あなたの職場に臭いの気になる人はいませんか?臭いというのは一度気になってしまうと、常に感じ取ってしまって、気にせずに過ごすということが難しいですよね。
近年では職場での臭いが問題となってきており、対策を考える会社も出てきています。職場での臭い対策とはどのようなものが有効なのでしょうか。また、自分自身の臭いが気になってしまったときはどうすればよいのでしょうか。
今回はデリケートな臭いの問題についてご紹介していきます。
目次
職場の臭いは「スメハラ」になる可能性も…
「臭い」での嫌がらせを意味しているスメルハラスメント=スメハラ。臭いの問題はとてもデリケートでなかなか解決が難しい問題です。汗による体臭などだけではなく、香水や柔軟剤の香りもスメハラの要因となります。
自分では慣れてしまって気づきにくくなっている香水など、大量につけてしまった結果、周囲の人には不快な臭いとして感じられているかもしれません。
「匂い」というのは、脳の中でも本能や感情と深い関係があるといわれている大脳辺縁系へ情報が運ばれ識別をしているそうです。つまり「匂い」を感じるのは理性ではなく本能のため、生理的に不快感を覚えてしまうことになります。
周囲の臭いが気になり、職務に集中できなかったり、お客様から苦情がきてしまったり、作業効率や業績にも直結する問題といえるでしょう。デリケートな問題なので、本人に直接注意をすることが難しいのに、我慢をするのも難しいという板挟みの状態に陥ってしまいます。
そのため職場の臭い対策は、個人ではなく会社として取り組むべき問題となってきているのです。
自分が臭い場合の対処法
スメハラのことを考えると多くの方が「自分の臭いは大丈夫だろうか?」と気になることと思います。そこで、自分でできる臭いの対策方法をご紹介します。
自分でできる臭い対策方法
食生活の見直し
自分で防ぐことのできる匂いはたくさんあります。代表的なのは口臭と体臭です。口臭を予防するために歯磨きをすることはもちろん、食べ物に気をつけることでケアすることも可能です。
肉ばかりを食べている人は便秘になりやすいといわれており、その結果口臭も強くなってしまうそうです。腸内をきれいにするためには果物や海藻類が効果的です。これらの食べ物に多く含まれている水溶性食物繊維が腸内環境を整えてくれるでしょう。腸内をきれいにすることが、結果口臭の予防にもつながるといえます。
また、肉を多くとる食生活は体臭の悪化にもつながります。動物性の脂質を多くとることで、皮脂の分泌が増えて体臭のもととなります。肉ばかりを食べるのではなく、野菜や果物などバランスのとれた食事を心がけることが大切なようです。
正しい入浴
体臭の発生は入浴の仕方も関係しています。毎日きちんと入浴していても、髪や耳のうしろなど、シャンプーのすすぎ残しがあると臭いのもととなってしまいます。きちんと入浴しているのに臭いが気になるという方は、シャンプーやボディーソープをたっぷり使用するよりも、隅々まできちんと汚れを洗い流すことを心がけてみましょう。
おすすめグッズ
口臭ケアにおすすめなのが、スプレータイプの口臭ケア用品です。持ち運びがしやすいので、外出先でも手軽に使用することができます。家では液体タイプ、外出先ではスプレータイプなど使い分けをしておくと、気になったときにすぐに使用できるのでおすすめです。
同じく噛むタイプの口臭ケア用品も持ち運びしやすくおすすめです。グミのように噛むことによって唾液の分泌もうながされるので、乾燥による口臭の予防にもつながります。
職場での臭い対策として、体臭予防におすすめなのが汗拭きシートです。夏場は通勤するだけでも汗をかいてしまいますが、鞄にひとつ汗拭きシートを忍ばせておくと簡単に対策ができます。
汗による臭い対策はもちろん、自分もすっきりとして仕事にも集中できるのではないでしょうか。
職場の人間が臭い場合の対処法
自分の臭いは自分で対策できますが、職場に臭いのきつい人がいるとなると難しい問題となります。仲のいい同僚であれば遠回しに伝えてあげることも可能かもしれませんが、なかなか指摘が難しい場合は自分でできる範囲の対策をしてみましょう。
消臭剤を置く
自分のデスクに消臭剤を置いてみましょう。最近では見た目もおしゃれな、一見消臭剤とはわからないデザインの商品も販売されています。この場合、消臭剤の香りが他の人に不快な場合もあるので無香料のものを選ぶことがポイントです。
定期的に換気をする
社内の空気を入れ替えることもひとつの方法です。空気が入れ替わることで仕事中の眠気も覚め、業務効率も上がることが考えられます。部署内で換気を習慣づけてしまうのもよいかもしれません。
このようにできる範囲で職場の臭い対策をして、仕事環境を整えていきましょう。
自分が臭くて香水をつける場合の、香水のつけ方、選び方
自分の体臭が気になり、職場での臭い対策として香水を選ぶ方もいるでしょう。しかし香水をつける際には、つけ方や場所、香水の選び方が大切です。あまりにもたっぷりとつけてしまうと逆効果になってしまうので、適度なつけ方を知っておくとよいでしょう。
香水をつける場所は、耳のうしろ、手首、ウエスト、内ももなどがよいとされています。香水は体温が高い場所につけるとよく香りますが、場合によっては体温が高すぎて強く香りすぎてしまいます。また上半身は香りやすいため、食事の席などでつける場合にはウエストから下につけるのがマナーです。
直接肌にスプレーするとつけすぎてしまう可能性があるため、空中にスプレーをして下をくぐる方法や、香水をつけた指で耳のうしろなどへつけていく方法がおすすめです。香りの種類が軽いものは上半身に、重いものは下半身に使用するとよいでしょう。
ストレスはため込んでいませんか?ストレスは臭いの原因になることも
臭いの原因になるのは、食べ物や清潔の度合いだけではありません。ストレスを感じていると臭いの原因になってしまうことがあります。
ストレスをため込んだり、不規則な生活を続けていたりすると臭いの強い汗が出るようになります。強いストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、体をリラックスさせる副交感神経が優位になりにくく、体を覚醒させる交感神経ばかりが優位になってしまうそうです。
臭いの強い汗を出す汗腺は交感神経によって刺激されるといわれているので、交感神経が優位な状況が続くとこのような汗が多く出てしまうことになります。
規則正しく、ストレスをためない生活をすることも職場の臭い対策に大切というわけです。
まとめ
職場の臭いの問題は、慣れや好みで自分の臭いに気がつけなかったり、相手に指摘をできなかったり、非常にデリケートな問題です。しかし毎日通う職場だからこそ、なんとか解決したい問題ですよね。
職場で臭いの対策を推進している会社はまだ多いとはいえないようです。自分でできる範囲で予防・対策をして、快適に過ごせるようにしていきましょう。
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