【お掃除の新兵器】セスキ炭酸ソーダの使い方を知ってお掃除を楽に！

『セスキ炭酸ソーダ』は重曹と並ぶ掃除に使える便利アイテムとして挙げられます。
そんなセスキ炭酸ソーダですが「セスキ炭酸ソーダの名前を聞くのは初めて」「知っているけど掃除に使えるの？」と疑問をもたれる方は多いと思います。セスキ炭酸ソーダは使い方と使っていい場所と方法を守れば頑固な汚れを落としてくれるアイテムのひとつなのでこれを気に是非知ってもらえればと思います。
この記事ではセスキ炭酸ソーダの使い方に関することをご紹介していきます。

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『セスキ炭酸ソーダ』とは？

セスキ炭酸ソーダとは別名「セスキ炭酸ナトリウム」といい、重曹（炭酸水素ナトリウム）と炭酸ナトリウムのふたつの面をもつ複塩で、スーパーなどでよく手に入ります。弱アルカリ性で、重曹と比較して水に溶けやすく、入浴剤や家庭用洗剤によく配合されている成分のひとつでもあります。

家庭でセスキ炭酸ソーダを使うときも、アルカリ成分がほどほどに弱いので手が荒れにくく、洗剤を使って手が荒れてしまうことを心配される方にも安心して使用できる掃除アイテムのひとつです。
セスキ炭酸ソーダの使い方ひとつで、掃除した場所はきれいになることでしょう。

重曹との違い

・溶けやすさ
重曹とセスキ炭酸ソーダの違いは、まず水の溶けやすさです。重曹は水に溶けにくい性質でなかなか水の中に入れても混ざりませんが、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、水などに混ぜても十分に効果が発揮されます。

・アルカリ性の強さ
重曹とセスキ炭酸ソーダは両者とも弱アルカリ性ですが、セスキ炭酸ソーダは重曹と比べるとアルカリ性が強いです。なので、重曹と同じくらいに掃除向きで水に溶けやすい性質ながら、さらに使いやすい掃除アイテムとして重宝されています。

セスキスプレーの作り方

セスキ炭酸ソーダ使うにはスプレーにするのが最適な掃除方法です。その作り方は以下のとおりです。

①スプレー容器とセスキ炭酸ソーダ、水を用意します。セスキ炭酸ソーダを溶けやすくするため、水はミネラルウォーターではなく水道水を用意しましょう。

②スプレー容器に水とセスキソーダを入れてよく振るだけでセスキスプレーは完成します。

このときの注意点としては、重曹よりは少なめに入れましょう。セスキ炭酸ソーダは重曹よりも少量でも水によく溶けるためです。
　　　　　　

セスキスプレーでお掃除する方法

基本の使い方

セスキスプレーの使い方は汚れに吹きかけたり、吹きかけた後に洗い流したりとした使用方法が多いです。
セスキスプレーを使える電子機器を掃除したい場合は直接吹きかけるのではなくふ、ふきんなどにセスキスプレーを吹きかけてから使用しましょう。

セスキ炭酸ソーダが得意とする汚れ

セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性ですので、酸性の汚れに強いです。コンロ周りなどのベタベタとした汚れなどの油汚れが効果を発揮できます。
洗濯剤としての一面もあり、衣類の血液汚れや皮脂汚れを落とすことができます。

セスキ炭酸ソーダが掃除できる場所

油汚れが多いキッチン回りはもちろん、洗濯剤やドア周り、浴槽掃除に使用できます。

・キッチン周り
コンロ周りにセスキ炭酸ソーダを使用したい時は、スプレーで吹きかけて拭き取った後に水で洗い流しましょう。
汚れがひどいときは、セスキ水の濃度を濃くするか、セスキ水を染み込ませた布などでパックをしてから洗い流しましょう。

・食器類
食器類を洗う時にもセスキスプレーは使えます。食器類を洗う前にセスキスプレーを食器に吹きかけてから洗うと汚れが落ちやすくなります。

・洗濯
洗濯をするときは、汚れた衣服を洗濯する前にセスキ水に漬けてしばらく置いておくと汚れが落ちます。
　　　　　　

セスキ炭酸ソーダが苦手な場所・使ってはいけない場所

セスキ炭酸ソーダの使い方は簡単ですが、何にでも使っていいというわけではありません。セスキ炭酸ソーダは重曹と同じくアルカリ性なので使ってはいけない場所がありますので使うときは覚えておきましょう。

水が染み込みやすい場所

木材の床や家具、土壁や畳、革などの水がしみこみやすい素材に使ってはいけません。水で洗い流す前に水に染み込んでしまいます。変色・シミの原因にもなるので、なるべく使わないようにしましょう。

貴金属

鍋などの貴金属に使用する場合はセスキ炭酸ソーダを使わないようにしましょう。アルミ鍋はアルミニウムを使用しています。アルミニウムがセスキ炭酸ソーダのアルカリ性に反応して腐食してしまう原因になります。鍋などに使う時は煮洗いは絶対に避けてください。

まとめ

セスキ炭酸ソーダの使い方に関することをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
重曹と違いセスキ炭酸ソーダには食用がありませんが、掃除にはセスキ炭酸ソーダの力が十分に発揮できるので、頑固な油汚れなどに掃除するには最適なアイテムのひとつです。

ですが使い方を誤ってしまうと変色・シミなどのトラブルが起こってしまうので注意しましょう。また、食用ではありませんので掃除したいところに使ったりしたら必ず洗い流しましょう。