
ゴルフ7のバッテリー上がりは、バッテリーの劣化や充電不足がおもな原因と考えられます。もしくは、ヘッドライトのつけっぱなしなどでバッテリーを消耗させていたのかもしれません。ともかく、バッテリーが上がってしまったら困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、ゴルフ7でバッテリーが上がったときの対処法について詳しく解説していきます。また、バッテリー上がりにつながる原因、バッテリーが上がらないための予防方法、バッテリーの交換の仕方も合わせて紹介していきます。
バッテリーがよく上がってしまう方や対処方法がわからないという方は、参考にしてみてください。原因や対策を知ることで、ゴルフ7のバッテリー上がりを解決できるはずです。
目次
ゴルフ7でバッテリー上がりが発生した際の対処
ゴルフ7のバッテリー上がりが起きた場合の対処方法をいくつか紹介します。自分に合った対処法で、ゴルフ7のバッテリー上がりを解決しましょう。
対処1:ジャンプスタートでエンジンをかける
ジャンプスタートとは、他車から電気をわけてもらうことで、ゴルフ7のバッテリー上がりを解決させる方法です。
作業.1
他車(救援車)と故障車のバッテリーをつなぐために、ブースターケーブルを用意します。ブースターケーブルは、大量の電気に耐えたれるタイプのものを選びましょう。ケーブル選びを失敗してしまうと、ジャンプスタートがおこなえません。
作業.2
ケーブルを用意したら、電気をわけてもらう車と故障車のバッテリーをつないでいきましょう。ケーブルには、プラス端子(赤)とマイナス端子(黒)があり、プラス端子から順につなげていきます。下記の手順で、つなげることで火花が散るのを防ぎます。
●プラス端子:故障車→救援車
●マイナス端子:救援車→故障車
作業.3
ケーブルをつないだら、救援車→故障車の順でエンジンをかけていきます。このとき、救援車のエンジンをかけてから2分ほど経ってから故障車のエンジンをかけてください。でないと、ジャンプスタートをおこなった際に救援車のバッテリーの電力が空っぽになってしまいます。故障車のエンジンがかかればジャンプスタート成功です。
故障車のエンジン始動後は、1時間ほど車を走行させて、バッテリーの充電をしましょう。アイドリング(停止したままエンジンを始動している状態)でも充電することはできますが、エンジンの回転数を上げたほうが充電の効率がよいため走行することをおすすめします。
対処2:ロードサービスやバッテリー上がりの対応ができる業者に依頼する
ゴルフ7のバッテリー上がりに対応してくれるロードサービスや業者に依頼するのもひとつの方法です。ロードサービスに加入している場合は、バッテリー上がりなどの車トラブルに無償で対応してくれます。利用回数によっては、費用がかかってくる場合もあるので、依頼の際は確認してみましょう。
ロードサービス以外の業者に依頼するものよいです。知識や技術力がある業者に依頼することで、ゴルフ7のバッテリー上がりをスムーズに解決してくれます。
対処3:車用の充電器で充電する
バッテリー上がりは、ジャンプスターターという充電器でも解決することができます。ジャンプスターターは、救援車がなくても、ひとりでバッテリー上がりを解決させることができる便利な機器です。
ジャンプスターターの使いかた
作業.1
ジャンプスターターのケーブルを故障車のバッテリーにつなげていきます。ジャンプスターターもブースターケーブルと同じで、プラス端子(赤)とマイナス端子(黒)があります。ジャンプスターターの場合も、プラス端子からつなげていきましょう。
作業.2
ジャンプスターターをつなげたら、放電をはじめ、故障車のエンジンをかけていきます。エンジンがかかれば成功です。1時間程度、アイドリングや走行などしてバッテリーを回復させましょう。
対処4:バッテリーを交換する
ゴルフ7のバッテリー上がりが起きた場合は、バッテリーの劣化も考えられます。バッテリーの交換は、自分でも簡単におこなうことができるので、交換を検討しましょう。
●交換方法
バッテリーは、エンジンを始動させる役割をしています。ゴルフ7のバッテリー交換をおこなう際は、適合バッテリーを選びましょう。
・ゴム手袋
・保護メガネ
・スパナ(工具)
作業.1
古いバッテリーを取り外します。スパナを使いマイナス側の端子→プラス側の端子の順で端子をはずしていきましょう。はずした後は、取付台に固定されているバッテリーの留め具をはずし、バッテリーを取り出します。
作業.2
新しいバッテリーを取りつけていきましょう。バッテリーの取付台に新しいバッテリーを置き、留め具で固定します。固定した後は、プラス端子→マイナス端子の順に端子をつなげていきます。つなぎ終わった後は、ナットの締まり具合を確認しましょう。
ゴルフ7のバッテリー上がりが解消されないときは
ゴルフ7のバッテリー上がりが解消されないときは、バッテリー上がり以外にトラブルが起きている場合があります。バッテリー上がりの症状やバッテリー上がりと勘違いしやすい症状をみてみましょう。
バッテリー上がりの際に出る症状
●エンジンがかからない
●リモコンキーが使えない
●メーターや時計などの電飾品が点灯しない
このような症状があらわれていたら、バッテリー上がりの可能性が非常に高いです。これらに異常がない場合は、バッテリー以外の場所でトラブルが起きていることが考えられます。
バッテリー上がりと勘違いしやすい症状
エンジンがかからないトラブルは、バッテリーが原因とは限りません。バッテリー上がりと勘違いしやすい症状もあるので、確認しましょう。
●エンジンモーターの故障
エンジンモーターが故障していると、エンジンがかかりません。ジャンプスタートをおこなってみてもエンジンがかからない場合は、エンジンモーターの故障のおそれがあります。この場合は、自分で修理をおこなうことは困難なので、ロードサービスや修理業者に相談してみましょう。
●バッテリー端子の緩み
バッテリーの端子についている留め具が緩んでしまっていると、電気がうまく送れず、エンジンがかからないことがあります。緩んでいる場合は、端子部分の留め具をしっかり締めましょう。
ゴルフ7がバッテリー上がりした原因と対策
ゴルフ7がバッテリー上がりした原因や対策をみていきましょう。原因や対策を知ることで、バッテリー上がりを予防することができます。
車の電気機器をつけっぱなしにした
ヘッドライトや車内灯のつけっぱなしは、バッテリー上がりの原因になります。バッテリーの容量以上の電力を使ってしまうとバッテリーが上がってしまうので、消し忘れには気をつけましょう。また、エアコンやカーナビの使い過ぎも、バッテリー上がりの原因になりやすいので、使用量に気をつけましょう。
バッテリーが上がりやすい状況だった
気温が低い季節も、バッテリーは上がってしまう場合があります。バッテリーは、中の液体の温度が下がることで、バッテリー本来の機能が発揮できなくなっています。
バッテリー液の温度が低いと、エンジンをかけるときの電力がより多く必要となるので、バッテリーへの負担が大きくなっているのです。寒い時期や地域にお住まいの方はバッテリー専用の保温材などで、対策するのをおすすめします。
バッテリーの寿命
バッテリーは、2年~5年の寿命といわれているので、長年同じバッテリーを使用している場合は交換を検討しましょう。液体漏れや本体の膨らみは、交換時期と判断してよいです。
バッテリーの交換をおこなう際は、先述した「対処4:バッテリーを交換する」を参考にしてみてください。
バッテリーは消耗品です。交換時期の把握、定期的なメンテナンスをおこなうことで、バッテリー上がりを予防することができます。
自動変速機制御コンピュータの不具合
自動変速機制御コンピュータの不具合とは、車の速度やエンジン回転を自動的に切り替える部分に不具合が生じている状態のことです。この部分に、不具合が起きると最悪な場合は、バッテリーが上がってしまいます。
オイルに異臭を感じたり、加速が鈍いと感じたりした場合は、自動変速機制御コンピュータの不具合の可能性があります。自分では、対処できないので業者に点検を依頼しましょう。
まとめ
今回は、ゴルフ7のバッテリー上がりの原因や対処方法を紹介しました。ゴルフ7のバッテリー上がりは、ヘッドライトや車内灯のつけっぱなし、冬などの気温が低い時期に起こるバッテリー液の温度低下などが原因です。バッテリー液の温度が低いと、エンジン始動時に、普段より多くの電力を使うのでバッテリーが上がりやすくなります。対策として、保温材などを使用するとよいでしょう。
ゴルフ7のバッテリー上がりの対処にお困りの方や、不安のある方はプロの業者に依頼することをおすすめします。依頼することで、スムーズにトラブルを解決してくれるでしょう。
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