近年、さまざまなところで、BS放送の広告を見かけることが多くなりました。以前までなら工事が大変だと懸念された衛星放送ですが、地デジ化に伴い以前よりずっと身近に視聴できるものになりましたね。
そんななか、普段使っているとき「あれ、映らない……昨日まで映っていたのに……」
「なんか画面がおかしいな」といったことを経験したことがあるのではないでしょうか?
このコラムでは、そんなときの原因や、BSの受信レベルを上げる方法、解決方法についてご紹介していきます。
衛星放送の仕組みとは
テレビ放送には大きく分けてふたつの種類があります。
・地上波放送
地上波放送は、放送局(テレビ局)と家庭の間に中継所を設けて電波が送られています。地上波とよく聞くことがあるかと思いますが、地上の施設を使っていることから、そのようにいわれています。
・衛星放送
衛生放送は、人工衛星を使って、家庭に取り付けたパラボラアンテナに直接電波を送ります。衛生放送はふたつの種類に分かれており、「BS放送」「CS放送」のふたつがあります。このふたつの放送は、利用する人工衛星がそれぞれ異なるのが特徴です。
・BS放送
BS放送は、「東経110度」に位置する放送衛星を利用した放送です。視聴にはアンテナが必要なため、パラボラアンテナを設置します。
また、パラボラアンテナの前などに障害物などがあると受信することはできません。その場合、BSの受信レベルを上げるなどして改善する必要があります。最近では、テレビにチューナーが内蔵されているものがあります。
テレビの受信レベルを確認する方法
アンテナレベル(受信レベル)を確認することによって、受信している電波の強さを確認することができます。アンテナレベルの確認は接続されているテレビからBS放送に切り替え、リモコンなどを操作すると、確認項目から見ることができます。BS放送が安定して受信できるアンテナレベルは一般的に「50」以上といわれています。
「50」以上が表示されている場合は、安定して受信できていることになります。しかし、アンテナレベルの表示が小さい数字や「0」の場合、正常に受信できていない状態です。
そのため、原因を探し、BSの受信レベルを上げるなどの改善を試みましょう。原因と改善策は後ほどまとめてご紹介します。
また、高い数値を出しているが、変動が激しい場合も正常に受信できていないことになり、改善が必要になります。なお、使用しているテレビによって操作が異なるため、取扱説明書を一度確認するなどして確認してください。
受信レベルが低い原因
受信レベルが低い場合の主な原因として挙げられるのが、「天候」「障害物」「分配器の使用」です。以下の方法でBSの受信レベルを上げることができるケースもあります。
とはいえ、作業にはアンテナや周辺機器に関する深い知識が必要なこともあります。わからないことや不安なことがあれば、無理をせずアンテナ工事のプロに相談してみてください。調査や見積りが無料の業者もあるので、うまく活用していきましょう。
・天候が原因の場合
台風や強風、大雪などで正常に受信できない場合があります。この場合は天候が回復した際、強風などでアンテナの向きが変わっていたり、動いたりしていると考えられます。動いてしまっている場合は「東経110度」へ向きを変え、再度固定をして対処してみましょう。
・障害物が原因の場合
アンテナの向きが合っていても、正常に電波を受信できていない場合、ビルなどの高い障害物が障害になっていることがあります。その場合、アンテナの位置を障害物のない場所がないか確認してから再度設置すると改善されることがあります。
・分配器が原因の場合
BS放送を分配器を使って複数のテレビにつなげている場合、受信できなくなる場合があります。その原因は、受信した電波を分配器で分けることによって、それぞれのアンテナレベル(受信レベル)が低下してしまうからです。アンテナレベルが「50」を下回っていると、正常な受信ができていないかもしれません。一度分配器を外し、テレビの接続数を減らすことで、BSの受信レベルを上げることができます。
どうしても解決しないときは
向きや障害物など、さまざまな手段を講じても安定して電波が受信できない場合、ブースターというものを使うとBSの受信レベルを上げることが可能です。ブースターを使って電波を増幅させることによって、分配器や障害物による電波の不安定を解消できることがあります。
注意点が三つあります。まず一つ目ですが、ブースターはあくまでもアンテナレベル(受信レベル)の低さによる問題を解決するものということです。そのため、電波の質(普段からノイズが入っている)によるものは改善できません。
二つ目に、ブースターは複数置くことはおすすめできません。ブースターで電波を強くしすぎると、電波のひずみができてしまい、電波の質を悪くしてしまう恐れがあります。設定の際は、最小の状態から少しずつ動かしていき、調節してください。
三つ目は、ブースターにはさまざまな種類があり、それによって使用帯域が違うということです。ブースターを使用しても受信レベルが改善しない場合、使用しているブースターがあってないことがあるため、アンテナ工事のプロに相談することをおすすめします。
まずは業者に一度点検してもらおう
できればブースターを購入する前に、一度プロに相談することをオススメします。ブースターを買ってから「別のところに原因があり、じつはブースターは必要なかった」「選び方を間違えた」なんて失敗を防ぐことができますよ。
まずは点検をして、原因を特定してもらうと、その後の対処もしやすくなります。アンテナ点検は知識や経験を必要とすることが多いので、まずは一度プロの目で見てもらってはいかがでしょうか?
点検や調査の依頼をする業者選びをご検討中の方は、ぜひ生活110番のサービスをご活用ください。24時間365日対応の無料電話窓口からは、全国各地の提携アンテナ業者をスグに選定・ご紹介いたします。
無料見積りに対応した提携業者もおりますので、ご要望があればすぐにお探しいたします。もし見積りや調査などに費用が掛かる場合でも、事前にご確認した上での料金となりますのでご安心ください。
また見積りを確認したあとでも、もちろんキャンセル可能です。「まずは調査してもらって、見積りだけ見たいな」というご要望でも、お気軽にご相談ください!
まとめ
衛星放送のアンテナは、設置個所や向きによって映りに不具合が生じます。テレビの映りが悪い、電波が悪いと感じたら、BSの受信レベルがどうなっているかを確認しましょう。
テレビの受信レベルを上げるための対処は原因によって変わります。原因はおもに三つあるとお伝えしました。まずは原因を考えて、適切な対処をしていくことが大切です。
それでも解決しない場合は、業者に相談してみるのも一つの方法になります。自分で対処するのが心配、確実に解決したい!というときは、業者を検討してもよさそうです。
もし業者選びでお困りでしたら、お気軽に弊社までご相談ください。お電話いただければ、ご相談内容に応じてあなたにぴったりの業者をご紹介することができます。もちろん、業者の対応や見積りを確認して、ご不満であればキャンセルしていただいても構いません。
お急ぎの方も、「ひとまず工事費用を確認したい」という慎重派の方も、まずは弊社までぜひお電話ください!
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