
外出中などに普段から乗っているミライースのバッテリー上がりが起きてしまったら、どう対処していいかわかなくなるかもしれません。しかし、適切な対処すればバッテリー上がりの問題は解決できます。まずは落ち着いて、今の状況を把握しましょう。
この記事ではバッテリー上がりが起きってしまったときに、どうすればいいのかについて詳しく解説します。バッテリーが上がってしまって困っている人は、この記事で書いてある対処法を実践してみてください。
また、今後同じことが起こらないようにするためにも、バッテリー上がりの原因や予防策についても解説します。今回は業者の紹介もしていますので、バッテリー上がりの対処を業者に依頼しようと思っている人も、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ミライースのバッテリー上がりを解消する方法とは?
バッテリーが上がってしまったら、一体どう対処すればいいのでしょうか。まずは誰でも比較的簡単にできる対処方法について説明します。
ジャンプスタートで応急処置をとる
外出中にバッテリー上がりが起きてしまったら、まずはジャンプスタートを試してみてください。ジャンプスタートとは、バッテリーが上がってしまった車に、外部から電力を供給する方法のことです。
まず、車のバッテリーが上がってしまっている場所で、ほかのドライバーに助けを求めましょう。応急処置にはブースターケーブルという名前のケーブルが必要ですので、自分で持っていなければ、そのドライバーに持っているかどうか聞いてください。もしその人が持っていなければ、ほかに持っている人がいないか聞いてみましょう。
助けてくれる車とブースターケーブルが揃えば、バッテリー上がりに対応できます。
ブースターケーブルを使って、バッテリー上がりに対応するときの手順について説明します。以下の手順に沿って作業すれば、それほど難しくありませんので安心してください。
2. 赤いケーブルの反対側を、救援車のバッテリーのプラス端子に接続する
3. 救援車のバッテリーのマイナス端子に、黒いケーブルを接続する
4. 黒いケーブルの反対側を、バッテリーが上がっている車の未塗装の金属部分に接続する
5. 救援車のエンジンをかける
6. 2分ほど待機
7. バッテリーが上がっている車のエンジンをかける
8. エンジンがかかったら、接続時と反対の手順でケーブルを外す
「未塗装の金属部分」というのは、ボルトやボンネットを支えるフックなど、バッテリーから少し離れた場所の金属であれば問題ありません。
救援車から電力を分けてもらい、自分の車のエンジンがかかったら、しばらくはエンジンをかけっぱなしにしましょう。車はエンジンが動いている間だけバッテリーの充電がおこなわれます。それを念頭に入れて、30分程度車をとめたままエンジンをかけっぱなしにするか、近場を走行するなどしてください。
救援車がいないときはジャンプスターターを使う
上記した方法で、バッテリー上がりを解消できればそれで問題解決ですが、誰もブースターケーブルを持っていない場合などもあるでしょう。そのようなときはジャンプスターターがあれば解決できます。
周りにいる人がジャンプスターターという機器を、持っているかどうか聞いてみてください。もし持っている人がいれば、その機器を使ってバッテリー上がりを解消しましょう。ジャンプスターターの使い方はそこまで複雑ではないので、以下の手順に沿って作業してみてください。
2. ジャンプスターターの黒いつまみで、車の未塗装の金属部分をはさむ
3. ケーブルの先端をジャンプスターター本体の穴に差し込む
4. 本体はランプがついていて、それが点灯すれば通電状態の印
5. 車のエンジンをかけてみる
6. エンジンがかかったら、ケーブルを本体から抜く
7. 赤と黒のつまみをバッテリーから外す
先述したとおり、車のバッテリーはエンジンが回転しているときにのみ充電されます。ジャンプスターターを使ってバッテリーを充電した後は、しばらくエンジンをかけたままにするか、しばらく走行するようにしましょう。
うまく充電されないときは…
もしジャンプスタートを試しても、エンジンがかからないという場合には、5~10分程度時間をあけてから再度挑戦してみてください。それでもうまく充電されない場合は、バッテリーの交換が必要か、もしくはほかの部品が故障しているかもしれません。なので、すみやかに業者やロードサービスを呼び、対応してもらいましょう。
バッテリー上がりを早く解消させたい状況で、業者の比較をゆっくりする暇はないかもしれません。そんな場合は弊社のサイトをご利用ください。バッテリー上がり対応の優良業者をすみやかにご紹介させていだだきます。次はバッテリー交換方法と、交換時に注意するべきことについて説明していきます。
ミライースのバッテリーを交換する方法とは?
ミライースのバッテリー上がりをジャンピングスタートでは解決できなかった場合、バッテリーを交換する必要があるかもしれません。バッテリー交換とは一言でいっても、どうすればいいのでしょうか。ここからはミライ―スのバッテリーの交換方法を紹介していきます。
バッテリーの型式に注目
ミライースのバッテリーを交換したいとき、ひとつ気をつけなければいけないことがあります。じつはミライースのバッテリーの型式は、ほかの一般的な車のバッテリーの型式と違うのです。
従来の車はJIS規格に基づいたバッテリーを使用しているのですが、ミライースはアイドリングストップ車用のバッテリーで、型式が違います。間違ってJIS規格のバッテリーを購入してしまうと、ミライースには使えないので無駄な出費になってしまいます。
アイドリングストップ車は、車が止まるたびにエンジンが停止し動き出すときに、またエンジンを再始動させます。また、アイドリングストップ車に使われているバッテリーは、従来のバッテリーと比べると蓄電量が大きく、耐久性があります。そして、充電回復性が高いという特徴を持っています。
ミライースのバッテリーを購入するときは、バッテリーボックスの上面に記載されているアルファベットと数字をみてください。M-42と記載があれば、そのバッテリーは適合バッテリーです。この場合は、660ccの燃料ガソリンタイプのミライースを想定しています。
自分のミライ―スに使われているバッテリーの型式がわからないときは、その場で店員さんに尋ねてみるとよいでしょう。
バッテリー交換の流れ
ここでは、バッテリーを交換するときに必要な道具と手順について解説します。まず必要なものは、新しいバッテリーとスパナです。オイルなどで服が汚れてしまうことがあるので、汚れてもいい服装で作業してください。
作業を開始する前に、ひとつ注意するべきことがあります。バッテリーの箱の中には電解液が入っていますが、その中には希硫酸という液体が含まれています。希硫酸は肌に触れると危険なので、バッテリーの箱を落としたり、破損させたりしないように気をつけてください。
バッテリー交換の作業自体はそこまで難しくないので、適切なバッテリーを購入したら自分でもバッテリー交換は可能です。手順は以下に、をご覧ください。
2. バッテリーのマイナス端子を外す
3. バッテリーのプラス端子を外す
4. バッテリーを固定しているバーを外す
5. 古いバッテリーと新しいバッテリーを交換する
6. 取り付けるときと逆の手順をおこなう
新しいバッテリーに交換したら、エンジンがちゃんとかかるかどうか確認しましょう。そしてバッテリー充電という目的も兼ね、近場で少し走行するとよりよいでしょう。
交換を依頼することもできる
バッテリー交換は、もちろん自分でもできますが、プロに依頼すると、労力や作業時間を省くことができます。車が好き、もしくは機械作業が好きな人であればよいですが、そうでない人は、プロに依頼するのが最も確実で安全な選択でしょう。
どういったところでバッテリー交換を依頼できるかというと、カー用品店、ディーラー、民間のバッテリー交換業者、もしくはガソリンスタンドなどです。
ミライースのバッテリー上がりを防ぐ方法おもな3つ
バッテリーの交換時期や交換目安については、説明しました。しかし車に乗るたびに、バッテリーの残量を気にする人はいないでしょう。ここからはバッテリー上がりを防ぐために日頃からできる3つの行動を紹介しますので、ぜひ意識してやってみてください。
電装品がオフになっているか確認する
ミライースのバッテリーを交換する方法とは?
車から離れるときは、車内の電装品がすべてオフになっていることを確認するようにしましょう。バッテリー上がりのおもな原因として、ヘッドライトやスモールライトの消し忘れが挙げられます。
車はエンジンが動いていないときは、電気を充電できません。つまり、エンジンを切っている状態で電気をつけっぱなしにしてしまうと、車の電気が減っていく一方になり、バッテリーが上がってしまいます。車を離れるときは目視で電気が消えていることを確認しましょう。
定期的にバッテリーのメンテナンスをする
バッテリーの寿命は2~3年のため、時期が近づいたら交換しましょう。交換はこれくらいの頻度でよいですが、メンテナンスは違います。
メンテナンスは、1か月に1回が理想といわれています。安全に走行するために、メンテナンスの回数が多いにこしたことはありません。しかし、実際にはそれほど頻繁にメンテナンスしてもらうことは難しいかもしれません。そこで3か月に1回、少なくても6ヶ月に1回は必ずバッテリーの状況をプロにみてもらいましょう。
バッテリーのメンテナンスは、交換のときと同じく、ディーラー、カー用品店、もしくはガソリンスタンドにいけば、点検をしてくれます。ガソリンを入れにいくときに、ついでにバッテリーの点検もお願いするとよいでしょう。
今のバッテリーはかなり高性能で、バッテリーの残量がギリギリになるまでしっかりと性能を発揮してくれます。しかしそれは言い方を変えると、不調の兆候もあまりなく突然バッテリーが上がってしまうということでもあります。したがって3か月に1回の点検が必要になるのです。
ソーラーバッテリーを使う
バッテリー上がりを防ぐために、ソーラーバッテリーを車に取り付けるというのも効果的な方法です。
一般的なソーラーパネルは、ハガキくらいの大きさで薄く、車の中にあるヒューズボックスに接続して使います。また、ソーラーバッテリーの多くには、バッテリーチェッカーがついています。これをみれば、バッテリーの残量がすぐにわかります。
ソーラーバッテリーは近場でしか運転しない人や夜に車に乗ることが多い人に、おすすめです。もしご自身が当てはまるようであれば、購入しておいて損はないでしょう。
今後バッテリー上がりが起きたときに役立つ対策
バッテリー上がりの原因や対策については説明してきましたが、実際に外出中にバッテリー上がりが起きてしまったら、どうすればいいのでしょうか。ここではプロに対応してもらう場合のサービスについてご紹介します。
自動車保険のロードサービスを利用する
自分が加入している自動車保険のロードサービスを、使うことができます。バッテリー上がりに関しては、基本的に無料で対応してもらえるでしょう。
会社によっては、バッテリー上がりの無料対応に回数制限がある場合もあります。ご自身が加入している自動車保険のサービス内容を、事前に確認しておくとよいでしょう。
バッテリー上がり対応業者を利用する
自動車保険のロードサービス以外の選択肢でいうと、バッテリー上がりに対応している業者を呼ぶことです。民間の業者ですので、作業は有料になります。以下のような場合は業者に依頼するのがおすすめです。
・夜間に山奥でバッテリー上がりが起きてしまい、ロードサービスを呼ぶと出張費が高い
どんな業者に依頼すればいいのかわからないときは、ぜひ弊社をご利用ください。優良な業者をすみやかにご紹介いたします。
まとめ
この記事では、ミライースのバッテリー上がりについていくつかの角度から解説をしました。バッテリー上がりが起きる根本的な原因は、車の中にためられている電気量よりも、使用する電気量が多くなることです。
バッテリー上がりに個人で対応する場合は、ジャンプスターターを使う方法が最も簡単でしょう。周りに車が走っていないような場所でバッテリーが上がってしまったときに役立つので、ひとつ購入しておくとよいでしょう。
プロに依頼する場合は自動車保険のロードサービスか民間のバッテリー上がり対応業者です。どちらもサービス内容が異なり、それぞれの利点があります。いざというとき、どんな業者を呼べばいいのか、候補があるときっと安心材料になるでしょう。ぜひ弊社をご利用ください。優良な業者をご紹介させていただきます。
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