コンセントカバーは、一般的に小さいお子さんがコンセントに触ることによる感電を防ぐために取り付けられます。しかし現在では、インテリアのひとつとして、コンセントカバーが利用する人も増えてきているといわれています。
コンセントカバーといってもさまざまな用途に使われています。たとえば、インテリアのためのコンセントカバーだと部屋の雰囲気に合うものがよいですし、お子さんがコンセントに触ることを防ぎたいのであれば、穴をふさぐようなコンセントカバーを選ぶとよいでしょう。
コンセントカバーの種類も多く、どのようなものを選んだらよいか難しいことが多いです。そこで、この記事では、コンセントカバーを設置する理由や選び方を紹介します。
目次
コンセントカバーを設置する理由
コンセントカバーを設置すべき理由をご存じですか。自分の家にコンセントカバーを設置するときに参考してみてください。
お子さんの安全の保護
コンセントカバーを設置する理由として多いのは、お子さんがコンセントに触ることによる感電対策ではないでしょうか。一般的にコンセントに一瞬触れただけでは、事故となるような感電になることは少ないといわれています。しかし、コンセントに金属の棒のようなものを差し込んだり、濡れた手でコンセントに触ってしまったりすると、ひどいやけどになる可能性があります。
実際にお子さんがヘアピンやクリップを差し込んでしまうことで感電する事故が毎年起きています。多くの事故は、やけどですんでいるものの、家庭用の100V(ボルト)の電圧でも心臓まひのおそれがあるといわれています。このため、最低限棒のようなものを差し込むことができないようにすべきでしょう。
コンセントにヘアピンやクリップを挟むことができないような仕組みのひとつとして、コンセントカバーが使われています。コンセントカバーを使用すれば、不用意にコンセントに触れてしまう可能性下がります。
このコンセントカバーにもさまざまな種類があります。たとえば、コンセントの穴だけをふさぐような小さいもの。このような小さなコンセントカバーは取り付けが容易で扱いやすいというメリットがあります。最近では取り付けやすく外しにくい設計のものが多いので、誤飲をすることができないようなコンセントカバーを設置するとよいでしょう。
コンセントを完全におおってしまうものもあります。こちらも近年では取り付けやすいものが増えているので、さらなる安心を求める方にはおすすめでしょう。
また、コンセントカバーをつけるだけで安心をすることなく、コンセントに近づくと危険だということをお子さんに教えてあげることが大切です。お子さんにコンセントが危険であることも周知して、近づかないように教育をしておきましょう。
もし、お子さんがコンセントに触ってしまい感電をしてしまった場合には、すぐさまコンセントから手をはなすことが重要になります。すぐさまコンセントから手をはなすことができたらまだよいのですが、手をはなすことができずにいる場合には、電気を通さないゴム手袋を装着してコンセントからお子さんを引き離しましょう。すぐさまブレーカーを落とせるようなら落としてもよいかもしれません。
コンセントからお子さんを引き離したら、お子さんの容態を確認してすぐさま病院にいくことが大切になります。意識がない場合には、すぐに救急車を呼びましょう。
トラッキング現象からの保護
コンセントと電源プラグとの間にほこりがたまることで、トラッキング現象が起きることがあります。トラッキング現象とは、ほこりに電気が流れることで起きる発火現象です。
トラッキング現象は、コンセントとプラグの間にほこりがたまることがきっかけとなり発生します。このたまったほこりに湿気が加わることで、電源プラグで音や発行をともなう放電が発生します。この放電でコンセントが熱せられることによって発火が起こってしまいます。
このトラッキング現象には発生しやすい場所があります。トラッキング現象が発生しやすい場所は、ベッドや冷蔵庫の裏や台所や洗面所、テレビの裏のたこ足配線になっているところです。順番にトラッキング現象が発生しやすい原因を説明します。
ベッドや冷蔵庫の裏のコンセント
ベッドや冷蔵庫は、一度その場所に設置したら動かすことがなく、そのままになっていることが多いです。このとき、ベッドや冷蔵庫の裏に差し込んだコンセントは、長い間をかけてほこりがたまります。このたまったほこりによってトラッキング現象が発生しやすいです。
台所や洗面所のコンセント
台所や洗面所のコンセントは、電気ポットやドライヤーに使われます。台所や洗面所は、水を扱うことが多く、湿気がたまりやすくなっています。差し込んだままになっているコンセントは、ほこりに湿気が加わりやすくトラッキング現象が発生しやすいです。
テレビの裏のたこ足配線になっているコンセント
テレビの裏のコンセントは、テレビやDVDプレーヤーなどに使われています。ここで使われているコンセントは、数が少ないことから電源タップを用いて増やされていることが多いです。そこにたくさんのコンセントを差し込んだままにすることでトラッキング現象が発生しやすくなります。
また、トラッキング現象が発生していない場合でも、電源プラグや電源タップが熱くて持てないような状態は、異常発熱のおそれがあります。このような場合はすぐさまコンセントの使用をやめて、新しいものに交換するかコンセントに差し込む製品を変えておくとよいでしょう。
トラッキング現象の主な原因は、ほこりがコンセントにたまることです。電源プラグとコンセントの間にほこりをためておかないことでトラッキング現象を防ぐことができます。コンセントの掃除がしやすい場所は、定期的にコンセントを掃除しておきましょう。
しかし、普段から掃除をすることが難しい場所として、ベッドや冷蔵庫の裏があります。そのような場所でほこりがたまるのを防ぐ方法として、コンセントカバーを使用する方法があります。
普段から使っていないコンセントには、穴をふさぐことができるようなコンセントカバーがよいでしょう。また、コンセントを使用している場合にもカバータイプの電源プラグとコンセントの全体をおおうようなコンセントカバーも販売されています。このようなコンセントカバーを使用して、トラッキング現象を未然に対策しておきましょう。
コンセントカバー選びのポイント
コンセントカバーをインターネットで探すと、安価なものから高価なものまでいろいろな種類があります。そのため、自分に適したコンセントカバーを選ぶことは難しいかもしれません。そこで、コンセントカバーを選ぶときのポイントを紹介します。コンセントカバーを選ぶときのポイントは、価格、デザイン、自分の家のコンセントに適応しているかが重要です。
コンセントのカバーの価格は、安価なものだと100円ショップで買うことができるようなものから5,000円程度する鍵付きのコンセントカバーまであります。安価で数が多いものだとコンセントの穴をふさぐことができるような小さなコンセントカバーがほとんどです。自分が設置したいと考えているコンセントの場所に合わせたコンセントカバーを選ぶとよいでしょう。
コンセントカバーのデザインは、多種多様なものが販売されています。カラーだけを見てもシンプルな白を基調にしたコンセントカバーや木目調になっているコンセントカバー、ステンレスを素材としたメタリックなコンセントカバーなどの種類があります。コンセントカバーを設置したい周りの壁や床に合わせたものを選ぶとよいでしょう。しかし、あえて異なる床や壁の色のコンセントカバーにするとワンポイント目立たせることもできます。
コンセントカバーのデザインは、大きく分けて差し込みタイプとカバータイプの2種類に分けられます。それぞれのカバータイプを以下に説明します。
差し込みタイプ
この差し込みタイプのコンセントカバーは、コンセントの穴に直接はめ込むだけで保護することができます。小さなコンセントカバーであるため、安価に販売されていることが特徴です。このことから、すぐにコンセントを保護したいと考えている場合や手軽に安価にコンセントを保護したい人におすすめできるタイプになります。
このタイプのコンセントカバーは、取り外しが簡単にできるものもあるため小さなお子さんやあかちゃんが取り外してしまうかもしれません。取り外したコンセントカバーは、非常に小さく誤飲するおそれがあります。そのため、コンセントから外すことが難しいコンセントカバーを選ぶとよいでしょう。使っていないコンセントカバーは、手の届かないところに保管することも大切です。
カバータイプ
カバータイプのコンセントカバーは、電源プラグとコンセントが接続してある上にかぶせることが多いです。コンセントを使用しているところにおすすめできるタイプになります。このタイプのコンセントカバーは、差し込むタイプのコンセントカバーよりも高価です。しかし、しっかりとしているので、トラッキング現象の原因となるほこりの侵入を防いでくれて、小さなお子さんが触れる危険も少ないため、安心して使用することができます。
屋外のコンセントを保護するためのコンセントカバーは、雨や風の影響を受けることがあるためカバータイプのものがよく使われるそうです。外のコンセントだと屋内のコンセントと異なり、不審者に盗電をされるおそれがあるため、盗電を防ぐために鍵つきのコンセントカバーも販売されています。
カバータイプのコンセントカバーは、ネジを用いて壁に取り付けるものが多いです。コンセントがある壁に穴を開けることが難しい場合には、差し込みタイプのコンセントカバーを使用するとよいでしょう。
コンセントカバーを選ぶときのポイントとして、設置したい場所のコンセントの形状を把握しておく必要があります。一般的な家庭のコンセントは、単相式100Vのコンセントと呼ばれる縦長の長方形の中に、2つのコンセントが用意されているものです。ほとんどのコンセントはこの形をしているため、問題なくコンセントカバーを使うことができます。
しかし、エアコンに使用するコンセントの穴の形状は、普通のコンセントと比べて異なります。このため、エアコンのコンセントではカバータイプのコンセントカバーは使用することができるのですが、差し込みタイプのコンセントは使用することはできないこともあるでしょう。コンセントカバーを装着したいコンセントがどのような形をしているかを把握しておくことが大切です。
【取り付け簡単!差し込みタイプ】コンセントカバーのおすすめ4選
コンセントカバーは、さまざまな種類があり、ものによっては使い勝手が違うところがあります。簡単にコンセントを保護することができる差し込みタイプのコンセントカバーをピックアップして紹介します。小さなお子さんやあかちゃんがいる場合には、取り外すことが難しいコンセントカバーを選ぶよいでしょう。
イマージ ママ・パパ安心 コンセントキャップ
手軽にコンセントにカバーを差し込みたい人におすすめです。丸形のコンセントカバーになっており、奥までしっかりと差し込むことでコンセントを保護できる仕組みになっています。白色のコンセントカバーであるため、小さなお子さんやあかちゃんに目立ちません。
全部で12個入っているため、使っていないコンセントをあらかた保護することができます。また、丸形のうすいコンセントカバーであるため、コンセントカバー本体にほこりがたまりにくい仕様となっています。
ELPA 安全コンセントキャップ ホワイト AN-101B(W)
しっかりとコンセントカバーを保護したいと考えている場合に、おすすめできるコンセントカバーです。全部で6個入りとなっており、しっかりと奥まで差し込むことができます。乳白色の色をしたコンセントカバーであるため、コンセントに取り付けても違和感がないデザインです。
片手でコンセントカバーをつまむようにして取り外す方式のため、小さなお子さんやあかちゃんが取り外しにくく安心です。
リッチェル Richell ベビーガード コンセントキャップ R
コンセントに差し込んで取り外せないようなものにしたい人におすすめのコンセントカバーです。全部で12個入っており、コンセントに奥まで差し込むだけで簡単に取り付けることができます。
コンセントカバーの取り外し方は、ひっぱるだけでは取り外すことができず、すこし工夫が必要です。コンセントカバーの上部にすき間があるため、そこに電源プラグを差し込みます。電源プラグを差し込んだらゆっくり手前に引き出すことでコンセントカバーが取り外すことができます。このため、小さなお子さんやあかちゃんが手を使って取り外すことは難しいでしょう。
サンワサプライ コンセントマルチキャップ グレー TAP-CAPMULTGY
普段使用していないコンセントだけではなく、エアコンに使用するコンセントもカバーしたい人におすすめです。このコンセントカバーの特徴は、2穴のコンセントだけではなく、3穴のコンセントにも使用することができる点です。
正方形の形をしているコンセントですが、1方向だけすこし出っ張りがあるため、その出っ張りが3穴のコンセントを保護に活かされています。コンセントカバーのプラグは、360°回転することができるため、コンセントの形状に合わせた差し込み方が可能です。
【開け閉め簡単で感電防止も!カバータイプ】コンセントカバーのおすすめ5選
コンセント全体を保護したい人は、カバータイプのコンセントカバーがおすすめです。コンセントを使っているけど、トラッキング現象を防止するために、コンセントカバーをしたいにもおすすめできます。この項目では、カバータイプのコンセントカバーをピックアップして紹介します。
レック 安心Baby コンセントカバー
小さなお子さんやあかちゃんにコンセントの引き抜きによるいたずらを防ぎたい人におすすめのコンセントカバーです。このコンセントカバーの特徴は、コンセントを使用していても上からかぶせるようにして保護するところになります。
このカバーは、コンセントの上からねじを使って取り付けるような仕組みになっています。しかし、ねじで取り付けることができないコンセントは、付属の粘着テープを使用してコンセントに取り付けられます。
MYST(マイスト) セーフティロック 白色 (5156) コンセント用カバー
コンセントを使っているところと使っていないところで上手にコンセントをカバーしたい人におすすめです。粘着テープでコンセントに取り付けることができ、非常に省スペースで活用できるようになっています。
このコンセントカバーの特徴として、コンセントの1つずつにフタがついており、使用しないコンセントはフタをすることができます。また、使用しているコンセントは、電源プラグの上側にフタがあるため、ほこりの侵入を防げます。フタをしたときにはロックがかかるため、フタを開けていたずらをされるおそれは少ないでしょう。
山崎実業 コンセントガード ウッディ ホワイト 3411
コンセントカバーを設置して落ち着いた雰囲気を出したい人におすすめです。このコンセントカバーは、木目調のデザインになっており、部屋の雰囲気になじみます。取り付け場所は、コンセントの数が1~3口であるところに取り付けることが多いです。
電源プラグを差し込んだまま使用することができるように、大きなフタを取り付ける形です。また、しっかりとしたカバーであるため、思いがけないけがや事故を防ぐことができます。
【寺田電機製作所】 屋外コンセント用セキュリティカバー まもれーる・屋外くん(シルバー) RDS10000SL
雨や風の影響を受ける屋外に、コンセントカバーを設置したい人におすすめです。このコンセントカバーは、下部に鍵がついているため、非常にセキュリティー能力が高いです。コンセントのいたずらや電気を盗まれてしまう盗電を防ぐことができます。
外観はシルバーであることから設置をすると、高級感を感じるデザインです。このコンセントカバーの取り付け方法は、ねじを使用する取り付けと両面テープを用いた取り付けがあります。しかし、壁に取り付けるねじや両面テープは付属していないため、別途用意をしておきましょう。
パナソニック(Panasonic) ガードプレート3個用 WN7973K
3つのコンセントがあるところをカバーしたい人におすすめのコンセントカバーです。このコンセントカバーは、3つのコンセントをカバーするのにちょうどよい大きさでしょう。カバーを閉じても下にコードを通す穴が開いているので、コンセントを使用ながらほこりから保護できます。取り付け方法は両面テープで取り付けるには重いため、ねじで直接壁に取り付けることになります。
簡易的な鍵もついていることからコンセントを勝手に使われることもありません。コンセントカバーの開く角度も135度もあるため、コンセントの位置が低くても電源プラグが差し込みやすいです。さらに、差し込むタイプのコンセントカバーを取り付けていてもカバーを閉めることができます。
【おしゃれなデザインでインテリアに!】コンセントカバーのおすすめ6選
続いて、せっかくコンセントカバーを設置するならおしゃれなものがいいですよね。そこで、インテリアとして使うことができるコンセントカバーをピックアップして紹介します。差し込みタイプとカバータイプをそれぞれ紹介するので、家の雰囲気に合うようなコンセントカバーを選ぶことがおすすめです。
エレコム コンセントキャップ カバー ホコリ防止 いたずらによる感電防止 ひっぱっても簡単に抜けない安全設計 ゾウ ブルー T-CAPKAKU1
差し込みタイプのコンセントカバーでかわいい雰囲気になるようなものを探している人におすすめです。全部で4個入っており、差し込むだけでコンセントを保護することができます。本体の色は淡い青色なので、白いコンセントになじんで目立ちません。
この商品は、折り紙をモチーフにしたぞうの形になっています。そのため、コンセントに差し込むことでかわいらしい雰囲気を出せるでしょう。また、このコンセントカバーは、ABS樹脂を素材として使っているため燃えにくく、電気を通さない衝撃に強いコンセントカバーになっています。
コンセントからほこりを保護するために、おしゃれなコンセントカバーを取り付けたい人におすすめです。ねこがコンセントカバーにくっついているようなデザインになっています。台所などの目立ちやすいところに置くとインテリアとしてもおしゃれです。
コンセント自体は、そのまま電源プラグを直接指すことができる形をしています。素材にシリコンゴムを採用しているため、コンセントの性質は燃えにくく、電気を通しません。
サンワサプライ 鍵無しセキュリティスリムコンセントカバー TAP-KJCV2
シンプルで白い壁に合うスタイリッシュなコンセントカバーがほしい人におすすめです。表面は、白がきれいなデザインとなっています。このコンセントカバーは非常にうすいので、スペースが狭いところやコンセントカバーを目立たせたくないところに使用するとよいでしょう。
カバータイプのコンセントカバーであるため、ふたがついています。コンセントを使用していないときのほこりからの保護になります。取り付け方は、ねじを用いて壁に直接取り付けることができます。
【寺田電機製作所】壁コンセント用セキュリティーカバー まもれーる・アルミスリムくん-tough-(ダークブラウン) RDC50000DB
プラスチックではなくアルミのコンセントカバーがほしい人におすすめです。このコンセントカバーは、アルミを使用したコンセントカバーであることから防水や衝撃に強いつくりになります。防水の規格であるIPX5を取得しており、しっかりと雨からまもることができます。
アルミも可能な限りうすく作られているため、設置がしづらい場所でも邪魔にならないでしょう。本体の下部に鍵も取り付けられているためセキュリティー面から見ても安心です。色はダークブラウンで落ち着いた印象を受け、できるだけ目立ちたくない場所に設置するとよいかもしれません。
シリコン製 トラッキング防止用カバー 4枚セット SV-4274
夜になると光るちょっとおしゃれなコンセントカバーがほしい人におすすめです。このコンセントカバーは、シリコンの中に畜光材と呼ばれる夜になると光る物質が含まれています。光っているとどこにコンセントがあるのかを把握でき、ケーブルの場所がわかるので足をつまずかなくてすむでしょう。
全体がシリコンのコンセントカバーになっており、コンセントのところに隙間があります。この隙間に電源プラグを差し込んでカバーをつけたままコンセントを使うことができます。ただし、パナソニック製のコンセントに装着することを推奨しているため、ほかのコンセントでは装着できないかもしれません。
コンセントカバーの取り付け時の注意点
小さなお子さんやあかちゃんのいたずらやトラッキング現象から保護するために使われることが多いコンセントカバーですが、実は取り付けるときに注意をしておきたい点がいくつかあります。コンセントカバーを購入後、スムーズに取り付けることができるように、気になる点を押さえておきましょう。
差し込みタイプのコンセントカバーを取り付けるときには、奥まで差し込むようにすることが大切です。奥まで差し込まないとちょっとした衝撃で簡単にはずれてしまいます。また、空いているすき間からほこりが入るおそれもあります。
使用していないコンセントカバーは、すぐさま片付けるようにした方がよいでしょう。なぜなら小さなお子さんやあかちゃんがいる場合には、誤って飲み込んでしまう危険性があるためです。そのほかにも、使っていないコンセントカバーを床に置いておくと、足で踏んでけがにつながります。
そのため、取り外したコンセントカバーや使用していないコンセントカバーは、安全なところにおいて保管しておくことが大切です。コンセントカバーを無理に取り外そうとすると、コンセントカバーが破損してしまうおそれがありますので、気をつけて取り外します。
カバータイプのコンセントカバーは、取り付けるときにねじのタイプによっては、取り付けることができないことがあります。コンセントカバーに使用できるねじか取扱説明書を読んで確認をしておきましょう。コンセントカバーの厚みによって、ねじが壁まで届かずしっかりと固定することができないかもしれません。ねじの長さが足りないときは、長いねじを別途購入して取り付けます。
カバータイプのコンセントカバーの中で、ねじを用いずに両面テープを使用して壁に取り付けるものがあります。このタイプの取り付け方は、衝撃に弱いため注意が必要です。また、外に取り付ける場合には、雨に濡れることを考慮して、防水用の両面テープを使用することをおすすめします。
まとめ
コンセントカバーといえば、コンセントを保護するために取り付けることが多いです。コンセントカバーを取り付けることで、家庭の火災の原因になる電源プラグとコンセントの間にほこりがたまることで発生するトラッキング現象を防止することができます。
差し込みタイプのコンセントカバーを取り付けるときには、奥まで差し込んでほこりが入るすき間や小さなお子さんが取り外すことができないようにすることが大切です。取り外したコンセントカバーをそのまま床に置いておくことは、足で踏むことによるけがやあかちゃんの誤飲につながるおそれがあります。
カバータイプのコンセントカバーは、ねじを用いて壁に取り付けることが多いです。ねじの太さと長さによっては、コンセントカバーを取り付けることができない可能性があります。あらかじめ取り付けることに適したねじを用意しておきましょう。
そんな種類の多いコンセントカバーの中から、自分にあったコンセントカバーを見極めることは難しいです。コンセントカバー選びに迷ってしまったら、今回紹介したコンセントカバーのおすすめから自分に適したコンセントカバーを見つけだしてみてください。
コンセント工事・取替・増設を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事・取替・増設」をご覧ください。
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