
バッテリー上がりは、エンジンがかからなくなる車のトラブルです。エンジンがかからなくなると車を使うことができないため、焦ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、フォルクスワーゲンのポロがバッテリー上がりを起こした際の解消方法をお伝えします。ポロのバッテリー上がりでお困りの方は、この記事を読めばポロのバッテリー上がりを解消することができるでしょう。
「ポロのバッテリーが上がってしまった」という方は、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
目次
ポロのバッテリー上がりを解決するには…
ポロのバッテリー上がりの原因には、電力不足やバッテリーの寿命が挙げられます。バッテリー上がりの原因が電力不足の場合は自分で解決するか、プロに依頼することで解決してもらうことができます。また、寿命の場合はバッテリーを交換することで解決することが可能です。そこで、まずはそれぞれの方法についてご説明します。
自力で解決する方法と、プロに解決してもらう方法がある
バッテリー上がりのおもな原因として、電力不足があります。車はライトやオーディオ・エアコンなどの電気機器を使うことで電力を消費し、エンジンをかけることで充電をおこないます。つまり、電気機器を使いすぎたり、エンジンを長時間かけていないと電力不足となり、バッテリーが上がってしまうことがあるのです。
電力不足でのバッテリー上がりは、ジャンピングスタートをおこなうことで解決することができます。ジャンピングスタートとは、自車以外のバッテリーを利用してエンジンを始動させる方法です。ジャンピングスタートには、ほかの車のバッテリーを借りるやり方と、ジャンプスターターを使ったやり方の2種類があります。
ほかの車のバッテリーを借りるやり方では、ほかの車と故障車を「ブースターケーブル」という赤と黒のケーブルでつないで、一時的にエンジンを始動させます。また、ジャンプスターターを使ったやり方では、「ジャンプスターター」という充電器によって解消することができます。
ただし、これらの方法でバッテリー上がりを解消するためには、ブースターケーブルやジャンプスターターといった道具が必要となります。
道具を持っていない場合は、任意保険やJAFといったロードサービス、バッテリー上がりを解消する業者に依頼するのが有効です。自力で解決する方法と、プロに解決してもらう方法は、後ほどご説明します。
バッテリーの寿命が近い場合は交換したほうがいいことも
バッテリー上がりは、電力不足だけではなく、バッテリーの劣化が原因である場合もあります。バッテリーの寿命は2~4年といわれていて、これを超えると劣化が進んでいるおそれがあるので、新しいものと交換する必要があるでしょう。
ただし、劣化のスピードは車の乗り方で異なるため、バッテリーをそこまで使用していなくても劣化が進んでいるおそれがあります。そのため、「バッテリー上がりの原因が電力不足ではなさそう……」と思ったらバッテリーの点検をおこなうことをおすすめします。
点検は、バッテリー液の比重や電圧の測定などをしておこないますが、整備工場やガソリンスタンドなどでおこなってもらうことが可能ですので、一度見てもらうとよいかもしれません。
また、バッテリーの交換は自分でおこなうこともできますが、整備工場やガソリンスタンドなどに依頼することもできます。そのため、自分での交換が難しい方は、こうした場所に依頼してみるとよいでしょう。
ジャンピングスタートをやってみよう!
ここからは、ジャンピングスタートをご説明します。バッテリー上がりを自力で解消する方は、以下の内容を参考にしてみてください。
ポロの場合、バッテリーは後ろにあるので注意!
ジャンピングスタートをおこなうにあたって気をつけなければならないのが、バッテリーの位置です。ジャンピングスタートでは、通常はボンネット内にあるバッテリーにブースターケーブルをつなげてエンジンを始動させます。
しかし、ポロの場合バッテリーはボンネットではなく、トランク内のスペアタイヤ下という見えにくい位置にあります。そのため、ポロではバッテリーにブースターケーブルをつなぐのではなく、ボンネット内にある「ヒューズボックス」という装置の救援端子からつなぐ必要があるのです。
ちなみに、ヒューズボックスとは、車内の電線の間に取り付けられている装置である「ヒューズ」が入ったボックスのことです。
ブースターケーブルで救援車とつなぐ
ここからは、具体的なジャンピングスタートの方法をご紹介していきます。まずは救援車のエンジンを切り、ブースターケーブルで救援車と故障車をつなぎましょう。救援車はバッテリーの端子、故障車(ポロ)はヒューズボックスの救援端子につないでください。
ケーブルは、故障車のプラス端子に赤・救援車のプラス端子に赤・救援車のマイナス端子に黒・故障車のエンジンの金属フックに黒いケーブルの順につないでください。
接続がおわったら、電力の充電をうながす
ケーブルをつないだら、救援車のエンジンをかけ、回転数を上げるためにアクセルを踏んでください。そして、回転数を高く保った状態で2分間充電をおこなってから故障車のエンジンをかけましょう。
このとき、救援車の充電をおこなわずに故障車のエンジンをかけると、救援車が充電不足となってバッテリー上がりを起こしてしまいます。そのため、救援車は必ず充電をおこなってから接続してください。
故障車のエンジンがかかったら、ケーブルを黒、赤の順に取り外したら応急処置は完了です。ケーブルの取り付け・取り外し方を間違えると、火花が散るおそれがあります。そうなると、火花がほかのものに引火して火事になる危険があるので、ケーブルの取り付け・取り外しは正しい順番でおこないましょう。
ジャンプスターターでバッテリー上がりを解消する場合は、ケーブルをプラス端子に赤、マイナス端子に黒の順につないだ後、ジャンプスターター本体にもつないでください。その後、故障車のエンジンをかけ、ケーブルを取り外したら完了です。
ジャンプスタートをおこなった後は、すぐにエンジンを切らずに30分~1時間車を走らせましょう。ジャンプスタートをおこなった直後にエンジンを切ると、すぐに電力不足となってバッテリー上がりが再発してしまうおそれがあります。そのため、車を走らせてしばらく充電をおこなう必要があるのです。
JAFや任意保険のロードサービスを利用する
ここからは、JAFや任意保険のロードサービスを利用する方法についてご紹介します。「道具がない」「自分で対処できる自信がない」という理由から、自分でバッテリー上がりを解消するのが難しい方は、ぜひ参考にしてみてください。
JAF(日本自動車連盟)とは
JAFとは、バッテリー上がり・タイヤのパンク・ガス欠などの車トラブルを解決してくれる、いわばロードサービスをおこなってくれる一般社団法人です。会員になると無料でバッテリー上がりを解消してもらうことができます。
非会員でも利用できるの?
「JAFは非会員では利用できない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、非会員でもJAFのロードサービスは利用することが可能です。
ただし、会員が無料で対応してくれるのに対し、非会員だと費用がかかります。費用は昼間の場合は13,000円ほどとなっているようです。夜間での作業は追加で費用がかかる場合もあるようなので、正確な費用を知りたい方は一度ホームページで確認してみることをおすすめします。
任意保険のロードサービスとは
加入している任意保険にロードサービスが付いている場合、JAF会員でなくても無料でおこなってもらえることもあります。
ロードサービスの細かな内容は保険会社によって異なります。そのため、正確な費用を知りたい方は、ご自身の加入している保険会社の情報を確認してみてください。
バッテリー上がり対応業者を呼んでみる
バッテリー上がりは、JAFや任意保険だけではなく、業者に依頼することでも解消することが可能です。バッテリー上がりが起きた際は、業者への依頼もぜひ視野に入れてみてください。
緊急時に頼ってみて!バッテリー上がり対応業者
バッテリー上がり対応業者を選ぶときには、「日本全国に対応している」「24時間365日電話受付している」業者に依頼することをおすすめします。こうした業者に依頼することで、比較的すぐに駆け付けてもらうことができます。
弊社では、全国各地にあるバッテリー解消業者をご紹介します。また、24時間365日受付対応しているので、すぐに駆け付けることができます。
場所によっては対応までに時間がかかることもありますが、電話1本で駆け付けますので、バッテリー上がりにお困りの方はぜひ弊社までご連絡ください。
まとめ
ポロのバッテリー上がりの原因は、バッテリーの寿命や電力不足が考えられます。バッテリー上がりの原因が寿命である場合は、バッテリーを新しいものと交換することで解消できます。
また、電力不足の場合は、自分でブースターケーブルやジャンプスターターを使って自分で解決する方法と、JAF・任意保険・業者などのプロに相談する方法があります。
道具があれば自分で解決することが可能ですが、道具がない・自分で解消するのが難しい場合はプロに依頼するとよいでしょう。
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