雷でテレビが映らない！？そんなときの対処法や対策法を解説します！

天気が悪い日に家でテレビを見ていたら、突然映らなくなってしまった……という経験はありませんか？悪天候の際にテレビがいきなり見られなくなるのは、雷が原因かもしれません。外出もできないような天気のときにテレビのトラブルが起きてしまうと、どうすればいいかわからず、とても残念な気分になってしまいますよね。

本コラムでは、雷でテレビが映らないというトラブルの際、どう対処すればいいのかを解説します。また、そのようなことが起こらないように、あらかじめ対策しておく方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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どうして雷によってテレビが映らなくなる？

なぜ、雷の後にテレビが映らない、という現象が起きるのでしょうか。じつはこの現象は、雷により発生する電流が原因です。そしてテレビが映らなくなるのは、雷の電流から大切なテレビを守るために、ブースターの保護回路が働いた結果である可能性が高いのです。

また、CATVの契約をおこなっている家庭では、電流や電圧を逃すための「安全用保安器」が雷の電流に対応し、テレビの動作を停止させた可能性もあります。

雷によってテレビが突然視聴できなくなるのは困ったことではありますが、テレビや私たちの安全に配慮した設計・構造によるものなのです。

雷が落ちた時のテレビの対処法

電気関係の知識に詳しくない方や、初めて雷のトラブルに見舞われるような方は、どうしたらよいかわからずに、慌ててしまうのではないでしょうか。

このようなときにむやみに配線を抜き差しすると、さらに機器の状態が悪化してしまう可能性があるので気をつけてください。また、屋外の保安器などを自分で触ると、感電が起こる場合もあり、自分の体や命にかかわります。

では実際に、雷でテレビが映らない場合にどう対処をすればよいのかを説明していきます。下記の手順で確認をしてみましょう。

上記のように、周辺機器を見ることで原因が判明し、解決する場合がありますので、焦らずにひとつひとつ確認していくことが大切です。

今後の落雷への対策

落雷や風雨などによる屋外アンテナの不調が考えられる場合は、アンテナの状態を確認し、復旧作業をおこなう必要があります。しかし、自分で作業をすると高所からの落下、感電などにつながるおそれがあり、大変危険です。アンテナの工事やメンテナンスは、業者に依頼して安全かつ確実におこなってもらいましょう。

その際、同時に今後の落雷対策もおこなってもらえば、次に落雷があった際も安心してテレビの視聴ができます。修復や復旧を依頼した業者に、雷サージガード（落雷時に発生する高電圧を吸収する装置）やアース（電気を大地に逃がす装置）を設置してもらえば、雷でテレビが映らないというトラブルを防ぐことができるでしょう。

落雷でテレビが故障すると火災保険が適応されることも

雷でテレビが映らない時には、火災保険が適応される場合がある、ということはご存知でしょうか。加入している火災保険の適用範囲に家財の補償が含まれている場合は、テレビなどの家電製品保険の対象となるのです。

適切な保険に加入していれば、大切な家財道具を万が一のトラブルから守れます。雷でテレビが映らないトラブルなどで機器が故障した際に、初めてこのような事実を知る方も多いです。保険に関する的確な知識があれば、大切な家財の補償が受けられるので、今のうちに自分が加入している保険の詳細を見直しておきましょう。

まとめ

雷でテレビが映らないという現象は、周辺機器がテレビを守ろうと作動した結果です。そのため、まずは焦らずにブースターやブレーカー、アンテナの状況を確認しましょう。

雷などの自然災害がいつおこるかは誰にもわかりません。そのため、普段から適切な対策をしておくことも大切です。アンテナ工事やテレビ購入の予定があるならば、同時に落雷対策もしておきましょう。

しかし、自分でアンテナ工事などをしようとすると、屋根からの落下や感電の危険性があります。業者ならばすべての作業を安全かつ確実におこなってくれるので、まずは業者に問い合わせてみることをおすすめします。

アンテナ工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「アンテナ工事」をご覧ください。