
年末が近づいてくると、大掃除をされる方が多いかと思います。普段なかなか掃除できない場所を入念に掃除されることでしょう。
そんな中、お風呂場の換気扇の掃除はどうでしょうか?天井についているので、なかなか女性では掃除しにくい箇所かと思われますが、実は結構汚れているのです!
そこで、今回はお風呂の換気扇の掃除方法についてご紹介しましょう。これを見れば、ピカピカの換気扇によみがえることでしょう。
お風呂の換気扇掃除の方法
まず、お風呂場の換気扇の掃除方法を詳しくご紹介しましょう。
①換気扇のスイッチとブレーカーを切りましょう。
水を使用しますので、感電や怪我の原因になります。しっかり、スイッチとブレ―カーが切れていることを確認してから作業にとりかかりましょう。換気扇の種類によっては、1度スイッチを押すと一時停止になり、スイッチを長押しで完全に止めるようになっていますので、しっかり完全に止めるようにしましょう。
②換気扇のパネルを外しましょう。
換気扇は、大抵2本のバネのような部品ではめ込まれています。そのため、はめ込むである部分を下にひっぱりながら外しましょう。簡単に外れるかと思います。
換気扇の種類によっては、なかなか外れないものもあります。ネジで固定されている場合などもあるので探してみてください。ネジが見つからない場合などは、説明書を確認して外しましょう。
③カバーを外しましょう。
換気扇の種類によっては、パネルを外すとその下に鉄やプラスチックなどで出来たカバーが付いている場合があります。3~4本のネジで固定されているので、ネジを緩めて外しましょう。外したカバーとパネルは、中性洗剤などを含ませた雑巾などで拭きましょう。その後は、乾いたタオルなどで水分を拭き取ります。
④シロッコファンを取り外しましょう。
換気扇のカバーを外すと、中にシロッコファンがあるのが見えます。
シロッコファンとは、小さなファンのことです。そのファンもネジで固定されているので緩めて外します。取り外したら、中性洗剤などを含ませた雑巾でファンを拭きます。
シロッコファンが取り外せない場合は、掃除機にてホコリなどを吸い込みましょう。
⑤ナットを取り外しましょう。
シロッコファンの中心には、ナットがあります。それを緩めて外しましょう。
ナットとは、緩みとめのために取り付けられている金属のネジのような部品をいいます。
大抵、逆ネジになっているので、ファンを手で押さえつつナットのネジを時計回りにまわしましょう。
もし、うまくナットが取れない場合は、反時計回りに回してみましょう。また、ナットは奥まった箇所についているので、ラチェットレンチ+エクステンションバーの組み合わせで外すことをおすすめします。
⑥シロッコファンを洗いましょう。
ナットを外せたら、シロッコファンを洗います。洗い方は、中性洗剤を全体的に吹きかけて30分ほど置いたのちにスポンジなどで汚れを落とします。隙間にはホコリが溜まっているので、歯ブラシなどを使用して取り除くとよいでしょう。
⑦ドラムをキレイにしましょう。
シロッコファンを取り除いた換気扇本体をドラムと呼びます。これにもホコリはこびりついていることでしょう。つまようじや綿棒を使用して汚れを落としていきましょう。掃除機と雑巾をうまく使用して取り除くとよいでしょう。
⑧全て掃除が終わったら、組み付け直しましょう。
換気扇から取り外したものを全て元に戻しましょう。シロッコファンを取り付けたら、手で軽く回しましょう。スムーズに回ることを確認してから、カバーとパネルを閉めましょう。もし、うまく回らない場合はモーター本体に傷がついている可能性があります。自分では修理できないので、業者に依頼することをおすすめします。
ここまで、換気扇の掃除の方法を見てきました。少しでも不安があったりする場合は、無理に作業をすすめることは辞めましょう。故障の原因になってしまう可能性があり、故障してしまうと修理代などがかかってしまいます。プロの業者に依頼し、キレイに掃除してもらう方がよいでしょう。
お風呂の換気扇の掃除の頻度
お風呂は毎日洗うのに対して、お風呂の換気扇の掃除の頻度はどのぐらいがよいのかあまり知られていないかと思います。
お風呂の換気扇は24時間稼働しているものがほとんどでしょう。そのため、常に浴室内の空気を吸いとっている状態にあるということになります。
そのため、家族の人数や換気扇の性能によって異なりますが、換気扇のカバーは週に1度、内部は年4回ほどの掃除がよいでしょう。
あまりにも、ホコリがたまっている場合などは性能が落ちるので、さらに掃除回数を増やすことをおすすめします。十分な換気がしっかりされているのか確認して、掃除を行うとよいでしょう。
掃除がおろそかになって、ホコリまみれの換気扇になると、十分換気できなくなってしまいます。そして、それだけではなくカビの発生や換気扇から異音がしたり、電気代が上がったりしてしまうことになりかねません。しっかり、面倒でも掃除を行いましょう。
お風呂の換気扇が臭くなる理由
お風呂の換気扇が臭くなる理由には何が考えられるのでしょうか?
換気扇が止まっている時に臭う理由と動いている時の理由をご紹介します。
【換気扇が止まっている時に臭う理由】
①カビが生えている。
湿気によって塊になったホコリにカビが発生している可能性があります。換気扇のシロッコファンを重点的に掃除しましょう。
②換気口から近隣で発生している臭いが入り込んできている。
換気扇は湿気や臭いを排出するだけではなく、屋外の臭いまで通してしまうのです。そのため、換気扇を消すと臭いが気になる可能性があります。通常は24時間換気になっていると思うので、節電といって消さずにしっかり換気し続けることで改善されるでしょう。
【換気扇か動いている時に臭う理由】
①排水口の臭いがキツイ。
換気扇が動いていても臭いが気になる場合は、排水口が臭くなっているため、換気扇を回すと上がってきて浴室に充満している可能性があります。排水管専用の掃除道具を使用委し、定期的に掃除をすることで改善されるでしょう。
それでも臭いが改善されない場合は、排水口の奥の配管やトラップに問題があるのかもしれません。自分でお風呂の換気扇掃除を行っても解決できない場合もありますので、業者にみてもらうことをおすすめします。
お風呂の換気扇の掃除には重曹が有効
お風呂の換気扇の掃除には、重曹がよいとされています。詳しい掃除方法をご紹介しましょう。
【必要な物】
・重曹
・バケツ
・ゴム手袋
・スポンジ
・タオル
・新聞紙
【掃除手順】
①バケツに重曹を溶かしましょう。
重曹は、水1リットルに対して大さじ4杯を目安にするとよいでしょう。
②換気扇のパネル・カバー・シロッコファンを付け置きしましょう。
取り外した換気扇の部品をバケツにいれて、付け置きします。
まんべんなく重曹の水に浸るように心がけましょう。
③一晩ほどそのまま放置しましょう。
そのままの状態で放置しましょう。重曹が汚れを浮かしてくれます。
④スポンジで表面をこすりましょう。
ゴム手袋を着用し、スポンジで軽く表面をこすります。
力いらずで、するするとれるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はお風呂の換気扇の掃除についてご紹介してきました。なかなか掃除できない箇所ですが、しっかり掃除することで換気がスムーズにできるでしょう。もし、お風呂の換気扇など掃除でお困りの方がいらっしゃいましたら、当サイトをご利用ください。きっと、役に立つ情報があるかと思います。
バスルームクリーニングを依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「バスルームクリーニング」をご覧ください。