「床のお掃除をしたばかりなのに、どうしてこんなにすぐ汚れるの?」こういった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは床が汚れる原因と、気になるその汚れをしっかり落とす方法をご紹介します。ぜひ参考にして掃除をしてみてください。床をきれいに掃除すると、気分もすっきりしていいですよ。
目次
床の汚れの原因について
最初にそもそもなぜ床は汚れてしまうのかをご説明します。
・油
床が汚れる最も大きいな原因が「油」だといわれています。とくにキッチンの床は汚れやすいです。調理中に使った油に加え、調味料や食材などが床に飛ぶことも汚れの原因となります。油はほこりなどを吸着する性質を持っており、放置することで油とほこりがくっつきべたべたの汚れともなるのです。
・皮脂
また、黒ずみの原因には私たちの足裏の皮脂汚れといわれています。私たちの手に汗をかくように、足からも汗や皮脂が出ています。毎日歩く床なので、それが床に付いていても不思議ではありません。
・カビ
カビが原因で黒ずみが発生していることもあります。室内の温度と外の温度の差などで結露が発生すると、黒カビが発生しやすくなります。
毎日歩く床なのでどうしても汚れやすい場所ですが、なるべくこまめに床の汚れ落としをしたいですね
汚れの種類によっても床の汚れ落としは方法が変わる
床の汚れによってお掃除方法を変える必要があります。ここではお悩み別に床の汚れ落とし方法をご紹介します。
黒ずみ
基本的なお掃除のあとに、雑巾で水拭きをしましょう。水ぶきするときはバケツに中性洗剤とぬるま湯を入れて、雑巾に含ませしっかり絞りましょう。洗剤は少しで効果があるので、ぬるま湯1リットルに対して小さじ1程度でよいです。
気になる黒ずみには入念に拭き、雑巾が汚れたら雑巾を変えながら拭きましょう。何枚か用意しておくと安心です。
もしも雑巾こすっても取れなければ、スポンジなどでこすってみましょう。スポンジに直接中性洗剤を垂らして使います。黒ずみが取れたあとは洗剤が入っていない水で二度拭きしておいたほうがよいでしょう。
べたべた
べたべたの原因である、油や皮脂よごれを取りましょう。これに有効なお掃除はお酢を使用した床掃除です。お酢なら家にあって実践しやすいです。
お酢と水を同じ割合で混ぜたものをスプレーボトルに入れて、床にかけながら雑巾で拭きます。「お酢を使って掃除なんて、お部屋がお酢のにおいになるんじゃ……」と、お思いの方も多いかもしれません。確かに、拭いてすぐはお酢の匂いが少ししますが、乾くと気にならなくなります。
スプレーしながら雑巾を取り付けたワイパーの棒でお掃除しても大丈夫です。お掃除がしやすくなります。
カビ
カビは人体に悪影響だといわれており、早く取り除きたいですよね。フローリングに生えたカビも自分で取ることができます。
お風呂や台所用のカビ取り剤を使用するとフローリングを傷めることがあるので、この場合は使わないようにしましょう。カビにはエタノールスプレーを使います。消毒用エタノールと水を8:1で混ぜ合わせて作ることができます。
エタノールを使う前に中性洗剤をカビに吹きかけ、浮いてきたら雑巾でこすり取ります。取れたらエタノールスプレーで見えないカビ菌を殺菌しましょう。きれいな雑巾で仕上げに拭けば終わりです。
カビをふき取った雑巾はカビ菌をまき散らす元となるので、仕上げはきれいな雑巾を使うのがポイントです。カビ菌を吸い込まないように、お掃除前にマスクをしましょう。
もしこの方法でも取れなかったり、何度も発生する場合は、フローリングのお掃除のプロに依頼して一度きれいにしてもらった方がいいかもしれません。
カビ予防
カビを発生させないためにはいくつか防止法があります。換気をよくする、布団を敷きっぱなしにしない、マットやカーペットを定期的に屋外へ出すなどがあります。健康を守るためにも、カビはなるべく発生させないように心がけましょう。
床の基本的な掃除の方法
基本にはほこりやゴミを取り除くことが日々のお掃除になります。これらをなるべくためないことが、ベタベタや黒ずみなどの予防にもつながります。2~3日に1度はお掃除できるといいですね。きちんとこまめに掃除をしたら、大がかりな床の汚れ落としをしなくて済みます。
掃除するときはいきなり床に掃除機をかけるより、乾いたワイパーなどでざっとほこりを取り除いてから掃除機を使ったほうが効果的です。掃除機は吸うだけではなく空気を吐き出してもいるので、いきなりかけてしまうと床のほこりが舞ってしまいます。
掃除機で吸い取ったら濡れた雑巾やワイパーでふき取りましょう。汚れたところがあれば中性洗剤で拭いて取り除きましょう。
また、フローリングを守ることも汚れを防ぐのに効果的です。ワックスの剥がれが目立ったらかけ直したほうがよいでしょう。「いつまでもピカピカに!フローリングのワックスがけの手順をご紹介」にて具体的な手順をご紹介していますので、適度にワックスをかけてフローリングを汚れから守りましょう。
床の汚れ落としに効果的な方法
ほこりだけでなく、物を落としてしまったときなども、床は汚れたりしますよね。例えば油性マジックなどは、どのように汚れを落とせばよいでしょうか。
油性マジックはフローロングの木材に染み込んでしまう前に、落とすことが大事です。油性マジックにはメラミンスポンジを使うと落とすことができます。強くこするとフローリングが削り落とされてしまうので、優しくこすりましょう。除光液でも落とすことができますが、フローリングがはげることがありますので、避けたほうがよいでしょう。
床に付いてしまったクレヨンも、メイクを落とすクレンジングオイルで落とすことができます。ただ、落とした後はしっかりとふき取りましょう。
床の汚れ落としに重曹を使うのは?
重曹は油などの汚れに効果的だといわれています。重曹を使ってキッチンなどの床の汚れ落としをしたいところですが、フローリングのワックスを剥がしてしまう可能性があります。酸性のワックスをアルカリ性の重曹が溶かしてしまうのです。ワックスが剥がれると余計と汚れが付きやすくなってしまうので、重曹を使用するのは避けた方が無難かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このコラムでは床の汚れ落とし方法について説明しました。
床の掃除はお困りの汚れによって掃除方法を変える必要があります。間違った掃除方法で逆に床を傷めることもあるので、適切な掃除方法できれいにしましょう。
お掃除をしてもどうしてもきれいにならなければ、フローリング掃除のプロに依頼してもよいでしょう。
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