
ノアハイブリッド車のバッテリー上がりにお困りですか。ハイブリッド車のバッテリー上がりは、一般車と同じ対処方法で解決することができます。ハイブリッド車は、用途にわけて、バッテリーが2つ搭載されているので、どちらのバッテリーの対処をおこなえばよいかわからない方もいるかもしれません。
ここでは、バッテリーの仕組みやバッテリー上がりをしてしまったときの対処法を紹介しましょう。参考にすることで、ノアハイブリッド車のバッテリー上がりが起きてしまったときに役立ちます。
目次
ハイブリッド車で知っておくべきバッテリーの仕組み
はじめに、ハイブリッド車のバッテリーの仕組みをみていきましょう。ハイブリット車の仕組みを知ることで、バッテリー上がりをスムーズに解決させることができます。
バッテリーが2つ搭載されている
ハイブリッド車は、バッテリーが2つ搭載されています。各バッテリーごとに、用途が異なるので違いをみていきましょう。
駆動用バッテリー
駆動用バッテリーは、車を走行させるためのバッテリーです。容量が非常に大きいバッテリーで、寿命が長いのが特徴です。一般的な電池ではなく、リチウムイオン電池や水素電池を使用しています。
補機バッテリー
ヘッドライトやエアコン・カーナビなどの電飾品を使用するときに、使われているバッテリーです。補機バッテリーは、ハイブリッド機能を使うときに使われるバッテリーなので、充電不足や寿命を迎えると、ハイブリッド機能に不具合が出てきます。
ノアハイブリッドのバッテリー上がりは、ジャンピングスタートをおこなうことで、自分で解決することが可能です。ジャンピングスタートとは、他車から電気をわけてもらい、バッテリーを復活させることができる作業のことです。バッテリーが上がってしまった場合は、ジャンピングスタートをおこないましょう。
バッテリー上がりが起きるのは補機バッテリー
バッテリー上がりが起きてしまう原因は、補機バッテリーの充電不足が原因です。ヘッドライトのつけっぱなしや、カーナビなどの電飾品の使い過ぎは、電力を多く消費するため、ノアハイブリッド車のバッテリー上がりの原因になります。
ハイブリッド車は基本的に救援車にはなれない
ハイブリッド車は、エンジンを始動させるときに使用するセルモーターがないため、救援車には向いていません。ハイブリッド車の補機バッテリーは、ガソリン車の始動の際に流れる大電流を想定していないため、大きな負担がかかってしまいます。
ハイブリッド車でのジャンピングスタートのやり方
ノアハイブリッドのバッテリー上がりを解決するための、ジャンピングスタートの手順を確認していきます。作業する手順が異なると、火花が散るなどのトラブルが起きるおそれがあります。
ジャンピングスタートに必要なもの
- ブースターケーブル(アンペアが高いもの)
- 救援車
- ゴム手袋や保護メガネ
ジャンピングスタートの手順
手順.1
一般のエンジン車と同じ対処法で、ブースターケーブルで救援車と故障車のバッテリーをつないでいきます。ブースターケーブルは、プラス端子が赤色、マイナス端子が黒色と覚えておきましょう。ブースターケーブルは、プラス端子からつなげていきます。
プラス端子(赤色):故障車→救援車
マイナス端子(黒色):救援車→故障車
このように、接続する順番を守ることでショートを起こさずに安全に作業をすすめることができます。
手順.2
ケーブルをつなぎ終えたら、救援車→故障車の順にエンジンを始動させていきます。故障車のエンジンが始動すれば、救援成功です。バッテリーが回復したあとは、最低30分は走行して、バッテリーを充電させましょう。
作業は説明書を確認しながらがおすすめ
ケーブルのつなぐ順番や作業工程が異なると、ショートする危険性があります。説明書を確認しながら、作業をおこなうことで、安全にバッテリー上がりを対処することができます。説明書を確認しながらでも、作業に不安のある方は、業者に依頼することをおすすめします。
ほかにもある!バッテリー上がりの解決方法
ノアハイブリッドのバッテリー上がりは、2章で説明した方法のほかにも解決方法があります。自分に合う対処方法をみつけましょう。
ジャンプスターターを使う
救援車が見つからない場合は、ジャンプスターターというジャンプスタートをおこなう電気を供給する機械を使用することで解決できます。
ジャンプスターターの使い方
1.ジャンプスターターのケーブルをバッテリーにつなげていきます。つなげていく際は、プラス端子からつなげていきましょう。つぎに、マイナス端子をつなげます。
2.つなぎ終えたら、故障車のエンジンを始動させていきます。エンジンが始動すれば作業完了です。バッテリーが回復したあとは、最低30分は走行して、バッテリーを充電しましょう。
バッテリーを交換する
ノアハイブリッドのバッテリー上がりを解決する方法のひとつとして、バッテリーを交換してしまう方法もあります。劣化していると、バッテリーも上がりやすくなるので、新しいものと交換するとよいでしょう。バッテリー交換は自分でおこなうこともできますが、業者に依頼することで、スムーズに作業をおこなってくれます。
JAFやロードサービスを利用する
ノアハイブリッドのバッテリー上がりを解決できない場合は、JAFやロードサービスを利用しましょう。JAFやロードサービスは、会員になっているとバッテリー上がりなどのエンジントラブルに、無償で対応してくれます。自分で対処できない場合は、無理をせずJAFやロードサービスに依頼しましょう。
業者を利用する
バッテリー上がりや車の故障は、プロの業者に依頼するのもよいです。プロの業者に依頼することで、ノアハイブリッドのバッテリー上がりを解決してくれるでしょう。ジャンピングスタートの対処にお困りの場合は、弊社が業者をご紹介しますので、気軽にお問い合わせください。
ハイブリッド車でバッテリー上がりが起きる原因と対策
ノアハイブリッドのバッテリー上がりが起きる原因や対策をみていきます。原因や対策を知って、ノアハイブリッドのバッテリー上がりを予防しましょう。
ライトの消し忘れ
ライトの消し忘れは、過放電になるのでバッテリーが上がりやすくなります。新品のバッテリーだとしても、5時間もすればバッテリーが上がってしまうので、ライトの消し忘れには注意しましょう。
走行時間が少ない
普段、あまり車に乗らない場合や走行する時間が短いと、バッテリー上がりが起きるおそれがあります。走行時間が短いと、バッテリーの充電ができません。バッテリーの容量が不足している状態でエンジンをかけると、バッテリーの容量を上回りバッテリーが上がってしまいます。
バッテリーは、車を定期的に走らせることで充電させるので、週に一度でもよいので1時間ほどのドライブをおこないましょう。
バッテリーの劣化・寿命
バッテリーは、消耗品です。同じバッテリーを長い期間使っていると、次第に劣化してきます。劣化してくると、バッテリーの持ちが悪くなり、バッテリーが上がりやすくなるので、交換することをおすすめします。ハイブリッド車のバッテリーは、一般車よりも寿命が長いですが、定期的にメンテナンスをおこなうとよいです。
まとめ
ノアハイブリッド車のバッテリー上がりについての、対処法や対策をご紹介しました。ハイブリッド車のバッテリー上がりは、一般のエンジン車と同じ対処方法で解決できることができます。バッテリー上がりを対処する場合は、ケーブルのつなぎ順に気をつけながらおこないましょう。
ノアハイブリッド車のバッテリー上がりを自分で対処できない場合は、JAFやロードサービス、業者に修理依頼するのがおすすめです。知識や技術力のあるプロの業者なら、スムーズに車トラブルを解決してくれるでしょう。
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