「スライム」というおもちゃをご存じでしょうか。スライムはRPGで出てくるモンスター以外にも、おもちゃや教材として使われています。
不思議な感触で子どもたちを虜にするスライムですが、ほこりやゴミも絡め取ってしまうため使うたびに汚くなるうえ、髪の毛や衣服、家具についてしまうと取れないこともあります。
スライムで汚れてしまった部分はどうやって取ればよいのか?今回はスライムの取り方について紹介します。
目次
おもちゃの『スライム』とは
おもちゃのスライムは、1970年代におもちゃメーカーであるマテルによって出荷され、その後1978年日本のツクダオリジナルによって販売されたおもちゃです。小さなポリバケツ容器に納められた緑色の半固体をした物体で、手にべとつかない粘土のような感触と冷たく湿ったようなさわり心地がします。
ですが、一度髪の毛やカーペットにつくとなかなか取れないため、スライムの取り方を知っておく必要があります。スライムの遊び方としては、触って遊ぶのがメインです。そもそもはゴムの代替品として人工的にゴムを作ろうとして生まれたものだと言われています。
スライムの材料について
スライムの材料はホウ砂と呼ばれるホウ素の原料となる物質のほか、洗濯のり、水、絵の具や食紅などです。ホウ砂は皮膚や目に入ると発疹や眼瞼炎などの症状が出ることがあり、飲み込んでしまうと頭痛や食欲不振を起こす可能性もあると言われています。
そのため、子どもとスライムを作る際は片栗粉や水などを使用して小さな子どもでも安心して作れるものにしましょう。次章ではスライムの取り方について紹介します。
スライムの取り方とは
以下からはスライムの取り方について紹介します。
髪の毛などは『お湯』で落とそう
スライムが髪の毛に絡まってしまった場合、シャンプーをつけてお湯で洗えば簡単に取ることができます。
スライムを取るには『お酢』が効果的
服やカーペットにスライムがついてしまった場合、柔らかい状態であればまだお湯で取ることも可能ですが、固まってしまった場合は厄介です。そこお湯に数滴の「お酢」を入れ、濡らしたタオルで温湿布をするのが効果的だと言われています。
お湯に数滴のお酢を入れたタオルで湿布しておくと、カチカチに固まっていたスライムが柔らかくなり、爪ではがれるようになります。酢の匂いは換気をして外に出しましょう。
スライムがお酢に溶ける理由
スライムの取り方は分かりましたが、なぜスライムはお酢を使うと取れるのでしょうか?
それはホウ砂がアルカリ性ということに関係しています。アルカリ性のホウ砂と酸性のお酢を合わせると中和するため、スライムはお酢で取れるのです。
スライムは家庭でも簡単に作ることができます
家庭でも簡単にできるスライムを実際に作ってみましょう。ホウ砂を使用したスライムは毒性があるため、個人で制作するのは自己責任になります。
そのため、今回は片栗粉を使用した、子どもが万が一口に入れても安全なスライムの作り方を紹介します。
用意するもの
・片栗粉
・水
・ボウルかコップ
・かき混ぜる棒(割り箸など)
・食紅(赤・緑など)
作り方
(1)ボウルに水100㏄と食紅を混ぜ合わせます。この時食紅は数滴にしましょう。
(2)ボウルに片栗粉200㏄を混ぜ合わせてよく混ぜます。
(3)混ぜ合わせた後の状態をよく見て片栗粉または水を入れて調節します。
(4)全体を均一に混ぜたら片栗粉スライムの出来上がりです。
このスライムを使用する際の注意点は、ホウ砂が含まれていないため前述の酢を使ったスライムの取り方では取れません。ですが、お湯にすぐ溶けます。
これを使えば簡単!市販のスライムキット
「片栗粉を使ったスライムじゃ満足できない!」という場合には市販のスライムキットを使用して手作りするという手段もあります。これらでスライムを作った際は先述のお酢を使ったスライムの取り方が参考になります。
・ギンポー たのしく実験しよう! スライム実験キット MA-SJKF
「ギンポー たのしく実験しよう! スライム実験キット MA-SJKF」は、新聞紙・紙コップ・水さえあればあとはスライム実験キットの中にある材料だけでスライムを作ることができるというものです。かたい、やわらかいスライムを作ることができるほか、ラメパウダーでオリジナルのスライムを作ることもできます。
「バルーンスライムのりセット」は膨らむスライムである「バルーンスライム」を簡単に政策することのできるキットです。風船の他にもスライムを丸めてキャッチボールしたりと通常のスライムとしても遊ぶことができます。
・クツワ HATS 自由工作 ふるふるスライミー ソーダ PT134A
「クツワ HATS 自由工作 ふるふるスライミー ソーダ」は、魔法の粉と魔法の液を混ぜるだけでスライムができるというスライムの簡単作成キットです。ソーダの香りがするので嗅いでも触っても楽しいほか、三角フラスコ型の容器がついているので保存容器として使うこともできます。
スライムを使った後は掃除をしよう
スライムを使う前そうですが、使った後はあちこちにスライムがついている可能性があるため掃除をするのが大切です。ついたままのスライムを放置するとそこにホコリが溜まって不衛生なほか、ペットを飼っている場合ついたままのスライムを舐めたり誤食する恐れがあります。
スライムを掃除する際は前述のスライムの取り方も参考にして、カーペットやソファ、衣服などについたスライムもきちんと取りましょう。
まとめ
スライムは遊べばとても楽しいですが、布製品や髪の毛につくと絡まって取れにくくなります。お酢を使ったスライムの取り方でも取れますが、経年劣化してカチカチになったスライムはなかなか取るのが難しくなります。
そのような場合はハウスクリーニングのプロに依頼するのも一つの手段になります。ハウスクリーニングのプロはそのようなしつこい汚れも取ってくれるほか、普段はあまり掃除しない場所も掃除してくれます。大掃除の季節に一度頼んでみるのもよいでしょう。
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