スイッチカバーの選び方とオススメ3つ

スイッチカバーはホームセンターや通販などでさまざまなものが売られています。「スイッチカバーの外し方や交換方法がわかったから、カバーを買って模様替えしてみたい！」と思っていただけた方に、スイッチカバーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

交換したいスイッチに合ったスイッチカバーを選ぶ

部屋の照明用のスイッチはどれも同じような機能だというイメージはないでしょうか。
しかしスイッチには、タイマー設定できるもの、内蔵のランプが点灯するもの、部屋の明るさを調整できるものなど、さまざまなものがあります。カバーを交換したいスイッチに対応したものを選びましょう。

部屋の雰囲気にあわせてみる

スイッチカバーは、カラー、デザイン性ともに多彩なバリエーションがあります。壁紙の色や部屋の雰囲気にあわせてみてもよいでしょう。

 

□スイッチカバーオススメ3選

・ART WORK STUDIO ALUMINUM SWITCH PLATE / アルミ スイッチプレート

アルミ製で、英字デザインのロゴがついているオシャレなスイッチカバーです。キッチンやリビングなどをおしゃれにしてみたいときにあっているかもしれません。また、取り付け用ネジも付属しているため、すぐに交換可能です。

ジャパンコマース　ピューター製スイッチプレート

ピューターとはスズのことで、細かい加工がしやすい金属です。おしゃれなバラのデザインは洋間にマッチするのではないでしょうか。また、クリアラッカーでコーティングされているため、触っても指紋がつかないようになっています。

・CASE　MAKER　木目調柄スイッチカバー

木目調のデザインで、シンプルなスイッチカバーです。落ち着いた印象の木目柄は、和室などに合いやすいでしょう。対応するスイッチの種類が多いのも特徴的です。

せっかくならスイッチボタンも交換してみよう

スイッチカバーの外し方や交換作業は簡単だ、ということをご紹介してきました。ここで、「本体であるスイッチボタンも交換してみたい」と思った方もいるでしょう。

しかし、スイッチボタン本体を交換する場合は、「電気工事士」の資格が必要であることが法律で定められています。配線に直接触らなければならず、無資格で作業すると感電や漏電、火災の危険があるからです。

無資格だけどスイッチボタンを交換したい！という方は、スイッチ工事を行ってくれる業者に依頼するようにしましょう。

電気工事士の資格を持っている業者は、配線が劣化したりしていないかなど、スイッチ内部の細かいところまで確認してくれます。安全かつ確実にスイッチ交換をしてくれるので安心です。

まとめ

スイッチカバーを交換したい場合は、専用の資格は必要ありません。プラスとマイナスのドライバーだけでできるので、スイッチカバーの外し方は簡単といえるでしょう。

スイッチカバーはシンプルな白系だけではなく、カラーバリエーションやデザインも豊富です。スイッチカバーを交換することで、部屋の雰囲気を大きく変えられるかもしれません。

しかし、スイッチボタン本体を交換する場合や、配線自体を変えたい場合は、電気工事士の資格が必要となります。電気工事士の資格がない方は、スイッチ工事を行ってくれる業者に依頼しましょう。

業者は電気工事士の資格を持っているだけではなく、専門家の視点でスイッチを細かくケアしてくれます。もし資格を持っていても、不安な方は業者に依頼するのがおすすめです。

スイッチ工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「スイッチ工事」をご覧ください。