子どものようにかわいい愛犬ですが、抜け毛がひどいとその毛がカーペットやソファ、衣服などあらゆる場所についてしまいます。「毎日掃除をしてもすぐに犬の毛が抜けて毛だらけに……」と悩む方もいるかと思われます。しかし、そもそも犬の抜け毛はどうして起こるのか?抜け毛を掃除するコツとは?と疑問が多いのではないでしょうか。今回は、そのような疑問を解決するためにも犬の抜け毛掃除の方法や犬の抜け毛の時期などについてご紹介します。
目次
犬の抜け毛について
犬の抜け毛には時期がある
鳥の羽根が生え変わったり、爬虫類が脱皮をするように犬の毛も生え変わります。犬の毛は日照時間や気温で生え変わります。春と秋には「換毛期」と呼ばれます。とくに毛が上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の二重構造(ダブルコート)の犬の場合、換毛期に大量の毛が抜け落ちます。犬の抜け毛を掃除する際には知っておくと便利です。
ダブルコートの犬種は、ポメラニアン・ロングコートチワワ・柴犬・ミニチュアダックスフンド・ラブラドールレトリーバー・ゴールデンレトリーバー・ウェルッシュコーギーなどです。ですが、室内飼いが多くなっている昨今では冷暖房が完備されていて気温差を感じにくいために換毛期が起こりにくくなっています。適度に気温差を感じさせてあげて、健康的に換毛期を迎えられるようにしましょう。
犬の抜け毛はストレスのサインかも
犬の抜け毛の原因には、換毛期のほかにストレスからくる脱毛症も考えられます。人間が大きなストレスを感じたら毛が抜けるように、犬も大きなストレスを感じると脱毛症が起こることがあります。しかも、犬は人間よりストレスに敏感とされているため飼い主がきちんとストレスケアをしてあげることが重要になります。
犬がストレスを感じて脱毛する原因には「慣れない環境での宿泊」「家族が増えた・減った」「大きな環境の変化(引っ越しや模様替えなど)」が挙げられます。自分の環境が変わる際には犬のストレスも考えるようにするとよいかもしれません。
犬の抜け毛を放置するとどうなる?
犬の抜け毛はふわふわとしているので、空中に舞いやすく衛生的にもよくありません。また、抜け毛を放置することでノミやダニが住み着き、部屋にノミやダニが発生する原因にもなります。また、抜け毛が犬の体に絡まっている場合、毛玉や皮膚トラブルを招く原因にもなるため、犬の体に絡まっている抜け毛はしっかりとブラッシングして取り除いてあげましょう。
犬の抜け毛を掃除するコツ
犬の抜け毛を掃除するコツには以下のようなものがあります。
部屋の隅から真ん中・高いところから低いところを掃除するようにする
通常の埃と同じように犬の毛は部屋の角や隅に溜まりがちになります。掃除の基本を押さえて角の隅から真ん中・高いところから低いところを掃除するようにしましょう。
ほうきは使わない
犬の抜け毛の性質上、ほうきを使うと毛が空中に舞い掃除が難しくなるためほうきは使わず掃除機を使うようにしましょう。
気が付いたときに掃除する
掃除機以外にも手軽に掃除ができるグッズはたくさんあるため、そのようなグッズを使って気が付いたときに掃除をするようにしましょう。
家具の配置や置くものを工夫する
犬のいる部屋にはできるだけ家具や細かいものを置かない、置いても隙間をあけない、キャスター付きの移動ができるものを選ぶようにするなどの工夫をすると犬の抜け毛を掃除するのが楽になります。
エアコンをつける季節の場合は注意する
犬の毛は、エアコンを頻繁に使用する季節の場合フィルターなどに張り付きます。床は毛が落ちていると気づきやすいですが、空中に舞っていた毛がエアコンのフィルターに張り付くのは気づきにくいです。
抜け毛がフィルターに張り付いたままだと、エアコンから犬の臭いがしたり、エアコンの効率を下げる原因にもなるためこまめに掃除をするようにしましょう。
犬の抜け毛掃除に便利なグッズ
エチケットブラシ ぱくぱくローラー
エチケットブラシ ぱくぱくローラーは電気もいらず取り換えも不要のカーペットクリーナーです。掃除機や粘着テープで取れなかった犬の抜け毛を掃除してくれます。フタがワンタッチで開くため、掃除も簡単です。
使いかたはエチケットブラシの面を掃除したい場所に当てて軽く前後に動かすだけです。取れたゴミはブラシ面ではなく本体に収納されるので、使用後はその都度本体に溜まったゴミを捨てるだけです。
ペットの抜け毛以外にも髪の毛・ホコリを取るのに使用できます。ただし、衣類には使用ができないほかペットの体や人体には使わないようにしましょう。
Tobbiheim ペットブラシ グローブセット
Tobbiheim ペットブラシ グローブセットはペットの換毛期や普段の抜け毛を掃除する道具として活躍する道具です。ただペットの抜け毛を掃除するだけではなくマッサージにも効果的です。
手袋をしながら掃除ができるのでペットとのスキンシップにもなります。犬の場合のブラッシングのやりかたは以下の通りです。
(1)毛先にペットブラシ グローブセットを通して抜け毛やもつれを取る
(2)毛先の抜け毛やもつれを取ったら毛をかき分け、根元にブラシを通す
(3)ペットブラシ グローブセットで毛並を整える
無理にブラシを通すと犬の皮膚を傷めてしまうほか、最初は犬が触れても嫌がらないところを触るようにしましょう。
Leeko ペット用 スリッカーブラシ
犬の抜け毛を予防するには普段からのブラッシングが最適です。Leeko ペット用 スリッカーブラシは人口化学に基づいたハンドルで滑り止め効果が抜群なほか、握りごこちがよく持ちやすいです。また、高品質なピンがあるのでペットの皮膚を傷つけず優しいブラッシングでマッサージ効果があり、血行促進に繋がります。取れた毛はボタンを押すだけで簡単に取り除くことができるので、ブラシについた毛を掃除する手間を省き、ブラッシング時間も短縮できます。強く押し付けたりせず、皮膚炎のある犬や猫には優しくブラッシングをするように注意しましょう。
リアライズ 一毛打尽 ソファ・カーシート用 犬猫用
リアライズ 一毛打尽 ソファ・カーシート用 犬猫用は犬や猫の抜け毛を簡単に掃除するグッズです。カーペットやソファ、車のシートの表面を軽くこするだけで落ちにくかった犬猫の抜け毛をぐんぐんと掻き出します。本体に毛がつかないので繰り返し使うことができるほか、粘着テープや電気を使わないので環境に優しく省エネです。
直接日光の当たる場所や夏季などの高温になる季節に車内に放置すると素材が劣化してしまうほか、ダルメシアン・パグ・フレンチブルドッグなどの短毛種は毛が短いため毛がかき出しにくかったり、まとまりにくかったりするため注意が必要になります。それ以外にも、カーペットやシートの素材によっては犬の抜け毛が掃除しにくかったりします。
犬の抜け毛にこの掃除機がおすすめ
ツインバード ACハンディークリーナー 毛トラッシュ
ツインバード ACハンディークリーナー 毛トラッシュは犬の毛掃除におすすめの掃除機です。犬の抜け毛掃除に最適な毛トラッシュブラシがついていて、エストラマー樹脂製のブラシがカーペットやマットについた犬の抜け毛をかき取り吸い込みます。
サイクロンの高速回転とフィルターカバーの働きで、ゴミと空気を強力に分離して細かなチリとゴミを遠心分離します。ハンディータイプなのでもともとある掃除機の場所を取らず、コンパクトに使用することができます。
アイリスオーヤマ ペット用サイクロンクリーナー
アイリスオーヤマ ペット用サイクロンクリーナーはペットの毛を巻きつけないほか、猫を飼っている方は猫砂もぐんぐんと吸い取るパワフルな掃除機です。毛が巻きつかない欧風ブラシがついているため一般のゴミとペットの毛をそれぞれ分けて吸い上げます。
ハンディー毛取りノズルについている4つのブラシで毛やゴミをキャッチして、ソファなどについた抜け毛も簡単に取り除きます。
犬の抜け毛に掃除機を使うとなんで臭くなる?
犬の抜け毛に掃除機を使うと「犬臭い!」と感じることがあります。これは掃除機本体に犬の臭いが染み付いてしまうために起こります。なぜ犬の臭いが染み付くのかというと、掃除機のモーターが回転することによって掃除機全体が温まり、中に溜まった犬の毛の臭いが上ってきてしまうためです。また、掃除機の中のゴミを限界まで貯めているのも理由になります。
掃除機のニオイの対策方法
犬の抜け毛に掃除機を使ったことにより犬の臭いが染み付いてしまった場合の消臭方法に「重曹を使う」とうものがあります。重曹を掃除機に小さじ1杯ぶん吸わせると、効果があります。重曹は酸性物質の臭いを中和させるため、犬の毛についた皮脂の臭いを中和させる働きがあるのです。ただし、同じ犬の臭いでも尿のようなアルカリ性の臭いは中和できないため、注意が必要です。
犬の抜け毛のついた服を洗濯するコツ
犬に抜け毛掃除をしていると、服に抜け毛がついてしまうことがあります。そのような場合は以下のような対策をすると抜け毛のついた服をきれいに選択することができます。
ランドリースポンジを使う
ランドリースポンジとは業務用の掃除機フィルターに使われる、細かいホコリも逃さない特殊なウレタンを使用したスポンジです。スポンジの目が均一で細かく、洗濯中に浮いてきた犬の抜け毛もしっかりとキャッチしてくれます。ランドリースポンジを入れるだけでそのような効果があるほか、何度も使えるので経済的です。
洗う前に粘着ローラーを使う
服を洗う前に粘着ローラーを使うことで抜け毛を取り除くとこができます。ただし、細かい毛も取れるとは限らないため先述のランドリースポンジと併用するのをおすすめします。
犬の抜け毛を掃除する手間を減らそう
きちんとブラッシングをしてあげよう
犬の抜け毛を掃除する手間を省くためには、ブラッシングの習慣をつけるのが最適です。犬の毛をしっかりとブラッシングしてあげると抜け毛が少なくなるほかに犬とのコミュニケーションにもなります。とくに換毛期にはしっかりとブラッシングをしてあげて、部屋中に抜け毛が舞うのを防ぎましょう。
そのほか、少し値段が張りますが犬専用のヘアカットをしてもらうのもおすすめです。とくに長毛種の犬は毛のカットをしないと毛が床につくほど伸びてしまったり、おしり付近に糞尿がついてしまうということもあるため、衛生面を考えても毛のカットやブラッシングは必要になります。
お掃除ロボットは効果的?
犬の抜け毛掃除にお掃除ロボットがあると大変便利です。しかし、犬とお掃除ロボットの相性が悪いとせっかくお掃除ロボットを導入しても無駄になってしまいます。お掃除ロボットは稼働時の音が大きく、動きが不規則なため犬が怖がってしまうこともあると言われています。
もしお掃除ロボットを導入する場合は、犬が逃げられるようにゲージやカドラーを用意してあげましょう。もし犬とお掃除用ロボットの相性がよければ、お掃除用ロボットと一緒に犬が遊ぶこともあるそうです。導入をする前に動画サイトなどでお掃除ロボットの音を聞かせてあげると、犬が慣れてくれるかもしれません。
まとめ
犬の抜け毛掃除は便利グッズなどを使えば比較的楽に掃除することができますが、あまりにカーペットやソファに抜け毛が多く、またしっかりと時間をかけて掃除をする暇がないという場合はハウスクリーニングのプロに依頼をするのをおすすめします。
ハウスクリーニングのプロは犬の抜け毛をプロの技術でしっかりと掃除してくれるほか、ペットが床をなめても大丈夫なように掃除する方法も行ってくれます。もし「犬の抜け毛を掃除したいけれど範囲が広すぎて大変……」「時間がないから犬の抜け毛掃除をする暇が全然ない……」という方はハウスクリーニングのプロに依頼をするのもよいでしょう。
依頼をする際は見積もりをしっかり取り、値段の比較・検討をしてからにしましょう。ハウスクリーニングのプロは多くいるため、現地での見積もり調査としっかりとした比較・検討が大切になります。
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