「テレビのBS放送の映りがよくない!」と思ったことはありませんか?「BS放送の映りをよくする機器は何がいいのかな?」と思ったことはありませんか?そんなとき、アンテナブースターを使ってみると、画面のモザイクのようになっているような映像部分がきれいになるかもしれません。今回はアンテナBSブースターの効果や接続、よいアンテナブースターの選び方のポイントなどをご紹介していきます。
目次
BS放送が映らない…考えられる原因とは
突然BSが映らなくなると不安になってしまいますよね。その原因や心当たりもなければなおさらです。BSブースターの効果について紹介する前に、まずはBSが映らなくなってしまう原因にはいくつかあるのりますが、主なものをご紹介します。
アンテナの向き
室外アンテナは取り付けただけでは映像は見られず、方位・仰角調整が必要です。アンテナをどの方向に向けるかは、各地域によって異なります。一度ご自分のお住まいの地域について調べてみてください。
アンテナの設置場所
室外用アンテナの場合、アンテナをどこに設置するのかが重要になってきます。設置場所の目安としては午後2時ごろに日が差す場所であればよいようです。ただ、季節によって太陽の差す角度は異なる点に注意が必要です。また設置場所に木がある場合には季節によって葉が受信を遮る場合もある点も考慮するようにしてください。
弱電界地域
弱電界地域とは電波の送信塔から遠距離にあるため、アンテナで電波を受信することが難しい地域のことをいいます。ご自分の住んでいらっしゃる地域が弱電界地域の場合、アンテナをしっかり設置していても、十分な電波を受信できず、BS放送の映像が乱れる場合があります。ご自分の住んでいらっしゃる地域が、どの程度電波を受信できる地域なのかを確認したい場合には、「弱電界地域」と検索し総務省のホームページから確認しましょう。
アンテナブースターが効果的!
アンテナの方向や設置場所が正しくても、BS放送の映像がよくならない場合、アンテナブースターという機器を使用してアンテナからテレビへの受信状況を改善することができます。以下では、そのしくみや効果などについてご紹介していきます。
・しくみ
アンテナブースターとは、テレビ信号を増幅させる機器です。テレビとテレビ端子との間に設置し使用します。アンテナからテレビまでの配線が長い場合や信号の分配数が多い場合にはブースターを使って改善することができます。
・効果
BSブースターの効果はテレビ信号を増幅させ、テレビが信号を受信するまでの間に生じるノイズの影響を受けにくいようにすることです。これによりBS放送の映像が改善することになります。ただ、信号は強ければ強いほどよいわけではありません。テレビの受信可能な範囲での信号である必要があります。調整が難しい場合には、業者に依頼してもよいと思います。
・BS用のアンテナブースターについて
アンテナブースターの中には、BS用のアンテナブースターがあります。弱電界地域にお住みの方はBS用のアンテナブースターを使用すると、BS放送の映像が改善するかもしれません。電化製品店等でご確認していただいてはどうでしょうか。
オススメのBSアンテナブースターと選び方
BS放送を見るためには、どのようなBSアンテナブースターがあるとよいのかご紹介します。
〇日本アンテナ(NIPPON ANTENNA) 屋内用卓上型ブースター 地デジ/BS/110°CS対応 VBC22CU
地上デジタル/BS/CSに対応した屋内用の卓上型のブースターです。サイズもコンパクト軽いため屋内用ブースターとしてお勧めです。デザインもシンプルなので、屋内に置いておいても違和感のないものとなっています。
〇日本アンテナ(NIPPON ANTENNA) CS・BSラインブースター CSB-C25-SP
こちらも地上デジタル/BS/CSに対応したアンテナブースターになります。ケーブルに直接設置するタイプなので、きれいな受信状態にしてくれます。
〇マスプロ電工(MASPRO) BS/CS/UHF用ブースター UBCB35
こちらは本体と別にある電源部分が壁にかけられるようになっています。また断線やショートを表示灯が知らせてくれる仕様になっているため安心です。なお、本機はBS/CS用であり、同様の機器で地上デジタル専用のものがあるためご注意ください。
選ぶポイント
屋内用と屋外用
アンテナブースターには屋外用と屋内用のものがあります。屋外用であれば室内で場所をとらない上、ブースターの性能はアンテナに近い方が良くなります。しかし業者による工事が必要であり、手間や工事費が発生します。
これに対し、屋内用は多くの製品が小型で比較的設置が簡単であること、アンテナ工事のできない賃貸物件であっても使用できることなどが利点です。しかし屋外用に比べ性能が落ちる可能性がある点がネックとなります。
自宅の事情別
さらに、ブースターに電源分離型と卓上型の2種類があります。以下のような事情がある場合には、それぞれの型を選んでいただくと良いと思います。
●電源分離型
電波塔から遠い
テレビまでのケーブルが長い
家庭内のテレビコンセントの数が多い
●卓上型
アンテナとテレビをつなぐアンテナケーブルが長い
マンションなどで分配器を使ってテレビを増やす場合
性能
ここからはBSブースターの効果を図る性能についてご紹介していきます。
上記のいずれの区別にしても、まずブースターは「利得(ゲイン)」が大きいものが良いとされています。利得とは単位をdB(デシベル)とするブースターの電波の増幅できる能力です。利得が高ければ高いほどテレビの映りがよくなることになります。ただ、利得が強すぎるとかえって映像が乱れる場合があるので、テレビの受信可能限度を確認してみる必要があるでしょう。
そして、雑音指数(NF)も重要なります。雑音指数とは受信する信号がどの程度雑音に影響されるかのことをいいます。数値が小さいほどノイズの影響を受けにくいことになります。なお単位は利得と同じdBです。
最後に定格出力も確認しましょう。定格出力とはブースターがどの程度質の良い電波を増幅して出力できるかを示すものです。出力レベルが定格出力の範囲を超えてしまうと、機器に負担をかけ故障する原因となります。できるだけ上限に幅のある数値の高いものを選びましょう。
BSアンテナブースターの接続と確認方法
BSブースターを接続したら必ず確認するべきことがあります。それは総雑音指数です。総雑音指数とは、そのテレビ全体に影響をしている雑音の合計のことです。BSブースターの効果はテレビに受信する電波だけでなく、雑音も増幅させてしまうのです。
これを防ぐためには、ブースターを設置する場所に気を付ける必要があります。分配器やケーブルなどの雑音が含まれる可能性がある機器や端末の前、つまりアンテナにより近い場所にブースターを設置しましょう。そうすることでより雑音の少ない電波を増幅させることができるのです。
「BSブースターを設置したら画面にノイズが表示させる・・・・・・」というときは、一度設置場所が適切であるかを確認してみましょう。
まとめ
今回はBS放送の質を良くするためにBSブースターが効果的であることや具体的なブースターのご紹介、商品選択のポイントについてご紹介しました。
ブースターというあまり聞きなれないと思われる機器ですが、BS放送の質を良くしてくれる優れものです。具体的にどの製品がより自分の家にあったものであるのかについて、詳しく知りたいと思われたかと思います。またなかなか難しく自分にはよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合には専門家である業者にお問い合わせいただくことも良いかと思います。ブースターを使って快適にBS放送を楽しんでいただきたいと思います。
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