日本の自動ドアメーカーってどこがある?特徴を一挙にご紹介!

2021.4.30

日本の自動ドアメーカーってどこがある?特徴を一挙にご紹介!

自動車、施設など、さまざまな場所で自動ドアは使われています。
近年では住宅のドアに使われていることもあるので、見かけたことがある方も多いはず。
人々の暮らしに大きく貢献している自動ドアですが、自動ドアはどこのメーカーが作っているか?と聞かれたらパッと思いつかない方も多いのではないでしょうか?

今回はその自動ドアのメーカーについて詳しく解説していきます。
また、それぞれのメーカーが作る自動ドアにはどんな特徴を持っているのかも見ていきましょう。

日本の自動ドアのメーカーはどこがある?

自動ドアメーカーと一口に言っても、たくさんのメーカーがあります。
どのメーカーも独自のシステムやこだわりがあり、特徴もさまざまです。

ここでは自動ドアメーカーの中でもとくにこだわりの強い、NABCO、ミリオン(昭和健産)、寺岡オートドア、アラビアン(北陽電機)、ドリーム(扶桑電機工業)
この5社に絞って解説していきます。

NABCOの自動ドアの特徴

NABCOは、安全性にとことん拘っている自動ドアメーカーです。
備え付けている自動ドア装置が、ドアを開閉する前に異常がないかを自動的にテストし、問題があればドアをロックしてくれます。
また、センサーランプが点滅して異常を知らせてくれたりするという機能があります。

また、安全点検だけでなく万が一故障した箇所があった場合、そのときの状況に応じた作動を行う所もNABCOの自動ドアの特徴です。

たとえば、故障部位がドアエンジンだった場合はドアを停止します。
故障部位がセンサーだった場合はドアを開放するなど、中途半端に作動してしまったことで起こる最悪の事故が起きないような工夫がされています。

      NABCOの自動ドアの特徴

ミリオン(昭和健産)の自動ドアの特徴

ミリオン(昭和健産)は、自動ドア業界で初めてステンレスハンガーレールを採用した自動ドアメーカーです。
今までの自動ドアのレール(自動ドアの通り道の溝)は、アルミやスチールといった素材が主に使われていました。
アルミレールに強度の高いステンレスを加えることによって、レールの耐久性を向上させより頑丈で顧客満足度の高い自動ドアが生まれました。

また、ハイポイドギアという歯車を業界で最初に採用したのもミリオン(昭和健産)です。
その他にも、主に食品工場などで使われているタイミングベルトという部品を採用するなど、その後の自動ドア業界に影響を与えたものが多いです。

寺岡オートドアの自動ドアの特徴

寺岡オートドア独自のオリジナルドアがあることがこの自動ドアメーカーの特徴です。

通常の自動ドアであれば自動ドアの構造上、ドア開口部に隙間ができてしまいます。
ですが寺岡オートドアのオリジナルドアは、ドア本体に省エネシールを貼り付け、その隙間がなくなるような構造になっております。
隙間がなくなることによって室内の温度が保たれたり、外から隙間を通って入ってくる砂やホコリを遮断したりすることができます。

また、強化ガラスを用いることで安全性も向上しているため、空調面、防犯面ともに優れた自動ドアといえるでしょう。

      寺岡オートドアの自動ドアの特徴

アラビアン(北陽電機)の自動ドアの特徴

アラビアン(北陽電機)は、ユニークな自動ドアに力を入れている自動ドアメーカーです。

皆様は円形の形をした自動ドアは見たことはありますでしょうか?
主にオフィスビルに使われていることのある自動ドアです。

入口に風除けの為の部屋を作ることによって、外気をその円柱の部屋に閉じ込めることができ、オフィスビルの空調コストも抑えることができるというメリットがあります。

また、折り戸式で開くタイプの自動ドアも取り扱っています。
主に病院などで使われており、床面にガイドレールがないタイプです。
車イスの車輪や、患者を運ぶ際に用いるタンカーの車輪を引っかけずに安全に利用できるというメリットがあります。

また、開口幅も大きく、人や大きな荷物を通しやすいのも、この折り戸式自動ドアの特徴です。

      アラビアン(北陽電機)の自動ドアの特徴

ドリーム(扶桑電機工業)の自動ドアの特徴

ドリーム(扶桑電機工業)は、パニックシステムという自動ドアを開発した自動ドアメーカーです。
このパニックシステムの特徴は、通常の自動ドアよりも2倍ほど大きく開くという点です。
大きな荷物を通す必要があるときや、災害時の避難などで人が多く通ると予想されるようなイレギュラーな状況になったときに活躍をしてくれる便利な自動ドアです。

また、内部からドアを強く押すだけで開口幅を広げることができ、操作も簡単です。

この自動ドアは、病院や公共施設の出入り口、オフィスやショールームなど幅広い場所に使われており、比較的よく見かける自動ドアといえます。

まとめ

私たちが普段何気なくお世話になっている自動ドアですが、各メーカーのさまざまな工夫が施されており、人々の暮らしに役立っています。

自動ドアを見かけることがあったら、どんなメーカーでどのような種類の自動ドアなのかチェックしてみると面白いでしょう。自動ドアの機能性・安全性は日々進化しておりますが、それでも日々のメンテナンスは欠かすことはできません。

もし、自動ドアについてお困りのことがありましたら、自動ドアのプロに依頼してみましょう。今回ご紹介した自動ドアメーカーは修理・点検などのアフターサービスも充実しています。

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