
「アンテナレベルが突然低くなった!けどなぜ?」
アンテナレベルとは、テレビが受信している電波の強さを示した数字です。
アンテナレベルが低いとテレビの映りが悪くなったり、E202のエラーコードなどが出てテレビが見えなくなったりします。
アンテナレベルが突然低くなる原因は、おもに以下の3つです。
- テレビに電波が届いていない
- アンテナに問題がある
- アンテナに電波が届いていない(電波障害が起きている)
よく起きるのは①のテレビに電波が届いていない状態です。
アンテナケーブルのゆるみは、掃除など日常生活のささいなことがきっかけで起きやすいからです。
ですがテレビに電波が届いていない状態は、本文で紹介する直し方ですぐに直ります。
この記事ではテレビのアンテナレベルが突然低くなる、原因や対処法を解説します。
誰でもすぐに直せる方法を解説しているため、アンテナ工事業者に相談する前に自分でテレビを直してみましょう。
目次
アンテナレベルが突然低くなる3つの原因
アンテナレベルとは、テレビが受信している電波の強さを示したものです。
アンテナレベルが低いと「受信できません」とメッセージが出たり、モザイク状に画面が乱れるブロックノイズが発生したりします。
アンテナレベルが下がる原因は、発生しやすい順に以下のとおりです。
- テレビに電波が届いていない
- アンテナに問題がある
- アンテナに電波が届いていない(電波障害が起きている)
アンテナレベルが下がった原因を探すには、1~3番を順番に見ていきましょう。
もしも1番なら業者に依頼せずに直せるためです。
では詳しく見ていきましょう。
テレビに電波が届いていない
テレビに電波が届いていない状態は、3つの原因のなかでもっともよく起きるものです。
悪天候などの心当たりが特にない場合は、テレビに電波が届いていないことが原因と思われます。
アンテナや電波というとむずかしく聞こえますが、仕組みはとても簡単です。
基本的にアンテナで受けた電波を、ケーブルを使ってテレビに届けるだけです。

しかし上図を見るとアンテナとテレビの間にはいろいろな物があり、どこかに問題があると電波の流れがさえぎられてしまいます。
テレビの周りに問題があると、テレビに電波が届かなくなるのです。
例えば掃除中にアンテナケーブルに触れて接触不良になったなど、ささいなことで起きます。
そのため3つの原因のなかでは、もっともよく起きるトラブルです。
以下に当てはまる場合は「テレビに電波が届いていない」可能性が高いでしょう。
- 最近台風や大雪など、天候が荒れる日はなかった
- アンテナが倒れているなど、アンテナに異変はない
- 近所に工事をしている建物や航空など無線を使う施設はない
上記に当てはまる方は「テレビに電波が届いていないときの6つの対処法」を試しましょう。
上記に当てはまらない方は、次の項目を確認しましょう。
アンテナのかわりに専用ケーブルを引いてテレビを視聴する方式を、ケーブルテレビ(CATV)といいます。
ケーブルテレビもテレビに電波が届いていないと、アンテナレベルが低くなります。
ケーブルテレビのアンテナレベルが低い場合は、「テレビに電波が届いていない」可能性が高いため「テレビに電波が届いていないときの6つの対処法」を試しましょう。
ケーブルテレビはアンテナを使用していないため、後述の「アンテナに問題がある」には当てはまりません。
またケーブルテレビは電波障害が起きたときの対策に使われるほど、安定した視聴方法のため「電波が届いていない(電波障害が起きている)」も考えづらいでしょう。
まずは「テレビに電波が届いていないときの6つの対処法」を試しましょう。
アンテナに問題がある
テレビ放送の仕組みは、アンテナで受けた電波をテレビに届けています。
そのため大元のアンテナに問題があると、うまく受信できなくなりアンテナレベルは低くなります。
地デジ、BSアンテナ問わずアンテナに以下の異変がないか?確かめてみましょう。
- アンテナの向きがズレた
- アンテナの部品が壊れた
- アンテナが倒れた、落ちた、折れた
- アンテナがサビた
地デジ・BSアンテナは屋根の上や外壁に取り付けられていることが多いでしょう。
目視がむずかしい場合はアンテナ工事業者に、調査を依頼してください。
もしも現在アンテナの異変が確認できたら、アンテナを修理・交換しましょう。
「アンテナに問題があるときは修理・交換する」で修理・交換費用や目安を確認してください。
アンテナに電波が届いていない(電波障害が起きている)
テレビ周りに異変はない、アンテナに問題もない場合、電波そのものが自宅まで届いていないのかもしれません。

地上デジタル放送の仕組みは上図のように、電波塔から発射された電波を各家庭のUHFアンテナ(地デジ用アンテナ)でキャッチします。
BS放送は宇宙の衛星から電波を送信していますが、各家庭のBSアンテナで受信するため基本的に電波の流れは同じです。
もしも電波が家庭に届く前にトラブルがあると、アンテナレベルが低くなったり、まったく電波が受信できなくなります。
電波が何らかの原因でアンテナに届かないことを「電波障害」と呼びます。
電波障害の原因はさまざまですが、よくあるのは以下のとおりです。
- ビルなど障害物が建築された
- 別の電波がジャマしている
- 台風や雪など、悪天候によるもの
電波障害はずっとアンテナレベルが低くなることもあれば、一時的にアンテナレベルが下がることもあります。
例えば毎日同じ時間になると、テレビの映りが悪くなるケースです。
一例ですが街灯が電波障害の原因だと、街灯は毎日同じ時間に点灯するため点灯した時間から消灯する間だけ電波障害が起きます。
毎日同じ時間にアンテナレベルが下がりやすい方は、電波障害ではないか確かめましょう。
「アンテナに電波が届いていないときは電波障害を確かめる」を確認してください。
テレビのアンテナレベルが下がる原因は、以上の3つです。
ここまで読んでもアンテナレベルが下がった原因に心当たりがない方は、まずは「テレビに電波が届いていないときの対処法」を試してみましょう。
対処法を試してうまくいかないときは、他2つの原因の可能性が高いからです。
では対処法を次の章で解説します。
テレビに電波が届いていないときの6つの対処法
アンテナレベルが突然下がったときは、以下の6つを確かめましょう。
- アンテナケーブルを抜き差しする
- B-CASカードを抜き差しする
- テレビを再起動する
- チャンネル設定を試す
- アンテナケーブルの故障を確かめる
- テレビの故障を確かめる
アンテナレベルはアンテナからテレビまでの間でトラブルがあると、低くなります。
そこでテレビの周りに異常がないか?確かめましょう。
地デジ・BS・CS・ケーブルテレビで共通の直し方のため、ぜひ試してください。
詳しい手順を解説します。
アンテナケーブルを抜き差しする

アンテナケーブル(同軸ケーブル、アンテナ線)とは、テレビとテレビ用コンセントをつなぐケーブルのことです。
アンテナケーブルはちょっとした振動でゆるんだり、抜けてしまったりします。
そこで一度抜き差ししてみましょう。
- テレビの電源をOFF
- テレビ側、テレビコンセント側のアンテナケーブルを抜く
- テレビ側、テレビコンセント側のアンテナケーブルを戻す
- テレビの電源をON
ちなみにアンテナケーブルはチューナー(STB・セットトップボックス)やレコーダーにも、使用されています。
BS・CSやCATVのチューナーやレコーダーのアンテナレベルが低い場合は、こちらのケーブルも抜き差しましょう。
B-CASカードを抜き差しする

B-CASカードとは、テレビに1枚入っているカードのことです。
上図のようにテレビの背面や側面に差し込まれています。
テレビによってはB-CASカードではなくACASチップ(4K8K放送受信用のICチップ)が入っていることもありますが、ACASチップは取り出せないため、抜き差しは不要です。
次の対処法を試しましょう。
B-CASカードが抜けていたり、ホコリが付着していると接触不良になるためカードの抜き差しと掃除をしましょう。
- テレビの電源をOFF
- B-CASカードを抜く
- メガネ拭きなどやわらかい布で金色のチップを拭く
- B-CASカードを戻す
- テレビの電源をON
ちなみにB-CASカードはテレビによっては、何枚か差し込まれていることがあります。
差し込まれているカードすべてに、同じ作業をしてください。
またチューナー(STB)やレコーダーにも、B-CASカードは使われています。
BS・CSやケーブルテレビの利用者、レコーダーをお使いの方はこちらのB-CASカードも抜き差ししてください。
テレビを再起動する
テレビに軽度な不具合が起きているのかもしれません。
一度テレビの再起動をしてみましょう。
テレビの再起動方法はお使いのテレビによって異なります。
しかしたいていのテレビは「テレビの電源をOFF→テレビコンセントを抜く→2~3分待ってコンセントを差す→テレビの電源をON」でできます。
詳しくはお手持ちのテレビの取扱説明書をご確認ください。
今回は一例としてソニー(SONY®)ブラビア(BRAVIA®)の例をご紹介します。
- ディスプレイ電源[入]の状態でリモコンの[電源]ボタンを長押し
- 再起動メニューが表示されるので[再起動]を選択
(テレビの主電源を切る→電源プラグをコンセントから抜く→2分後に差し込むでも再起動可能)
テレビの再起動をおこなっても、テレビの設定や録画予約は消えません。
ただし再起動中は録画が途切れてしまうため、録画をしていないときに再起動をしましょう。
チューナー(STB)やレコーダーのアンテナレベルが低い方は、チューナーなどの再起動を試しましょう。
チューナー(STB)やレコーダーもテレビと同じように、軽微な不具合が起きているかもしれないからです。
再起動方法は製品によって異なりますが、たいていは「リセットボタンを押すか電源ボタンを長押し」です。
詳しくはお使いのチューナー、レコーダーの取扱説明書をご確認ください。
チャンネル設定を試す
チャンネル設定とは、お手持ちのテレビで視聴できる放送局を設定することです。
引越しやテレビを買い替えたとき、新しいチャンネルが増えたときにチャンネル設定をおこないます。
チャンネル設定をし直すとアンテナレベルが戻ることがあるため、引越しなどをしていない方も試してみましょう。
チャンネル設定はたいてい「設定画面→放送受信設定→チャンネル設定」でおこないます。
詳しくはお手持ちのテレビの取扱説明書をご確認ください。
今回は一例としてソニー(SONY®)ブラビア(BRAVIA®)の例をご紹介します。
- リモコンのホームボタンを押す
- 設定(ツールボックスマーク)を選択
- 放送受信設定(映写機マーク)を選択
- デジタル放送受信設定を選択
- 地上デジタル:自動チャンネル設定を選択
- 初期スキャンや再スキャンを選択
- スキャンが終了したらホームボタンを押して終了
アンテナケーブルの故障を確かめる
長年使い続けたアンテナケーブルは、故障することがあります。
以下の症状がないか確かめましょう。
- アンテナケーブルに凹みがある
- アンテナケーブルの心線が曲がっている(下図参照)
- アンテナケーブルの表面が破れている
- アンテナケーブルの金属部分がサビている

アンテナケーブルが凹んでいると、断線しているおそれがあります。
またアンテナケーブルに破れがあると、そこから電波が漏電することがあります。
アンテナケーブルに上記の異常があれば、アンテナケーブルを交換しましょう。
アンテナケーブルは、これまで使っていたケーブルと同じ太さ・長さのものでOKです。
この機会に別のケーブルに交換したい方は、関連記事を参考に選んでみましょう。
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テレビの故障を確かめる
テレビが故障している可能性があります。
下記の症状がないか確認しましょう。
アンテナケーブルなどを確認後、他のテレビが映っているか?確認。
映らないテレビが1台だけなら、そのテレビに問題がある。
テレビやレコーダーなど、家電の寿命は一般的に10年ほどといわれています。
10年以上同じ家電を使っている場合は、買い替えを検討しましょう。
またケーブルテレビやCS放送を利用している方は、チューナー(STB)やレコーダーなどをレンタルしている場合があります。
レンタル機器のアンテナレベルが低いときは、利用しているケーブルテレビ局などにご相談ください。
テレビに電波が届いていないときの対処法は以上です。
たいていはこの章で紹介した6つの方法で直るはずです。
まだ直っていない場合は、アンテナに問題がある可能性があります。
次の章で確認しましょう。
ケーブルテレビ利用者で「テレビに電波が届いていないときの6つの対処法」を試してもアンテナレベルが低いままの方は、ケーブルテレビ事業者に相談しましょう。
自宅まで引いているケーブルに問題があったなど、自力での解決がむずかしい問題が起きていると予想されるからです。
無料修理をおこなっているケーブルテレビ局もあるため、早めに相談してみましょう。
アンテナに問題があるときは修理・交換する
テレビ周りに問題がないとすると、次に多い原因はアンテナ本体の異常です。
アンテナの問題は地デジ・BSアンテナともに、同じ問題が起きます。
テレビのアンテナには向きがあり、倒れたり向きがズレたりすると電波が受信できなくなります。
他にもアンテナ本体にサビや欠損があれば、同じく電波は受信できません。
アンテナの方向調整などの修理、アンテナ本体の交換が必要です。
アンテナ修理・交換の費用は依頼する業者にもよりますが、3~4万円ほどでしょう。
しかしアンテナの修理や交換はいつおこなえばよいのか?わかりづらいですよね。
この章で業者に相談する目安を、詳しく解説します。
また集合住宅にお住まいの方は、アンテナ修理の対応が異なります。
アンテナの異常が疑われる場合は、管理会社にご相談ください。
アンテナ修理・交換の目安

- アンテナの向きがズレた
- アンテナが倒れた、落ちた、折れた
- アンテナの部品が壊れた
- アンテナがサビた
- アンテナの土台・金具、支線が劣化している
アンテナには決まった向きがあり少しでもズレると電波が受信できず、アンテナレベルが低くなります。
テレビアンテナの方角は、地デジアンテナは自宅から近いテレビ塔の方向、BSアンテナは南西方向です。
他の家のアンテナと比べて自分の家のアンテナだけズレていないか?確かめましょう。
またアンテナの部品がなかったり、アンテナがサビていたりすると、電波がうまく受信できません。
アンテナ本体ではありませんが、アンテナの土台が劣化していると落下のおそれがあります。
固定されていないと向きもズレやすくなるため、アンテナの土台も修理や交換が必要です。
アンテナに上記の異変が見られたときは、修理・交換をおこないましょう。
また屋根の上などにアンテナがあり確認できない場合は、アンテナ工事業者に相談しましょう。
アンテナ修理・交換の費用
生活110番をはじめとする弊社運営サイトの加盟店が過去におこなった工事の平均費用は、地デジアンテナは約3.6万円、BSアンテナ約2.8万円です。
アンテナ修理・交換の費用は、アンテナ工事業者によって異なります。
さらに設置するアンテナの種類や工事の内容によっても変わるため、相場が出しづらいものです……。
一例ですが、弊社運営サイトの加盟店が過去におこなった工事費用をもとに解説します。
弊社の加盟店が過去におこなった地デジアンテナの工事費用は、平均約3.6万円(36,496円)です。
価格帯で見ると以下のとおりです。

集計期間:2019/4/1~2022/4/1(9,986件)
集計対象:弊社運営サイト全体における9,986件の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出し、小数点以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
弊社の加盟店が過去におこなったBSアンテナの工事費用は、平均約2.8万円(28,263円)です。
価格帯で見ると以下のとおりです。

集計期間:2019/4/1~2022/4/1(2,431件)
集計対象:弊社運営サイト全体における2,431件の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出し、小数点以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
アンテナ修理・交換は作業内容によって費用が異なります。
例えば「アンテナが壊れたと思って業者を呼んだら、アンテナがズレていただけだった」など軽度の修理は費用が安くなります。
しかしアンテナの交換とあわせて電波増幅器のブースターを追加すれば、数千~数万円の追加費用が発生します。
弊社加盟店の地デジ・BSアンテナの修理費用は約3~4万円ですが、より正確な金額を知りたい方は当サイト生活110番にお見積りをご依頼ください。
生活110番は調査基本無料、日本全国よりご依頼受付中です。※
いつでもどこからでもお気軽にご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。また作業内容や加盟店によっては対応できない場合がございます。
アンテナに電波が届いていないときは電波障害を確かめる
アンテナに問題がない、アンテナケーブルやテレビなどにも問題がない場合は、家に届く電波そのものにトラブルが起きている電波障害かもしれません。
以下の症状がないか?確認しましょう。
- 近くに大きな建物・障害物がある
- 近くから強い電波が発信されている
- 電離層など大気の状態によって遠くの電波を拾ってしまう
- 大雨が降っている
上記に当てはまれば受信障害の可能性が高いでしょう。
一度アンテナ工事業者に、電波の調査を依頼しましょう。
建物や大気がなぜ電波に影響するか?ちょっとわかりづらいので、電波と似た動きをする光(目に見える光、可視光線)に例えて解説します。
例えば鉄板に光を当てると、光は通過せず跳ね返されます。
電波も同じで、家の周りに鉄筋コンクリート造のビルがあると電波は跳ね返されます。
また電離層とは、大気(地球の周りにある空気の層)の一種です。
電離層が遠くの電波を拾う現象は、光の反射を思い浮かべてください。
鏡に光を当てると、光が反射して遠くの方まで光を当てられます。
電離層は電波にとって鏡のようなもので、まれに意図していない電波が遠くまで送信されることがあります。
意図していな電波がアンテナに届くと、電波が混ざりテレビの映像が乱れてしまうので対策が必要です。
日常生活では電波の動きを意識しませんが、じつは電波も光のようにさえぎられたり、反射したりしています。
電波障害について詳しく知りたい方は、関連記事も確認しましょう。
もしも障害物になりそうな建物や強い電波を発する施設が家の近所にある場合は、アンテナ工事業者などプロに相談しましょう。
※光は木の板を通過できないが、テレビの電波は通過できる、など光と電波の動きが完全に同じわけではありません。
どうしても解決できないときは専門家に相談
「自宅のテレビ周りやアンテナに問題はない、電波障害でもなさそう……」
どうしてもテレビのアンテナレベルが低い理由がわからないときは、アンテナ工事業者などの専門家に相談しましょう。
自宅のテレビ周りやアンテナに問題はない、電波障害でもないとすると個人で原因を特定するのはむずかしく、特定できても解決が大変だからです。
例えば電波増幅器のブースターが壊れたために、アンテナレベルが下がったとします。
ブースターは屋根の上や屋根裏に設置されているため、そこまで探しにいかないといけません。
ブースターを見つけても電波の調査をおこなったり、新しいブースターを購入したりと、手間がかかります……。
電波の知識がある、アンテナ工事業者などのプロに任せましょう。
また「どこに連絡してよいか悩んでいる……」なら当サイト生活110番にご相談ください。
生活110番はアンテナ工事業者をご提案するサービスを、おこなっています。
テレビの症状やご希望の日時、場所をお伝えいただくだけで、アンテナ工事業者をご紹介します。
24時間365日日本全国いつでも相談受付中!お気軽にご相談ください。
人気テレビのアンテナレベルと確かめ方
アンテナレベルが具体的にいくつか?わからない方に向けて、アンテナレベルの確かめ方を解説します。
またお手持ちのテレビの推奨されるアンテナレベルがいくつぐらいか?も解説します。
アンテナレベル、アンテナレベルの確かめ方はお手持ちのテレビによって異なります。
テレビのアンテナレベルはたいてい「設定画面→視聴設定→放送受信設定→地デジ・BS設定」で確認できます。
また推奨されるアンテナレベルは、お使いのテレビによって異なります。
たいていはアンテナレベル確認画面を見ると数値とともに「良好、受信レベル低」などが表示され、一目でわかるようになっています。
お手持ちのアンテナレベル、アンテナレベルを確かめる方法は取扱説明書をご確認ください。
今回は人気メーカーのテレビの地デジのアンテナレベルと、確かめ方を解説します。
シャープのアンテナレベルと設定方法
シャープ(SHARP®)のアクオス(AQUOS®)のアンテナレベルとアンテナレベルの確かめ方を解説します。
シャープ・アクオスの良好なアンテナレベルは60以上です。
- リモコンのホームボタンを押す
- ホームメニューを表示する
- 設定(視聴準備)を選択
- テレビの放送設定を選択
- アンテナ設定を選択
- 電源・受信強度表示を選択
- アンテナレベルが60以上であればOK
パナソニックのアンテナレベルと設定方法
パナソニック(Panasonic®)のビエラ(VIERA®)のアンテナレベルとアンテナレベルの確かめ方を解説します。
パナソニックのビエラの良好なアンテナレベルは44以上です。
- 地デジ(BS)放送視聴中にリモコンのサブメニューボタン(Sボタン)を押す
- 視聴オプションを選択
- アンテナレベルを選択
- アンテナレベルが44以上あればOK
ハイセンスのアンテナレベルと設定方法
ハイセンス(Hisense®)のテレビのアンテナレベルとアンテナレベルの確かめ方を解説します。
ハイセンスの良好なアンテナレベルは50以上です。
- リモコンのサブメニューボタンを押す
- アンテナレベルを選択
- アンテナレベルが50以上あればOK
テレビのアンテナレベルが低くなったときの疑問
最後にテレビの電波が低くなったときに、よくある疑問を質問形式でまとめました。
集合住宅に住んでいますが、原因・対処法は同じですか?
もし集合住宅でアンテナレベルが突然低くなったら、テレビ周りを確認してから管理会社(管理組合や大家さんなど建物を管理している人)に相談しましょう。
集合住宅もアンテナレベルが低くなる原因は同じですが、対処法は異なります。
アパートやマンションのような集合住宅でも、章の前半で紹介した3つの原因でテレビのアンテナレベルが低くなります。
基本的な対処法は、この記事で紹介した方法(戸建住宅の場合)と変わりません。
ただし戸建住宅と違い集合住宅ではテレビのアンテナは管理会社が管理しているので、修理は管理会社がおこないます。
そのため集合住宅に住んでいる方は、自分でアンテナの確認や修理はできません。
まずは自宅のテレビやアンテナケーブルの不調などを確かめ「アンテナに問題がありそうだ」と思ったら、管理会社などに相談しましょう。
アンテナレベルが低いときのエラーコードはありますか?
アンテナレベルが低いときは「E202、E201(受信できません)」のエラーコードがよく出ます。
エラーコードはテレビの故障の原因によっていくつかあります。
よく出るものは以下のとおりです。
コード番号 | 原因 |
---|---|
E100 | B-CASカードに問題がある |
E101 | |
E102 | |
E103 | 間違ったチャンネルを選んでいる |
E200 | |
E201 | 受信に問題がある |
E202 | |
E203 | チャンネルが放送休止中 |
E100~E102は、B-CASカードの抜き差しで直ります。
E103~E200はBS・CS、ケーブルテレビなどで、契約していないチャンネルを選択しているときにあらわれるメッセージです。
またE203は選んだチャンネルが放送休止中のときに出るため、視聴者が解決できる問題ではありません。
E201~E203が出たときは、別のチャンネルに変えましょう。
エラーコードは原因に応じたものが、表示されます。
しかしまれにアンテナレベルが低い状態でも、上記のいずれかのエラーコードが出ることがあります。
テレビ周りの不具合を確認し、解決しないようならアンテナ工事業者などプロに相談しましょう。
まとめ
テレビのアンテナレベルが突然低くなる理由は、3つです。
たいていはアンテナケーブルの抜き差しなど、簡単な作業で直ります。
しかしアンテナに問題があったり、テレビの電波そのものに問題があったりすると直すのはむずかしいでしょう。
アンテナ工事業者などに相談しましょう。
もしアンテナ工事業者をお探しなら、生活110番にご連絡ください。
生活110番はアンテナ工事業者をご提案するサービスをおこなっています。
テレビのアンテナレベルが突然低くなってお困りなら、生活110番にご相談ください。
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