雷が落ちたことで起こる、感電事故のニュースをたまに見ることがあります。雷は感電事故などで人の命を奪うこともある怖いものです。しかし、雷の被害は人に直接被害を出すだけではありません。雷がコンセントを通じて電化製品に被害を出すこともあります。
ここでは、雷がコンセントを通じて電化製品にどのような被害を出すのか、「雷サージ」とはどういうことか、その対策方法と対策グッズについてなどをご紹介していきます。
目次
雷が電化製品へ与える被害
雷はコンセントを通じて電化製品を壊してしまうことがあります。雷で重要な電化製品が壊れてしまうと大変です。例えば冷蔵庫が壊れてしまうと中に入っている食品がすべてダメになってしまう可能性があります。雷は夏に起こることが多いので、エアコンが壊れてしまうと暑い中しばらくエアコンなしで過ごさないといけません。
雷で家電が壊れるということは、なんとなく聞いたことがある方もいると思います。しかし、実際に雷の対策をしている方はそれほど多くないのではないでしょうか?雷は一瞬で電化製品を壊してしまうことがありますので、対策方法を把握しておくことが大切です。
雷サージとは
雷サージとは、雷が落ちた際に瞬間的に高圧電流が発生する現象です。また、その高圧電流のこと自体の名前でもあります。上記でお話しした、雷がコンセントから電化製品を壊すことの原因となるのが、この雷サージという現象です。雷サージは、誘電雷、侵入雷、直撃雷に分かれていますので、それぞれご紹介していきます。
3種類の雷サージ
誘導雷
誘電雷は、雷が電柱の近くに落ち、電線からコンセントなどをつたわって屋内の電化製品に被害を出すものです。雷サージの中でもっとも被害の多いものになります。
侵入雷
侵入雷は、雷の電気が大気を伝わって侵入し、電化製品に被害を出すものです。
直撃雷
直撃雷は、電線に雷が直撃して電流が電線を伝わってくるものです。高い電圧・電流が発生するため、電化製品を保護することが難しくなります。
コンセントの雷対策
雷のコンセントの対策方法としては、以下のようなものがあります。
電源プラグをコンセントから抜いておく
一番シンプルで確実な方法です。雷はコンセントから電化製品に被害を出しますので、コンセントにつないでいなければ被害を出すことはありません。雷の音が聞こえてきたら電化製品の電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。しかし、家を留守にしている場合は対応できないので、他の対策も必要になってきます。
雷ガード用品(雷サージを打ち消す道具)を使用する
雷ガード用品を使用ことで雷の被害を防ぐこともできます。雷ガード用品はホームセンターなどで買うことができるので、それを購入して取り付けます。雷ガード用品については、次章にて詳しくご説明していきます。
家を留守にしている間は電化製品の電源プラグを抜くことはできません。そのため雷ガード製品を使用するようにしましょう。
雷からコンセントを守るグッズ
雷からコンセントを守るものとして、雷ガード用品というものをご紹介しました。ここでは、その雷ガード用品について詳しくご説明していきます。雷ガード用品の概要と、選び方のポイントは以下のようになります。
グッズの概要
雷ガード用品とは、雷が落ちて雷サージが侵入した場合、電化製品の代わりに雷サージを受けてくれるものです。基本的にはコンセントと電源プラグの間に取り付けます。その機能は一度しか働きません。一度雷サージを受けたら、交換をする必要があります。
グッズの選び方
雷ガード用品を選ぶ際のポイントが2つあります。ここでは、そのポイントをご紹介していきます。
・作動ランプが付いているか
すでにご紹介したように、雷ガード用品は使い捨てのものです。雷が落ちた際に雷サージが侵入し、雷ガードの機能が作動したどうかを把握しないといけません。雷ガードの機能がすでに作動したのに気が付かないと、次に雷サージが侵入した際に電化製品が故障してしまいます。
雷ガード用品には機能が作動したかどう示す、作動ランプがついたものがあります。この作動ランプが付いたものであれば、作動したかどうかひと目で把握することができます。作動ランプのついた雷ガード用品を選ぶようにしましょう。
・最大サージ電圧を確認しておく
雷ガード用品は、それぞれどのくらいの雷サージに耐えられるのかが違います。どれくらいの雷サージに耐えられるかどうかは、最大サージ電圧という数値で表されています。この数値が高ければ高いほど強い雷サージに耐えられますので、なるべく数値の高いものを選ぶようにしましょう。
まとめ
落ちた雷はコンセントを通じて電化製品を壊す、雷サージを引き起こすことがあります。雷サージにはいろいろな種類があり、近くに落ちなかったからといって起こらないとは限りません。雷サージに対してきちんと対策を取っておくことが大切です。
雷の対策としては、電源プラグを抜くことと雷ガード用品を付けることがあります。家を留守にしている間に雷が発生することもありますので、両方の対策を取るようにしましょう。もし雷被害に合ってブレーカーなどが壊れてしまった場合は、業者へ依頼するようにしてください。
漏電改修を依頼できる業者や料金
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