スバルのWRXがバッテリー上がりを頻繁に起こしている。もしそうであれば、それはバッテリーの寿命が近いかもしれません。寿命が近いのであれば、早めにバッテリー交換をおこなう必要があります。
バッテリー交換はそこまで難しい作業ではありませんが、初めてバッテリー交換をおこなうなど、慣れていない人にとっては大変な作業です。危険を伴いますので、必ず正しい手順をみて覚えてからで作業をおこうようにしましょう。
このコラムでは、バッテリーの交換方法とバッテリー上がりから復活する方法を紹介していきます。
目次
WRXのバッテリーを自分で交換する方法
WRXのバッテリーを交換するには、バッテリーを用意するところからはじめましょう。今使っているバッテリーと同じものを買って入れ替えてあげれば問題ありませんが。バッテリーは種類も豊富でサイズやグレードなどさまざまな違いがあることを覚えておきましょう。
ここではバッテリーの型式の確認方法とバッテリーの交換方法を紹介します。今すでにバッテリー上がりで困っているという方は、本コラム内の「スバルWRXのバッテリー上がりを自分で解消する方法」を先にご覧ください。
バッテリーの型式の確認方法
まずは車に搭載されているバッテリーの型式を確認しましょう。ボンネットをあけるとエンジンルーム内にバッテリーがあります。上面に型式が記載されているので確認してみてください。「55D23L」のような数字とアルファベットを組み合わせたものが型式です。
バッテリーの型式は性能やサイズなどをあらわしています。以下で意味を紹介していきますので、車にあわせたバッテリーを選ぶようにしましょう。
・最初の2桁の数字(55): 性能
性能をあらわしています。今と同じ数字のものか数字の大きいものを選ぶようにしましょう。
・最初のアルファベット(D): 短側面のサイズ
バッテリーの短側面側のサイズです。幅と高さによってアルファベットで分類されています。
・2番目の2桁の数字(23): 長側面の長さ
バッテリーの長側面の長さを表しています。
・最後のアルファベット(L): 端子の配置
バッテリーにあるプラス端子、マイナス端子の位置を表しています。
バッテリーを選ぶときは、最初の数字である性能以外は同じものを選ぶ必要があります。サイズや端子の位置が正しくないと、エンジンルーム内に入らないなどといった不具合が生じますので注意してください。
メモリーバックアップがあると安心
バッテリーが準備できたら、つづいてメモリーバックアップを用意しましょう。車はバッテリー交換をする間、電源が一切つながっていない状態になります。そうすると、カーナビなどの機器の設定をはじめとするメモリーをなくしてしまうのです。
そこで、メモリーをなくさないためにもメモリーバックアップを準備しましょう。インターネット通販やカー用品店で1,000円から2,000円程度で購入が可能です。
バッテリー交換の手順
それでは、バッテリーの交換方法を説明していきます。上記以外にも、ナットを外すための「スパナ」と、作業中に感電などを防ぐため「ゴム手袋」「メガネ」も用意しておきましょう。
1.車のエンジンを切る
エンジンを切り、ライトなどの電気も消します。
2.バッテリーを固定しているステーを外します
ステーとはバッテリーが運転中に動かないように止めているものなので、スパナを使って外しましょう。
3. メモリーバックアップをつなぐ
バッテリーのターミナルにつなげていきます。赤をプラス側、黒をマイナス側に接続します。
4.バッテリーを外す
メモリーバックアップをつなげたまま、バッテリーを外します。マイナス側、プラス側の順に外していきましょう。
5.新しいバッテリーを接続する
バッテリーを入れ替えて、接続していきます。今度はプラス側、マイナス側の順につないでいきましょう。ナットを確実に締めて緩んでいないことを確認しながら進めていきます。
6.メモリーバックアップを外す。
バッテリーが接続できれば安心です。メモリーバックアップを外しましょう。
7.ステーを止める
バッテリーが動かないようにステーでしっかり止めましょう。
以上でバッテリー交換は完了です。
スバルWRXのバッテリー上がりを自分で解消する方法
バッテリー上がりを解消するには、「ブースターケーブル」と「ジャンプスターター」を使うふたつの方法があります。手順さえわかっていれば難しい作業ではありません。ただし、いくつか注意点もあります。注意点を踏まえつつそれぞれの手順をみていきましょう。
ブースターケーブルを使う方法
まずはブースターケーブルを使う方法です。ブースターケーブルは故障車と救援車(電気をわけて救援してくれる正常に動く車)とを接続するために必要な赤と黒のケーブルのことです。手順は以下のとおりです。
1.救援車を故障車の近くに停める
ブースターケーブルをつなぐために近くに寄せましょう。近づけたらエンジンを切ります。
2. ブースターケーブルをつなぐ
故障車のプラス端子(赤)→救援車のプラス端子(赤)→救援車のマイナス端子(黒)→故障車エンジン内の金属部分(黒)の順につなげていきましょう。
3.救援車のエンジンをかける
4.故障車のエンジンをかける
5.エンジンがかかったら、ブースターケーブルを外す
取り付けたときと逆の手順でブースターケーブルを外していきましょう。
ジャンプスターターを使う方法
つづいてはジャンプスターターを使う方法です。ジャンプスターターとは、持ち運び可能な小型のバッテリーです。こちらは救援車を用意する必要がないので、手軽にバッテリー上がりを直すことができます。使い方は以下のとおりです。
1.バッテリーにケーブルをつなぐ
プラス端子(赤)、エンジンの金属部分(黒)の順にケーブルをつなげていきましょう。
2.バッテリーにつないだケーブルとジャンプスターター本体をつなぐ
3.1分ほど待ってからエンジンをかける
4.エンジンがかかったら、ジャンプスターターを外す
取り付けたときと逆の手順でジャンプスターターを外していきましょう。
バッテリー上がりを業者に依頼するときのポイント
自分でバッテリー上がりを直すことが難しい場合は業者に依頼しましょう。主な業者の依頼先は、「JAF」「自動車保険のロードサービス」「バッテリー上がり対応業者」です。人によっては無料でロードサービスを受けることができるかもしれません。それぞれのサービスについて詳しく紹介していきます。
JAFに依頼
はじめにJAFに依頼する方法を紹介します。ロードサービスとしてまず思い浮かべるのが、JAFではないでしょうか。JAFは年会費約4,000円、入会金約2,000円を支払うことで加盟することができるサービスです。
場所や状況などにもよりますが、バッテリー上がりの対処など、さまざまなロードサービスを無料で受けることができます。また、有料にはなりますが、会員以外の方もJAFへ依頼が可能です。バッテリー上がりの場合13,130円以上の金額がかかります。
自動車保険会社に依頼
つづいて、自動車保険のロードサービスを利用する方法です。任意の自動車保険に加入していれば、保険に付帯のサービスがついている可能性があります。一度保険の内容を確認してみましょう。
こちらも場所や状況にもよりますが、ロードサービスを無料で受けることができます。ただし、多くの保険会社が保険期間中に1回、1年に1回までといった制限をつけています。ロードサービスを使っても保険料が上がることはないため、もしものときは依頼しましょう。
バッテリー上がりの対応業者に依頼
最後はバッテリー上がりに対応できる業者です。JAFも保険会社も使うことができない場合は、業者に依頼しましょう。依頼をするとすぐに駆けつけてくれてジャンピングスタートをしてくれます。費用相場は9,000円~12,000円ほどです。
まとめ
スバルのWRXがバッテリー上がりをよく起こしているのであればバッテリーが寿命の可能性があります。なるべく早くバッテリー交換を検討しましょう。バッテリーの交換はそこまで難しい作業ではありません。
バッテリーの選び方や交換の手順をきちんと知っていれば、問題なく交換することができるでしょう。また、もしものときのバッテリー上がりの対処法も紹介しました。本コラムで紹介した手順を参考に試してみてください。
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