今は、ほとんどの家にエアコンがあるのではないでしょうか。じつはこのエアコンには、普通のエアコンと窓用エアコンの2種類あります。普通のエアコンは、通称壁掛けエアコンといわれるものです。壁掛けエアコンは、設置するときにエアコン工事といわれるものが必要となってきます。
一方で、窓用エアコンはエアコン工事の必要がなく、ご自分で取り付けることが可能になっています。
このコラムでは、取り付け方法の紹介や取り付けるときの注意点、窓用エアコンを選ぶときのポイントなどを紹介しています。
窓用エアコンの設置を考えているかたは、このコラムを読んでいただいて自分にあったエアコンがどんなものなのかをみつけるためのお役に立てればと思います。
目次
窓用エアコンって?普通のエアコンとの違い
近年、夏になるととても暑い日が続いていますよね。その暑い夏を乗り切るために必要不可欠なものが、エアコンではないでしょうか。窓用のエアコンと壁掛けエアコンには、どんな違いがあるのでしょうか。
壁掛けエアコン
このエアコンは、普段よく目にするタイプのエアコンです。エアコンと室外機がセットになっているもので、このふたつが揃ってはじめてエアコンとしての機能を発揮するのです。
壁掛けエアコンは、本体価格が比較的高いため、すぐに購入するということに抵抗のあるかたはいませんか。さらに、設置するときには設置費用やこの後に解説する工事も必要になることも考えられます。そうすると、だいたい10万円ほどかかる可能性があります。
壁かけ用のエアコンを設置するときには、ベランダに室外機が置けるスペースを確保しておきましょう。さらに、室外機から室内のエアコンをつなぐホースを通す穴が部屋の壁にあることが条件となります。
もしも、室外機からでているホースを通す穴をあけなければならない場合は、工事が必要になってきます。そのため、賃貸物件などで穴がない場合は勝手に工事をすることができないので、家主に相談しなければいけません。
壁掛け用エアコンは、冷房と暖房の両方が搭載されているため、夏場と冬場どちらの季節でも使用することができるため、壁掛け用エアコンが1台あれば1年間通して快適に生活することができます。
窓用エアコン
窓用エアコンは、エアコン本体を窓枠に取り付けるだけで使用できるので、室外機の設置が不要です。壁掛けエアコンは、状況次第でホースを通す穴をあけるエアコン工事が必要ですが、窓用の場合は工事不要なため、賃貸物件でも取り付けることが可能です。
窓枠に取り付けることで、窓の開閉ができなくなる不安もあると思います。しかし、窓用エアコンのサイズは窓片側の半分ほどのため開閉は可能です。
さらに、窓用のエアコンは一人暮らしの小さな部屋用のものもあり、壁掛け用エアコンより価格が安いので購入しやすいです。工事の必要もないので、壁掛け用エアコンの半分くらいの価格で設置可能です。
また、壁掛け用と違い一定のパワーで出力するため、部屋を冷やしすぎてしまう注意が必要になるほど、冷却効果も期待できます。
壁掛けのエアコンと比べて窓用エアコンは電気代が高いという印象があります。窓用エアコンは、運転させると基本的に同じエネルギーのまま稼働してしまいます。そのため、壁掛け用エアコンと違い、電力調整が自動でおこなわれることがないことで、電気代が高くなってしまう可能性があります。
ご自宅でエアコンの設置を考えている人は、自分に最適なエアコンがどちらなのかを検討する材料にしてみてください。
窓用エアコンはこんな人におすすめ!
窓用エアコンの設置を考えているかたもいらっしゃると思いますが、どんなかたにおすすめなのでしょうか。窓用のエアコンというのは、自分での取り付けが可能な製品のため、一人暮らしのかたがおすすめユーザーになる印象が強くないですか?
しかし、窓用エアコンの使用方法では、おすすめできるかたの幅は大きく広がります。ここでは、窓用エアコンの使用方法からどんなかたに適しているのかを紹介していきます。参考にして、もし当てはまるようでしたら検討してみてはいかがでしょうか。
窓用エアコンは、室外機となるものがエアコン内部に備わっているので、室外機設置の心配がいりません。そのため、ご自宅にベランダなどがなく、エアコンの室外機を設置する場所がなくても問題ありません。
建物の構造上、ベランダや室外機を置くスペースがなかったりすることもあるでしょう。
ベランダに室外機を設置できるスペースがあったとしても、窓が大きくて部屋に穴を作るスペースがないということもあります。そのときには、窓にはめ込むだけで設置できる窓用エアコンがおすすめです。
また、仕事の関係で引越しが多かったりするかたも、窓用エアコンを使ってみてはいかがでしょうか。窓用エアコンは簡単に取り外しができるので、引越しのたびに工事をする手間を省くことができるのでとても便利です。
窓用エアコンは、壁掛けエアコンと違い出力パワーが少ないため、一人暮らしのかたで部屋が広くないから、壁掛けエアコンのようなパワーを求めないかたもいるでしょう。そのときは、本体価格が壁掛けエアコンは高いため、窓用エアコンを選択してみるのはいかがですか?
自宅などであらたにエアコンを設置したいとき、窓用エアコンであればエアコン工事は不要なので、設置工事の手間や工賃をおさえることができます。壁掛けエアコンにある多様な機能などを必要とせず、ただ部屋が涼しくなればいいと考えるかたにもおすすめします。
窓用エアコンを選ぶ際のチェックポイント
窓用エアコンの使用を考えたとき、どんなことに注意して選べばいいのでしょうか。エアコンに限らず、電化製品の購入で失敗した経験をもっているかたもいるはずです。窓用エアコンを選ぶときに、失敗しないためにチェックポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。
運転音
運転音とは、家電製品の電源をいれたときに発生する音のことです。窓用エアコンを稼働させたときも音がでます。この音は、家電製品によって音の大きさが違うため、生活環境のなかで支障をきたす可能性もあります。
窓用エアコンでは「運転音」「音圧レベル」「室内運転音」「室外運転音」のように表記されています。表記単位は「db」となっており、この数値は大きいほど音が大きいのです。運転音は窓用エアコンの種類によって違うため、気になるかたは少しでもdbが小さいものを選ぶようにしましょう。
部屋の広さに対応しているか
窓用エアコンには、どの程度の部屋の広さに対応しているかということを示す「畳数の目安」が表記されています。窓用エアコンを購入するとき、部屋の広さに適した製品にしなければ、効果を感じることができません。
窓用エアコンの表記は「6~9畳」という形で書かれていることが一般的です。しかし、記載されている数字が部屋の広さにというわけではありません。この数字は、木造と鉄筋で分けて考える必要があります。鉄筋は、木造と比較すると密閉されている率が高いため、効果をより実感することができるのです。
窓用のエアコンを購入するときには、自宅の構造をしっかり把握して、最適なエアコンを購入するようにしてください。
1年間の電力消費量
1年間の電力消費量の目安となる数値のことを、期間消費電力量といいます。この数値は、少なければ少ないほど効率がいいとされています。電気代は、少しでも安くしたいと考えるかたが多いのではないでしょうか。そのため、期間消費電力量を参考に選んでみるものいいのではないでしょうか。
期間消費電力量については、エアコン本体に異常なく正常に稼働していることが条件となります。エアコンに異常がある場合は、電力消費量が増えるので注意するようにしてください。
窓の設置は左右どちらでも大丈夫なのか
窓用エアコンは窓枠に設置するのですが、左右どちらの窓にも設置ができるのでしょうか。窓用エアコンは、通常左右どちらの窓にも対応しているものが多いですが、どちらかのみという製品もあります。
窓用エアコンを購入するときには、設置が左右対応なのかもしくは、片側だけなのかをしっかり確認するようにしましょう。
窓用エアコンを使用するときは、エアコン工事が必要ないので購入してすぐ使用することができます。しかし、種類によってさまざまな特徴があるため、ご自身の生活環境や自宅の構造にあったものを選ぶようにしましょう。
窓用エアコンの取り付け方法と注意点
窓用のエアコンは、自分で取り付けることができるのですが、決められた手順で安全におこないましょう。しかし、取り付けるときにはいくつかの注意点があります。
窓用エアコンを取り付けるときは、冷たい風がでる吹き出し口がさえぎられず、風が部屋のなかに効率的に届くようにしましょう。部屋の外側でも、風の通りがいい場所にしてください。外側にはあたたかい風がでるため、風がこもらないように1m以上のスペースを確保することが重要です。エアコンの外側にはあたたかい風がでるため、隣りの家にその風が直接当たらないように注意することも大切です。
また、エアコンの運転音が騒音問題になる可能性もあるため、周辺の家にも配慮するようにしましょう。エアコンを動かしたとき、振動が発生します。窓枠が、その振動に耐えられるものであることを確認しておきましょう。窓の外側には、雨どいが取り付けられているところもあるはずです。
そのため、台風など雨風が強い日には、雨どいから漏れたり吹き込んでくることもあるので、場所を選びにも注意しましょう。
窓用エアコンを取り付ける際には、上記のことを事前に確認して取り付け作業をおこなうようにしてください。
では、どうやったら窓用エアコンを取り付けることができるのでしょうか。窓用エアコンの作業の手順を説明していきます。ここでは窓の左側に取り付けることを想定して、ご紹介していきます。
①窓用エアコン本体を取り付けるため、外枠を窓のレール部分に重ねます。重ねたら外枠を左側にしっかりと寄せてください。
②しっかりと左側に寄せたら、外枠の下側にねじがついています。そのねじをしっかりと締めて、固定するようにしてください。
③下側がしっかり固定できたら、上部を引きあげることでアコーディオンみたいな形のものが広がります。それを、窓上部のレールに重ねます。
④上部にしっかり重ね合わせたら、固定ねじが4つあるのでしっかり固定してください。ねじの固定が終了したら、ドライバーを使用して上部と下部すべてのねじをさらに固定してください。
⑤エアコン本体の取り付けは、本体の底に凹部、外枠の下部に凸部があるのでエアコン本体を下から凹凸を重ねるようにいれます。下部がはまったら上部を外枠に「かちっ!」という音がするまで押し込んでください。本体の上部に外枠と本体を固定するねじがあるので、しっかり固定してください。
⑥エアコンの取り付けが終了したら、途中まであいている窓にすき間ができているはずです。そのすき間を塞がなければ、外から風や虫が入ってきます。窓用のパッキンを窓と同じ高さだけカットしたら、それを窓の形状にあわせてさらにカットして、貼り付けることで隙間を塞ぐことができます。
⑦最後に、鍵の取り付けをおこないます。鍵を取り付けておかないと、窓から人に侵入される危険があります。
窓用エアコンの取り付けは、とても簡単におこなうことができます。壁掛け用エアコンの工事のように手間がかかることはないので、窓用エアコンを検討しているかたはぜひ参考にしてみてください。
窓用エアコンの電気代を節約する方法
エアコンは生活しているなかでも、使用するシーズンが訪れると電気代で家計を圧迫されることもありますよね。そのため、エアコンの電気代をいかに安くするかということを考えるのではないでしょうか。
窓用エアコンは、壁掛け用エアコンと比較すると電気消費量が倍といわれています。そのため、電気代も単純に倍になってしまうのです。壁掛け用のエアコンに関しては、設定のなかに節約のためのエコモードがあったり、自動で電力の調整をおこなうものが搭載されています。
壁掛け用のエアコンと違い窓用のエアコンは、そのような設定がないので、稼働しているときは一定の電力を消費していくのです。では、窓用エアコンの電気代を節約するためには、どんな方法があるのでしょうか。
窓用エアコンの電気代を節約する方法として、メンテナンスをおこなうことが大切になってきます。エアコンも、メンテナンスをおこなっていない場合、エアコン自体に負担がかかってしまうため、稼働させるときにエネルギー消費が増えてしまうのです。
窓用エアコンのメンテナンス部分でまず、最初におこなうのはフィルターです。フィルターの役割は、外から空気を取り込むとき、空気のなかに含まれているチリやほこりなどを取り除く役割があります。
そのため、エアコンのなかでもっとも汚れてしまうのはフィルターです。フィルターが汚れてしまうと、効率的に冷たい風を送る力が発揮できないため、エアコンの効きが悪いということになってしまいます。さらに、汚れを放置しておくとフィルター自体も劣化していき、消費電力が上がってしまうのです。
もうひとつ確認しなければならないのが、エアコンの吹き出し口の角度です。この角度に異常がある場合は、ほかの部分が故障している可能性があります。吹き出し口の角度が、問題なく動いているときはいいですが、角度の動きに異常がある場合は、動かないということがあります。
メンテナンスをおこなわずにエアコンを使い続けて、故障してしまいエアコンの工事が必要になったり、高い電気代を払い続けることはとてももったいないですよね。エアコンのメンテナンスは定期的におこなって、正常な状態を維持して少しでも電気代を節約できるようにしていきましょう。
ただし、メンテナンスをおこなうときは細心の注意をしましょう。エアコン本体には、素人では扱えないような箇所もあるはずです。無理におこなって壊してしまってはどうしようもないので、むやみにメンテナンスをおこなうことは避けてください。
おすすめ窓用エアコン8選
窓用のエアコンには、さまざまな価格や機能が搭載されている製品があります。エアコンに搭載されている機能は生活環境によって、求めるものが変わってくるのではないでしょうか。
エアコンの種類によっては、メンテナンスがおこないやすいものもあります。メンテナンスがおこないやすければ、手間がかからないのでおこたることもなくなるのではないでしょうか。
おすすめの窓用エアコンをいくつか紹介していくので、生活環境にあった製品をみつけてみてはいかがでしょうか。
コイズミ(KOIZUMI) 窓用ルームエアコン ホワイト KAW-1682/W
液晶リモコンがついており、使いやすい製品です。外枠は雨などに濡れても大丈夫なように、サビつきがおさえられるアルミ製になっています。窓のサイズが大きくても、別売りの延長枠が販売されているので1,400mm以上の場合でも対応可能です。
睡眠のときに消し忘れを防止するため、タイマー機能が搭載されているので安心です。そして、設定した温度に達したとき、エアコンが自動停止してくれます。さらに、設定した温度から2.5度以上室内の温度が上がると再度稼働してくれるのです。
メンテナンスに関しても、グリルが丸洗いできるので手軽に掃除ができ、常にきれいな状態を維持することができます。
コイズミ 窓用エアコン ホワイト KAW-1672/W
エアコン設置のとき、女性でも簡単に設置できるように外枠が軽量なアルミ製になっている製品です。設置するとき、女性だと重量などが不安になるかたもいると思います。この製品は、外枠も軽量ですが本体も22㎏と軽めなので安心ではないでしょうか。
この製品にもリモコンがついているのですが、生活しているとリモコンが行方不明になったりすることもありますよね。その不安を減らすため、リモコン収納ボックスがついているので「リモコンはどこ?」ということがなくなります。
ハイアール 窓用エアコン 冷房・ドライ・送風 JA-16P(W) 木造4.5畳 鉄筋7畳
この製品は、R410a冷媒を使っていることでオゾン層を破壊することなくエアコンを使用することができます。オゾン層が破壊されることで、温暖化などさまざまな問題が発生してしまうのですが、この製品はオゾン層を守ってくれます。
エアコンひとつで、地球の温暖化を防ぐことに貢献することができるのです。微力ではありますが、環境のことを考えたエアコンになっています。環境について考えているかたには、おすすめなのではないでしょうか。
さらに、別売りの延長できる外枠を購入することで、窓の高さ2mまで設置することができます。そのため、窓が大きいため窓用エアコンの設置に関してあきらめていたかたは、この製品であれば対応できるので、検討してみてはいかがでしょうか。
また、マイナスイオンをリモコンひとつで出すことができます。マイナスイオンを出すことで、部屋の空気をきれいにすることもできるので、快適な生活を送ることができるのではないでしょうか。
ハイアール 窓用エアコン JA-16T-W
上記でご紹介したハイアールJA-16P(W)と同様、マイナスイオンを出すことができる窓用エアコンです。おやすみタイマーも付いてるので、冷え過ぎによる体調不良を防ぐこともできます。この製品の強みは何といっても安さにあるため、とにかく安い窓用エアコンを探している方にはおすすめです。
コロナ ウインドエアコン 冷房専用タイプ(4~6畳) シェルホワイト CW-16A(WS)
冷房専用の窓用エアコンです。簡単に取り付け可能で、早い方であれば約30分で設置できてしまうようです。運転停止時の気になるコンプレッサー停止音は、「ゆっくり停止機能」による制御で抑えられています。
また、ドレンホース不要のノンドレンタイプです。内部にはドレン水除菌(ドレンパン内に銅メッシュ除菌剤を装着)がされていることで、細菌の繁殖によるヌメリ予防もされています。
コロナ 窓用エアコン 冷房専用 CW-1619(WS)
基本的な性能は上記でご紹介したコロナCW-16A(WS)と大きくは変わりません。見た目の変化もほとんどありませんが、CW-16A(WS)よりも新しい型の窓用エアコンになります。性能に大きな違いがないため、料金だけを比較して選ぶのもよいでしょう。
コロナ ウインドエアコン 冷暖房兼用タイプ CWH-A1819(WS)
こちらの製品は、冷暖房兼用タイプの窓用エアコンです。換気機能はもちろん、内部乾燥モードやおやすみ運転などが搭載されているので、満足できる機能を持った製品になっています。冬にも対応できる製品をお探しの方にはおすすめです。
TOYOTOMI(トヨトミ) 窓用エアコン ホワイト TIW-A160C(W)
センター吹き出しと130℃のオートスイングによって、部屋の隅々まで冷風を送ることができます。吹き出す冷風は、銀イオンフィルターの抗菌・消臭効果によって、いつでも清潔です。
また、「パワフル運転」「手騒音」「ノンドレン機構」「おやすみタイマー」など、さまざまなうれしい機能が搭載されています。軽量のアルミ製窓付け枠付きで、女性の方でも簡単に取り付け可能です。
ここで紹介した製品は、似た機能がついているものもありますが、メンテナンスのしやすさや環境問題に配慮している製品などさまざまです。窓用エアコンは、エアコン工事が必要なく自分で取り付けることができますが、女性などは重さなどで苦労することも考えられます。
そのときは、軽量のアルミ製外枠がついている製品やご自分の生活環境にあわせた、窓用エアコンを選択する参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
エアコンには、壁掛け用のエアコンと窓用エアコンという2種類のエアコンがあります。壁掛け用のエアコンは、エアコン本体と室外機がセットになってはじめて成立しますが、設置するときにはさまざまな条件をクリアすることが必要になります。
壁掛け用のエアコンを設置するときには、ベランダや自宅の外側に室外機を置くスペースを確保しなければいけません。さらに、室外機からでているホースを室内の本体とつなげるための穴が必要になってくるのです。
もしも、ホースを通す穴がない場合はエアコン工事をする必要がありますが、賃貸物件などの場合は家主に許可をとらなければいけません。
エアコンの設置ができないときには、窓用のエアコンという製品があります。窓用のエアコンは、壁に穴を開けたりというエアコン工事が不要です。
さらに、エアコンにはさまざまな機能が搭載されています。メンテナンスが簡単におこなえるものや、マイナスイオンがでて部屋の空気をきれいにしてくれるものなどがあります。また、ドレン水を本体の底に貯めることで、ドレンホースが必要ないものなどさまざまです。
窓用エアコンは、壁掛けエアコンのようにマイナスイオンやオゾン層の破壊を抑制する機能がついている製品もでてきています。環境を考えた製品や部屋の空気をきれいにしたいかたは、このような機能が備わった製品を選ぶのもいいのではないでしょうか。
また、転勤族のかたなどにはエアコン工事だけで、毎回出費が増えるのも苦しいですよね。そんなときには、簡単に取り外しが可能な窓用のエアコンを検討してみてはいかがでしょうか。
窓用エアコンを選ぶときには、自分の生活スタイルや求めている機能が備わった製品を選ぶようにしましょう。ここで紹介した製品は、いろいろな機能が備わっているので、参考にして検討してみてはいかがでしょうか。
窓用エアコンは、自分自身で取り付けが可能ですが、失敗すると故障や落下の危険性もあるので取り付けで不安なかたはプロの業者に依頼しましょう。
(この記事は2020年5月26日に加筆・修正しています)
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