
コンセントにプラグをさしたらパチン!となったというような経験ありませんか?びっくりしてしまうし、電化製品が壊れてないかとか火事になってしまうのではないかと心配になってしまいます。
そんなコンセントから火花や電流が見えたときは、どんなことに気をつけどんな対策を打ったらいいのでしょうか?対策のためにも原因も詳しく知る必要があるようです。
目次
コンセントから火花が出る5つの原因
コンセントから火花や電流が見えたときびっくりしてしまいますがどんな原因でこの火花が出てしまったのかというといくつかの原因が考えられます。
①スイッチをオンにした状態でプラグを挿したから
電化製品のスイッチを入れている状態のままプラグを挿してしまうと突然に大きな電流が必要となってしまうため、電流や火花が出てしまうということがあります。面倒だからと言って電源がついたままプラグを抜いたり、挿したりすることを日常にしてしまっていると電化製品を傷める原因にもなるので必ず電源を切った状態でプラグを挿したり抜いたりするように心がけましょう。
②OAタップに普通のプラグを挿したから
OAタップという3つ穴タイプのコンセントタップに普通の電化製品のプラグを挿してしまうと通常のコンセントよりも大きな電流が流れているため火花を出すことがあります。必ずプラグに合ったコンセント穴に挿すようにしましょう。
逆を行っても電化製品に必要な電力が流れず故障の原因になることがあるので注意しましょう。
③大きな電流が流れたから
コンセントに新しくプラグを挿した時は突然電気の流れが変わる瞬間にもなります。通常よりも大きな電気がながれることになるので火花が出やすくなるのです。
④電圧の変化のタイミング
電圧は交流になっています。そのために電圧が低い、高いを繰り返しています。プラグを挿したタイミングがたまたま電圧が高いときであると火花を出してしまうことがあるようです。
⑤トラッキング現象
一番恐ろしいのはトラッキング現象です。この現象が起きてしまうと火花は火になり火事を起こしてしまうこともあります。
トラッキング現象とは?
トラッキング現象という言葉はきいたことがあってもどんなことがコンセントでおこり火花を飛ばすのかイマイチ知らないという人も少なくありません。
トラッキング現象とはあまり抜いたり挿したりを繰り返さないプラグに起こることが多い現象で、ホコリが積もっていてそこに湿気が加わると起こりやすい現象です。
どんなことが起こるかというとホコリが湿気を吸い水分を溜めると湿った状態になります。そこで漏電を起こしてしまい火花がでて、周りのほこりに引火し、火にかわり周りの可燃物に火は移っていき火事が起こってしまうという現象のことをトラッキング現象とよびます。
稀にホコリが溜まっているコンセントにプラグを挿してホコリをコンセント内に入れ込んでしまい、コンセント内で火花がでてしまい火事に繋がることもあります。
火花を防ぐ6つの対策
コンセントから火花を出さないためには対策をしなくてはなりません。
電源スイッチをオフになっている状態でプラグに挿す
電源がオンの状態でプラグを挿すのは過電流を起こす原因です。絶対にやめましょう。
プラグに合っているコンセントに挿すようにする
2つ穴のプラグには2つ穴のプラグを、3つ穴には3つ穴用のプラグを挿すようにしましょう。コンセントに合っているものを使用することで火花の可能性を低くすることができます。
ゆっくり慎重にプラグを挿さない
ゆっくり挿してしまうと電気は電気が通れる道をみつけるとすぐに電気が流れてしまい火花が飛ぶことがあります。電源プラグはさっと素早く挿してしまいましょう。
ホコリをためない
ほこりが溜まることでトラッキング現象が発生する可能性をあげてしまいます。定期的にプラグに溜まるホコリを掃除機などで取り除くようにしましょう。
たこ足配線の状態にならない様にする
たこ足配線になっていると火花が出る可能性が非常に高くなります。
次の項目の過電流になる原因のひとつにもなるため避けることが無難といえます。
過電流しないようにする
過電流を起こしてしまうと稀に火花を出してしまうことがあります。そのために1つのプラグで耐えることができる範囲での利用をしましょう。
それよりも超えてしまうようであったのならば壁のコンセントを新たに設置してもらうことでこの問題を解決することができます。
コンセントが焦げてしまった場合は…
コンセントから火花が出て焦がしてしまったとなったとき、そのまま使い続けるのはとても危険ですので絶対にいけません。
使えるからそのまま使っていてはまた火花が出る可能性も大きくありますし、家電の故障原因にもなります。
焦げるほどに焼けたということはコンセント内におおきな障害が出ている可能性も大きくあるからです。
交換する必要があるのですがこれを素人である一般人が個人的に行ってはいけません。
というのもこの行為は電気工事資格者が行う必要があるからです。一般人が行ってしまうと作業中に感電の危険性、および整備不良でその後に火事の原因になるために電気工事士法という法律で厳しく取り締まられています。
電気工事士法は危険を回避するための法律なので違反してしまっては絶対にいけません。
必ず業者に依頼し交換してもらいましょう。
まとめ
突然コンセントから火花が出てくると驚いてしまうし、心配になってしまいます。そのほとんどは事前に意識として気をつけていると防ぐことができるものなので、日頃から意識をしてなんとなく使うということをやめましょう。
コンセントが焦げてしまったり、コンセント口が足りなかったりするときはきちんと電気工事を依頼するようにしましょう。そして必ず個人で無理に行わないようにしてください。
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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事・取替・増設」をご覧ください。
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