ルーミーがバッテリー上がりを引き起こしたら、ブースターケーブル、もしくは、ジャンプスターターが手元にあるかを確認しましょう。これらはバッテリー上がりを復旧するために使用する道具であり、持っているかどうかで対処法が変わるからです。
この記事では、道具を持っている場合の対処法と、道具が手元にない場合の対処法の両方を紹介しています。「ルーミーを今すぐ動かしたい。」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ブースターケーブル/ジャンプスターターを持っているかを確認!
ルーミーのバッテリー上がりを自分でなおすためには、「ブースターケーブル」や「ジャンプスターター」が必要です。車の中に保管していないかどうか確認しましょう。
まずはブースターケーブルやジャンプスターターがどういったものなのか、どこで買うことができるものなのかをご紹介していきます。まずは自分で持っているかどうかを確認してみてください。
ブースターケーブルとは
ブースターケーブルとは、ジャンピングスタートをするために必要なケーブルです。故障車のバッテリーと救援車のバッテリーをつなぐことができます。赤と黒の2本のケーブルになっていて、赤はプラス端子、黒はマイナス端子にそれぞれ接続するために使うものです。
ブースタ―ケーブルはネット通販やカー用品店などで購入することができます。価格は安いもので、1,000円程度、高いもので1万円を超えるものも売っています。高いものは業務用のもので、大型トラックなどに接続できるものです。
購入の際は、サイズや種類など、仕様をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
ブースタ―ケーブルを使う方法には、エンジンが問題なくかかる救援車が必要です。ブースターケーブルと救援車どちらも準備ができているという方は、本コラム内の「道具の用意ができたらジャンピングスタートを始めよう!」をご覧ください。
ジャンプスターターとは
ジャンプスターターとは、ブースターケーブルと同様にジャンピングスタートをするための道具です。ジャンプスターターに充電された電気を使って車のエンジンを始動させます。車用のモバイルバッテリーのイメージで考えておくとわかりやすいかもしれません。
商品によっては、スマートフォンを充電することができるものもあります。ジャンプスターターを持っている、準備ができるという方は、本コラム内の「道具の用意ができたらジャンピングスタートを始めよう!」をご覧ください。
道具がない場合の対処法
もし、上記で紹介した道具がないというのであれば、ジャンピングスタートができる業者に頼る必要があります。業者に対応してもらえば、すぐに解決することができるはずです。一口に業者といっても依頼先はいくつかあります。
依頼する業者によってポイントが違うので、どこに依頼すればいいのかご自身でも知っておきましょう。詳しくは、本コラム内の「道具がない/自信がない場合は迷わず業者を呼ぼう!」をご覧ください。
道具の用意ができたらジャンピングスタートを始めよう!
ブースターケーブル、もしくはジャンプスターターが用意できる場合は、自分でジャンピングスタートをしていきましょう。この章ではジャンピングスタートとはどういったものなのかをはじめ、ブースターケーブルとジャンプスターターの使い方を詳しくご紹介していきます。
正しい手順でジャンピングスタートをしないと、火花が飛び散ってしまい、最悪の場合車から火災が発生してしまうことも考えられます。しっかり手順を確認してから作業をしていくようにしましょう。
ジャンピングスタートとは
ジャンピングスタートとは、ほかの車や電気を充電してある道具などから電気を分けてもらい、その電気を使ってエンジンをかける方法のことです。バッテリー上がりの状態はエンジンをかけられるほど電気が残っていないため、この方法を用いて車を復活させます。
救援車でジャンピングスタートをする手順
それでは実際に救援車を使ったジャンピングスタートの方法を紹介していきます。
1.救援車と故障車を近づける
救援車と故障車のバッテリーをケーブルでつなぐため、車を近くに移動させます。
2.バッテリーにブースターケーブルを接続する
赤いケーブルをプラス端子、黒いケーブルをマイナス端子に接続していきましょう。接続する順番にもポイントがあり、故障車のプラス端子(赤)、救援車のプラス端子(赤)、救援車のマイナス端子(黒)、故障車のエンジン内の金属部分(黒)の順に接続していきます。
なぜ故障車のマイナス端子にはつながないのかというと、最後の接続をする際に火花が出るためです。バッテリーから出るガスに火花が引火をすることを防ぐために離れた位置で接続をしていきます。しかし、車種によっては、金属面が露出しておらず接続が難しい場合があります。そのときは、マイナス端子に接続するようにしましょう。
3.救援車のエンジンをかける
ブースタ―ケーブルの接続が済んだら、救援車のエンジンをかけます。
4.故障車のエンジンをかける
救援車のエンジンをかけてから1分ほど待ち、故障車のエンジンをかけます。
5.ブースターケーブルを外す
ブースタ―ケーブルをつけたときと逆の手順で外していきましょう。
6.1時間程度車を走らせ、バッテリーを充電する
エンジンがかかってもすぐにエンジンを切ってはいけません。バッテリーに電気を充電する必要があります。1時間程度は車を走らせてバッテリーに電気を充電するようにしましょう。
ジャンプスターターでジャンピングスタートをする手順
つづいて、ジャンプスターターを使った方法を紹介します。こちらの方法であれば、救援車は必要ありません。
1.バッテリーにジャンプスターターのケーブルを接続する
故障車のバッテリーにジャンプスターターのケーブルを接続していきましょう。プラス端子に赤いケーブル、マイナス端子に黒いケーブルです。
2.ケーブルと本体を接続する
ケーブルの反対側にある青いコネクタ部分を、ジャンプスターターに接続しましょう。
3.故障車のエンジンをかける
電気が供給されたら、故障車のエンジンをかけていきます。
4.ジャンプスターターを取り外す
エンジンがかかったら、ジャンプスターターを取りつけと逆の手順で外していきましょう。
5.1時間ほど走らせ、バッテリーを充電する
バッテリーを充電するために1時間ほど走らせれば、完了です。
道具がない/自信がない場合は迷わず業者を呼ぼう!
「道具なんて持っていない……」「間違って壊したりするのが怖い……」という方は無理をせずに業者を呼びましょう。業者であれば、バッテリー上がり修理のプロです。安心して任せることができます。
しかし、呼ぶのはどの業者でもいいわけではありません。ご自身に適した業者を呼ぶ必要があります。もしかしたら、無料でバッテリー上がりの修理ができる可能性があるのです。
この章では、どんな依頼先があるのか、業者ごとのポイントを紹介していきます。
依頼先①:自動車保険に付帯しているロードサービス
ひとつ目の業者は自動車保険を使ったサービスです。任意の自動車保険には、ロードサービスが付随している場合があります。補償内容にロードサービスが含まれていないか確認してみましょう。
ほとんどの場合、バッテリー上がりは無料で対応してもらうことができます。しかし、保険期間内で2度以上の依頼や30分以上かかるトラブルの場合は有料になることもあるので依頼時に確認しておきまましょう。
依頼先②:JAF
ふたつ目の業者はJAFです。JAFは入会金の2,000円と年間4,000円の支払いをしていることで、さまざまなロードサービスを無料で受けることができます。JAFの会員であれば何度でもサービスを受けることができるので、会員であればJAFに依頼をしましょう。
また、JAFの会員に未加入の場合も依頼は可能です。その場合は、バッテリー上がりで13,130円(2020年2月時点)でロードサービスを受けることができます。その場で会員になっても無料になるのは次のタイミングになるので注意しましょう。
会員であるかどうかは会員証を持っているかで確認しましょう。会員証がなく、JAFに加入しているか分からない場合は、総合案内サービスセンターに問い合わせてみましょう。
依頼先③:エンジン始動に対応している業者
自動車保険もJAFも入っていないというのであれば、バッテリー上がりに対応できる業者を呼びましょう。業者に依頼する場合、作業料金は9,000円から1万2千円ほどです。業者によってはエンジンをかけるところまでの場合と、バッテリーの交換まで対応してくれる場合と、対応に違いがあります。
またすぐにバッテリーが上がるのは交換のサイン
ルーミーのバッテリー上がりをなおしたあと、またすぐにバッテリーが上がってしまった……それはバッテリーが弱っている可能性が高いでしょう。バッテリーはずっと使えるものではなく、劣化をしていくものです。
もしも、そのバッテリーが寿命であるならば交換が必要になります。ここからは、バッテリーが寿命か確認する方法と寿命だった場合の交換方法について紹介していきます。
カーバッテリーの寿命
カーバッテリーの寿命は約2~3年といわれています。定期的にバッテリー交換をするようにしましょう。寿命が近づくと車の電気系統にも影響が出てきます。例をあげますので、該当する場合はバッテリーの寿命を疑ってみてください。
- エンジンのセルがかかりにくい
- ライトの明るさが弱い
- パワーウインドウの動作がにぶい
- クラクションの音が弱い
バッテリーの寿命が近い方はなるべく早くバッテリー交換をするようにしましょう。
バッテリーの交換方法
バッテリーの交換には、自分がDIYで交換する方法と業者に交換を依頼する方法があります。注意点をふまえて説明していくので確認してみてください。
車のバッテリーは種類がたくさんあります。車種によってサイズや仕様が違うため、ご自身の車にあわせたバッテリーを用意するようにしましょう。
ルーミーはアイドリングストップ車のためアイドリングストップ車専用バッテリーが必要です。通常のバッテリーに交換してしまうとバッテリー上がりをしやすくなってしまうなど不具合が出ますので注意してください。
【バッテリーの交換方法】
DIYでバッテリーを交換する手順を紹介します。バッテリーの交換にはゴム手袋とスパナを用意しましょう。
1.バッテリーを取り外す
スパナを使ってバッテリーを取り外していきます。マイナス端子、プラス端子の順に外していきましょう。そして、取りつけ金具を外せばバッテリーを取り外すことができます。
2.バッテリーを取りつける
新しいバッテリーを取りつけ台に置き、さっきと逆の手順で取りつけていきます。ナットをしっかりと締め確実に止めるようにしましょう。
※メモリー機能がある場合は、バックアップ電源でメモリーを保護しましょう。
バッテリーの交換をすると、車に一切電源が繋がっていない状態ができます。そうするとカーナビやオーディオの設定など車に残されたメモリーが消えることがあります。そうならないためにはバックアップ電源を準備しましょう。
バックアップ電源はバッテリーにつなぐもの、シガーソケットにつなぐものなどがあります。取扱説明書をよく読んで使用しましょう。
自信がない場合は業者に依頼しよう!
バッテリー交換に自信がない場合は業者に依頼をしましょう。依頼先は、ディーラーやカー用品店、バッテリー交換の業者などがあります。ルーミーのバッテリー交換の費用相場はバッテリー代込みで約1万5千円~2万5千円です。使用するバッテリーによっても金額が変わりますのでご注意ください。
まとめ
ここまでルーミーのバッテリー上がりについて紹介してきました。ブースターケーブルやジャンプスターターをお持ちであれば、ジャンピングスタートを試してみましょう。ご自身で作業するのが難しい場合は、業者への依頼が確実です。
業者を選ぶ際は、まずご自身が加入しているサービスについて確認をとるのがよいでしょう。自動車保険のロードサービスや、JAFなど、無料で修理することができるかもしれません。
もし、そういったサービスに加入していないという場合はバッテリー上がり専門の業者に依頼しましょう。弊社ではバッテリー上がりを解消することのできる業者をご紹介することができます。24時間365日電話受付対応しております。万が一の際はお気軽にご相談ください。
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