
普段生活している家は毎日掃除していても、隅から隅まできれいにしようと思ったら大変です。少しでも楽に、かつ短時間でやれないかといろいろな道具を使って掃除をしている方も多いでしょう。
さまざまな道具のなかでも、フローリングの床や廊下、細かい所のホコリ取りや、家電製品のホコリ取りなど、場面を問わず大活躍するアイテムがあります。それがモップです。
このコラムでは掃除道具の鉄板である、モップの使い方について調べてみたいと思います。
モップの種類
モップにはさまざまな種類があり、それぞれで使用方法も異なります。そのためモップの使い方を知るためにどのような種類があるか確認してみましょう。
モップの種類は大きく分けて3つあります。
・フラットモップ
・水拭きモップ
・化学モップ
それぞれ特長が異なり、用途に合わせた使い方をおすすめしています。
ではそれぞれの用途や特長を確認していきましょう。
フラットモップ
平らなバーのような先端に、シートを取り付けて使用するモップです。
床のホコリや髪の毛などを取り除くのに適しています。
使用時に取り付ける専用のシートにはからぶき用のものや、からぶきと水拭き両方使えるタイプのもの、ウェットシート状になったものがあります。
からぶきのみとウェットシートになっているものは使い捨てタイプのものが多く、一度掃除に使ったら本体から取り外してゴミ箱にそのまま捨てるだけです。簡単かつ衛生的に使用できます。
両方使えるタイプのものは水洗いして繰り返し使えるため、こちらは経済的に有利といえるでしょう。
水拭きモップ
バケツなどで水分を含ませることができるので、水を吸わせて拭き掃除をして床の汚れを落としたり、逆に床にこぼしてしまった水分を吸わせることができます。
使って汚れを流したあとはスクイーザーという、モップに染み込んだ水分を絞る機械ですぐに使うことも可能です。
学校などに掃除道具として置いてあった記憶がある方もいるのではないでしょうか。
化学モップ
化学モップも皆さんが日常でよく目にして使っているモップだと思います。
床を軽く撫でるように滑らせるだけで、チリやホコリを吸いつけ落とします。また掃除を行う部分に吸着剤が施されているので、一度吸いつけた床のチリやホコリはモップから落ちにくくなります。
更にツヤ感まで出してくれるものもあり、掃除した後、綺麗なお部屋を演出しやすくなるでしょう。
ただ吸着剤が油性の性質上、水気のあるところやガラスや鏡、車のボディーの掃除には使えません。
モップの楽な持ち方
モップの使い方で、まず考えたいのが楽な持ち方。
モップを使う時、持ち方を間違えると体を痛めてしまう場合があります。
使っている間ずっと前かがみの姿勢を取り続けるわけですから、少しでも楽な持ち方で快適に使いたいですよね。
モップを使うときに、負担をあまり感じることのない持ち方はこうです。
・片手の親指をモップの柄にかける
・もう片方の手をおへそくらいの位置。両手の間隔は30~40cm
・この姿勢で猫背にならない長さのモップを選ぶ
この持ち方でモップを使えば、姿勢が崩れず疲れにくい状態で掃除が出来ます。
主に力を入れて扱うことの多い「水拭きモップ」を使用するときは、持ち方には一段と気を付けましょう。
モップの楽な動かし方
モップの使い方としてまずは楽な持ち方をマスターしたら、次は楽な動かし方をマスターしましょう。
縦拭きは思ったより効果がない!
モップの基本的な動かし方は主に2種類、「横振り」と「8の字」です。
よくやってしまいがちなのが縦に押したり引いたりして使ってしまう「縦拭き」で、ゴシゴシ力入れて磨いた方が、何となくキレイになる感じを持つかもしれません。しかし「横振り」と「縦拭き」では効果にほとんど差はないのです。
「縦拭き」はただ力を余計に使ってしまうどころか、余分なゴミが出てしまう可能性があり、あまりおすすめできません。
動かし方の基本
モップで掃除をするときは、次の動かし方を意識すると効率的に掃除ができます。
・横に振りながら後ろに下がっていく
・折り返しするときに8の字を描く
振り幅は使う人の身長にもよりますが、120~150cmほどを目安にするとよいでしょう。
モップを使った後のお手入れ
モップの使い方として、使った後のお手入れも覚えておきましょう。
使い終わったモップは、きちんと手入れをして片付けます。
でないと、汚れがモップに残ったままだったり、雑菌が繁殖してしまうのです。
フラットモップに関しては使い切りタイプは使った後はきちんと捨てて、次回は新しいシートを使って下さい。
繰り返しタイプはきちんと洗濯をして乾かしてから使用しましょう。また繰り返し使用が可能だからといって、無限に使えるわけではありません。
各メーカーの使用目処をよく読んで、その指示に従って下さい。
水拭きモップは、きちんと水洗いをし、丁寧に絞って風通しのいいところで十分に乾燥させてください。とくに水拭きモップは不十分な乾燥だと雑菌にとっては好ましい環境となり、かなり強烈な臭いを出し始めます。
化学モップは、モップの糸部分をもみ洗いして、十分に乾かします。
乾いた化学モップに専用の再生液やスプレーを吹きかけ、吸着力を復活させましょう。
まとめ
今回は、お掃除の強い味方、モップについて確認しました。ほんの少し使い方や性能を知るだけでも、作業効率はぐんとあがります。
お部屋のホコリやフローリングのしつこい汚れを取るのにはモップが最適です。モップの使い方をマスターしたら、今まで以上にお掃除が好きになるかもしれません。
楽な使い方で、楽しくお掃除しましょう。
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