現在使用している照明器具が古い場合、できるだけ早く新しい照明に交換をしましょう。なぜなら、照明器具は長期間使用していると、接続部分が劣化して落下や発熱などのトラブルが起きることがあるからです。
ここのコラムでは、古い照明器具を交換する方法と、取り換えにおすすめな節電効果のあるLEDライトの特徴について解説していきます。さらに、おしゃれな照明についてもご紹介しています。
ただし、新しい照明器具に交換をする際は工事が必要となる場合があります。無理やり照明器具を設置してしまうと故障や発煙が生じる危険性があるため、安全に取り替えをおこなうためにも、古い照明器具を交換する際はプロに任せたほうがよいでしょう。
目次
天井の照明・シーリングライトを交換してみよう
古い照明器具を交換するにあたり、ここでは多くの家庭で使用されているシーリングライト(天井の照明)の交換方法について解説していきます。取り外したあとの処分方法についても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
古いシーリングライトの外し方
まずは照明器具のオン・オフを操作する壁スイッチ、またはブレーカーを切りましょう。交換作業をしている際に感電などのトラブルが生じるのを防ぐためです。
ライトは高い位置にあるため、脚立を用意しておくとよいでしょう。ほかにも作業をおこなう際にホコリなどによって手が汚れる場合があるので、滑り止めつきの軍手も用意しておくことをおすすめします。道具が準備できれば、シーリングライトのカバーを取り外しましょう。
シーリングライトには丸型や角型の引っ掛けシーリング(電源部)があり、外し方が異なります。丸型の引っ掛けシーリングの場合は、下から少し持ち上げた状態で左に回すことで外すことが可能です。
角型の引っ掛けシーリングの場合は、端にあるボタンを押しながら金具がついていないほうにカバーを外します。詳しい外し方については、照明器具の取り扱い説明書を確認してみましょう。
劣化したパーツの交換方法
古いシーリングライトを取り外した際に、電源部にヒビが入っていたり変形していたりして劣化していることがあります。そのまま使用すると火災など事故につながるおそれがあるため、劣化したパーツがあれば交換するようにしましょう。
電源部の交換作業は配線工事が必要で、素人がおこなうと感電や火災のリスクがあり危険です。電気工事士の資格をもった業者に依頼をしましょう。
古い照明器具の処分方法
照明器具は、本体と蛍光灯をわけて処分をします。なぜなら蛍光灯には微量の水銀が含まれているからです。本体は粗大ごみとして処分されることが多いですが、蛍光灯は危険ゴミや燃えないゴミとして処分されます。
しかし処分の仕方は自治体によって異なるため、事前に確認をしておくとよいでしょう。処分に出した際に破損し、破片などが飛び散るのを防ぐために、ビニール袋や新聞紙などで包んだ状態にしておくことをおすすめします。
照明器具自体は古いが、まだライトが使用できるものを処分する際は、買いたい人に転売をするリセール方法を利用しましょう。リセールはリサイクルショップやネットオークション、フリーマーケットなどでおこなうことが可能です。
LEDライトは節電によい?交換する前の基礎知識
近年では多くの照明器具でLEDライトが使用されています。しかし、LEDライトがどのようなライトなのか・使用をするメリットがなにかなど、LEDについて把握しきれていない人もいるかもしれません。そこでここではLEDライトを使用するメリットと、使用する際の注意点について解説していきます。
LEDライトのメリット
LEDライトは白熱電球や蛍光灯と比べ、寿命がとても長いです。これらのライトを1日10時間使用した場合、白熱電球は約3か月~半年、蛍光灯では約3年半、LEDでは約11年使い続けることができます。
さらに白熱電球に比べ、約5分の1まで消費電力を抑えることができます。地震などによりライトが落下したとしても、衝撃に強いため割れにくいです。
白熱電球や蛍光灯は使用する際に紫外線を出すため、ハエやコガネムシなど紫外線に反応する一部の虫が寄り付きにくいメリットもあります。さらに長時間使用しても、ライトに熱がたまりにくい特徴もあります。
ちょっと待って!工事不要のLEDライトの注意点
蛍光灯などからLEDライトに交換する場合、電源部分の取り換え工事が必要です。しかし近年では、電源部分の工事をせずにLEDライトが設置できる種類も販売されています。
工事が不要のLEDは、電源の取り換え工事をおこなわなくても使用ができるよう、本体内部にさまざまな電子回路が組み込まれています。場合によっては、交換をしたことで焼損事故が起きるケースもあるため、購入を検討する際はこういったリスクを踏まえておきましょう。
ほかにも先ほど説明したとおりLEDライトは衝撃には強いですが、熱には弱いため高温となる場所で長時間使用するのは避けましょう。破損する原因になりやすいです。
また、蛍光灯は室内全体を等しく灯すことができますが、LEDは明かりを均一に放射することができない特徴があります。そのため場所によっては明かりが届きづらいことがあるのです。
LED工事にかかる費用とメリット
LEDライトは1本交換するにあたり、約3,000~5,000円と少し高めとなります。しかし蛍光灯をLEDに交換することで、月々の電気代を安く抑えることが可能です。
白熱電球と蛍光灯、LEDライトを使用した際の電気代はライトの種類や使用年数によって異なります。しかしそれぞれのライトを1年間使用した場合、LEDライトはほかに比べて約4,000円~5,000円ほど電気代が安くなることが多いのです。
もし、現在白熱電球を使用していて月々の電気代が気になっているならば、この機会にLEDライトに交換をしてみてはいかがでしょうか。
もっとおしゃれな照明に!天井のおすすめ照明4選
照明器具にはさまざまな種類があるため、新しく照明を交換する際になかなか選べないという方もいるかもしれません。そこでここでは、天井に設置するタイプの照明でおすすめの種類をいくつか紹介していきます。まだ交換したい照明器具が決まっていないという方がいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
①ペンダントライト
天井に設置されたダクトレール(横長でレールの内部に電流がとおっている部品)につりさげるタイプの照明です。天井から低い場所まで垂れ下がるため、一点に集中して明かりを灯すことができます。部屋全体を照らす目的ではなく、寝室や玄関などといった場所に設置をしたい・インテリアとして使用したいといった際におすすめです。
②ダウンライト
天井に直接埋め込むタイプの照明なため、使用することで部屋が広く感じやすいです。また、限られた場所のみ照らすペンダントライトとは違い、室内全体を照らすことができます。見た目もシンプルなため室内のインテリアに合わせやすく、天井にライトが埋め込まれていることでホコリなどがたまることがほとんどなく、掃除がしやすいです。
③シーリングファン
ペンダントライトと同様に、天井に取りつけるタイプの照明となります。シーリングファンは先端についた羽が回転するため、部屋全体の温度を均一に保つことが可能です。室内温度を均一に保てることで、冷暖房の使い過ぎを防ぐことができます。見た目もおしゃれで、インテリアとしても活用することも可能です。
④シャンデリア
シャンデリアも天井からつるすタイプの照明となります。しかし上記で紹介してきた照明器具とは違い、装飾がほどこされているのが特徴です。見た目が豪華なものから、おしゃれなものまでさまざまな種類があるため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。室内をぼんやりと照らすため、寝室など照度を抑えたい部屋での使用がおすすめです。
まとめ
現在使用している照明器具が古くなってきたら、新しい照明器具に交換をして心機一転してみましょう。劣化した照明器具を処分する場合、カバーと蛍光灯でわける必要があるため事前に自治体で確認をしておくとよいでしょう。
ライトを白熱電球や蛍光灯からLEDに交換することで節電効果のメリットもあるので、古い照明器具を交換する際はライトの交換も検討してみてはいかがでしょうか。弊社は照明器具の交換や、修理などの工事に対応する業者を紹介しています。
照明を新しく交換したいが、業者選びで迷っているといった方がいましたらぜひご相談ください。お客様のお住まいのエリアに合わせて、最適な業者をご提示させていただきます。
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