エアコンを付けっぱなしにしていると、異音で「ブーン」と音がことがあります。室外機自体にファンが回っているので音はどうしてもします。しかし、異物がファンに挟まって「ブーン」といっているような音やカタカタと中で異物が回っている音などを聞いたことはありませんか?冷房より暖房のほうが気になる音が出る場合があるので、これから暖房器具を使用する際は、とくに気を付けて音を聞いてみてください。
そこで、今回はエアコン室外機からの異音で「ブーン」といい始めたら、故障なのか?原因は何なのか、対処法をご紹介します。
目次
エアコン室外機の異音!「ブーン」という音は故障なのか?
エアコンが付いていると、室外機からの異音で「ブーン」といい始める場合があります。昼間家の中にいるとうるさくもない音ですが、深夜寝ているときにエアコンを付けているとその異音が気になって寝られないということが起こってきます。そうなると、エアコンが故障しているのではないか?と不安になってしまいますよね。
まず故障を疑う際に確認する事は、エアコンにエラーマークが付いていないかを確認しましょう。エアコンの機種によってエラーマークの位置は異なりますが、エアコンの表面下部分の左右どちらかに赤いランプが点滅していたり、エアコンのスイッチにおしらせとして表示されていたりする場合があります。
エラーマークを確認した場合は、何か故障の原因になっている場合があるので、一度業者に見てもらうことをおすすめします。また、電化製品の寿命は約10年と言われているので、長年使用しているエアコンは買い替えのサインなのかもしれません。
自分が我慢すればいいから大丈夫とエアコンの室外機のから異音がして「ブーン」とするまま放置していると、ご近所の騒音トラブルに繋がる場合もあります。また、ファンがうまく機能していないことで熱を持ち火災に繋がる恐れもあるため、決して甘く見てはいけないでしょう。
エアコン室外機の異音がさわがしいとき考えられる原因
なぜ、エアコン室外機からの異音で「ブーン」とするのか詳しくご紹介します。
①エアコンのファンやコンプレッサーの音
エアコンは冷房を付けていると、室内の温かい空気を外に出しており、室外機の周辺に熱がこもり負担をかけています。暖房の場合は、その逆で冷たい室内の空気を外に出しています。暖房のほうが負担は少なそうに見えますが、冷房よりも暖房のほうが負担が大きくなるとされています。冷房の場合は、室外機の中でファンの回る音がしますが、暖房の場合はコンプレッサーと呼ばれる空気を圧縮して温かい空気を作る装置が動く音がするので音の聞こえ方も変わります。
とくにこのコンプレッサーの音が「ブーン」という異音とされる場合がありますが、この音は故障ではなく振動からくる音です。外の気温によってファンやコンプレッサーの振動は変わってくるので、音にも違いが出てくる場合があります。そして、エアコンのファンやコンプレッサーが原因の場合は、振動を抑える対策をすることで音を軽減することができるでしょう。
②エアコン室外機裏のフィルターや排水ホースからの音
エアコンのフィルターは洗うことがあっても、外に設置してある室外機の裏面にあるフィルターの掃除はなかなかすることがないでしょう。外に置いてあるものなので、雨に濡れて汚れるものだと思っている方もいると思います。しかし、枯葉やホコリがエアコン室外機フィルターにびっしり付いていることもあり、異音の原因になっている場合があります。今一度確認してみましょう。
とくに、エアコン室外機フィルターは壁との間に少しの隙間しかなく掃除がしにくく、ゴミが集まりやすい場所なのです。ステンレス製などのゴミ拾いトングを使用すると取りやすいので試してみてください。
また、排水ホースの中にもゴミなどが詰まっていないかを確認しましょう。虫の死骸やホコリの塊はエアコンの水漏れの原因にもなるので注意必要です。
③エアコン室外機の設置場所が原因
エアコン室外機を転居などで動かしたり、エアコン室外機の周辺に植木鉢や自転車など物を置いていたりしていませんか?
それらが「ブーン」という異音の原因の場合もあるので、しっかり設置されているのかを確認しましょう。そして、エアコン室外機の周辺には物を置かないように注意しましょう。
故障じゃないのに異音がうるさすぎるときの対処方法
エアコン室外機からの異音で「ブーン」と聞こえてきても、修理や買い替えをするとお金が掛かってしまいます。また、夏場はエアコンの修理や買い替えのお客が多くて業者に依頼しても早急に対応してもらいない場合があります。そこで、自分でできる対処法をご紹介します。
ファンやコンプレッサーが原因の場合
エアコン室外機のファンやコンプレッサーの音の振動が原因の場合は、振動を抑えるゴムや防振ゴムと呼ばれるものを設置している台座に挟んでおくと異音を軽減できるでしょう。ホームセンターで簡単に、防振ゴムは購入できるので試してみてください。
フィルターや排水ホースが原因の場合
エアコン室外機のフィルターや排水ホースが原因の場合は、きれいに掃除します。また、中に異物が入ったようにカラカラと中で回る音がした場合は、木くずや石などが入っているかもしれません。正常にエアコンが作動するのであれば、早急な修理や買い替えは不要かもしれませんが、振動を防ぐ対策として防振ゴムを使用するとよいでしょう。
しかし、エアコンがうまく作動しなくなったり、大きな異音がしたりする時は故障の可能性があるので業者に依頼して見えもらうことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?今回はエアコン室外機からの異音で「ブーン」といい始める原因と対処法をご紹介してきました。なかなかエアコンの掃除はしっかりするけど、室外機を掃除する方は少ないかと思います。しかし、冷房より暖房の方が異音が気になるということですので、これから寒くなる前にしっかり室外機のフィルターや設置してある周辺を確認してみましょう。
それでも、エアコンの室外機の異音が気になった場合やエアコンの故障を疑う場合には当サイトをご活用ください。きっとお役に立つ情報があるかと思います。
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