BMWでバッテリー上がりが起きたときの対処法と予防法を紹介します

2023.2.3

BMWでバッテリー上がりが起きたときの対処法と予防法を紹介します

「愛車のBMWがバッテリー上がりしてしまった!」
「エンジンをかけられない!」
というときには、ジャンプスタートをおこなえばすぐにエンジンをかけられます。

ジャンプスタートは、他の車から電気を分けてもらうなどしてバッテリーに一時的に電気を供給し、エンジンをかける方法です。
いったんエンジンをかければ、再びバッテリーを充電してもとどおり走行できるようになります。

このコラムでは、以下の内容をご紹介します。

  • 自分でジャンプスタートをする方法
  • ジャンプスタートを依頼できる業者
  • バッテリー上がりの原因と予防策

ジャンプスタートは道具があれば自力でも可能ですが、手順を間違えると火災などの事故につながる危険な作業でもあります。
不安な場合や緊急時には、プロに任せるのが安全で確実です。

当サイト【生活110番】では、BMWのバッテリー上がりをいち早く解決できるプロをご紹介するサービスを提供しています。
お近くの現地スタッフが最短5分で駆け付け、ジャンプスタートをおこないます。
ご相談は24時間365日受け付けしていますので、緊急時にはどんな時間でも遠慮なくご連絡ください。

 

バッテリーが上がったBMWのエンジンをかける方法

ジャンプスタートを自分でおこなってBMWのエンジンをかけるために必要なものと、手順をご紹介します。

ジャンプスタートに必要なもの

まず救援車として電気を分けてくれる車が必要です。救援車は、バッテリー上がりを起こした故障車と同じ電圧の車両である必要があります。BMWを含めて一般的な自家用車は12ボルトであることが多いです。近くを通行する車や家族、友人などに依頼しましょう。

ハイブリッド車は救援車となると故障してしまうことがあるため、使用できません。ただし、救援車にはなれませんが、故障車として救援してもらうことは可能です。

救援車と故障車をつなぐためには、ブースターケーブルを使用します。赤と黒の2本のケーブルからなるもので、ショップやホームセンターなどで購入することができます。

もし救援車がなくても、ジャンプスターターを使用すればエンジンをかけることができます。これは、持ち歩き用のバッテリーとなっており、救援車がなくてもジャンプスタートができるという優れものです。これもカーショップやホームセンターで取り扱いがあります。

また、感電防止のために必ずゴム手袋を着用しましょう。

すぐに救援車を見つけたり道具をそろえたりするのが難しい場合は、バッテリー上がりに対応しているプロに助けを求めましょう。

当サイト【生活110番】では、バッテリー上がりのトラブルに対応可能なプロを迅速にご紹介しております。
お近くのプロが素早く駆け付けてジャンプスタートをおこないます。

ジャンプスタートの手順

救援車を使ったジャンプスタートの手順をご紹介します。
特にケーブルをつなぐ順番や位置を間違えると車の故障や感電事故、火災の原因になりますので、必ず確認してから作業をしてください。

1.BMWと救援車それぞれのバッテリーの位置を確認します。BMWのバッテリーはボンネット側ではなく、トランクルーム床下部分の右側にあることが多いです。

2.BMWのバッテリーと救援車のバッテリーがブースターケーブルで届く位置に救援車を停車します。

3.BMWと救援車それぞれのエンジン、電気系統がすべてオフになっていること、ギアがミッション車ならN(ニュートラル)、オートマ車ならP(パーキング)の位置にあること、サイドブレーキがかかっていることを確認します。

4.赤いプラスのブースターケーブルを、BMWのバッテリーにあるプラス端子につなぎます。端子にはカバーが付いていることがあるので、カバーを外し、ケーブル先端のクリップではさみましょう。このとき、反対側の先端がBMWのボディに接触すると、ショートします。反対側は地面に置いておきましょう。

5.BMWにつないだ赤いプラスのブースターケーブルの反対側を、救援車のバッテリーのプラス端子につなぎます。

6.黒いマイナスのブースターケーブルを、救援車のバッテリーにある-端子につなぎます。

7.救援車につないだ黒いマイナスのブースターケーブルの反対側を、BMWのトランクルーム内にある無塗装の金属部分につなぎます。マイナス端子に直接つないでもよいですが、接続する際に火花が出てバッテリーから発生する水素ガスに引火するおそれがあるため、バッテリーから離れた位置につなぐのが安全です。接続位置は車の取扱説明書に記載されていますので、確認しておきましょう。

ジャンプスタート 救援車

※イラストはイメージです。BMWのバッテリーはトランクルームにある場合があります。

8.ケーブルが確実につながっていることを確認したら救援車のエンジンをかけ、1~2分そのままにしてBMWのバッテリーを充電します。救援車のアクセルを少し踏み込んで回転数をメーターの2~3の位置に保つと発電量が増え、救援車側のバッテリー上がりやエンストを防ぐことができます。

9.1~2分たったら、BMWのエンジンをかけます。無事にエンジンがかかったら、救援車のエンジンを切ります。BMWのエンジンはかけたままにしておきます。もしもエンジンがかからない場合は、救援車のエンジンはそのままでBMWのエンジンを戻し、1分ほどたったら再びエンジンをかけてみましょう。

10.エンジンはつないだときとは反対の順序で、BMWの黒ケーブル→救援車の黒ケーブル→救援車の赤ケーブル→BMWの赤ケーブルの順に外します。

11.バッテリーを十分に充電するため、しばらくBMWのエンジンをかけけたままにしておきます。すぐにエンジンを止めると、再びバッテリー上がりを起こすおそれがあります。最低でも1時間ほどアイドリング状態にしておくか、時速50km程度で30分ほど走行して充電しましょう。

自力でジャンプスタートができないときの依頼先

道具がない場合や救援車を依頼できないときには、自分ひとりでの対処では難しいため業者やロードサービスに依頼します。また、バッテリーは一度上がってしまうと劣化が起きるので、新品のバッテリーの交換をおこなうのも効果的です。依頼の方法や交換方法と、それぞれの特色についてまとめました。

バッテリー上がり救援業者に依頼する

バッテリー上がりの対処ができる業者に依頼する方法です。故障車のある場所まで駆け付け、ジャンプスタートをおこないます。

依頼方法は、業者に直接電話で連絡を取る方法と、全国に加盟店を持っているバッテリー上がりの専門サイトから、現在地近くの業者を派遣してもらう方法があります。出先でバッテリー上がりが起きたときなど、どこに依頼すればいいのかわからないとき便利です。

当サイト【生活110番】では、バッテリー上がりの救援業者をご紹介しております。
BMWにも対応可能なお近くの業者を手配可能です。
ご相談は24時間365日受け付けておりますので、バッテリー上がりでお困りなら深夜や早朝でもご遠慮なく、今すぐお気軽にご連絡ください。

ロードサービスに依頼する

加入している自動車保険のロードサービスを利用すると、バッテリー上がりのジャンプスタートは無料サービスの対象であることが多いです。ロードサービスは電話やFAX、専用アプリから依頼することができます。

ただし、保険会社によってサービスの対象が異なります。加入している「人」が対象の場合と、契約している「車」が対象であることがあるため、加入していても自分の車でないとサービスを受けられないということもあります。その場合にはサービスが実費となることもあるでしょう。

BMWのバッテリーが上がってしまったときには、バッテリーの交換によって解決させることができます。バッテリーはカーショップやディーラー、ネット通販で購入が可能です。ただし、バッテリーを買いに行く手間や、通販であれば到着を待つ必要があるため、急いでバッテリー上がりをどうにかしたいという方には向いていません。

バッテリー上がりが一度起きてしまうと、バッテリーは急激に劣化して性能が落ちてしまいます。バッテリーは2~3年が寿命といわれているため、新品でなければ交換してしまうのもひとつの手です。

バッテリーが上がってしまう5つの原因

バッテリー上がりは、充電分よりも電気を使い過ぎてしまうことが原因となることが多いです。以下に、BMWのバッテリー上がりの原因となりやすいことについてご紹介します。

電気を使い過ぎた

ヘッドライトや室内灯、エアコンなどの電気を使い過ぎてしまうときにバッテリー上がりは起きやすくなります。とくに、エンジンを切って長時間使用すると、電気の供給がなく、消耗する一方となってしまうのです。

暗電流が大きい

車に乗ってない間にも、盗難防止装置やETC、カーナビなどに電気は使われています。電装品を多くつけていると暗電流が増えてしまいバッテリー上がりの原因となり得ます。待機電力の少ない電装品を選ぶことで、少しでも暗電流を減らしましょう。

走行距離が少ない

長期間走行していないと暗電流によってバッテリー上がりが起きてしまうことがあります。また、こまめに乗っていても走行距離が短いと満足にバッテリーの充電がおこなえないため、充電がなくなってしまうことがあります。

暑さ寒さでバッテリーに負担かかかっている

バッテリーはバッテリー液の化学反応によって充電が保たれます。気温差があるとうまく化学反応が起きないため、バッテリーの性能も落ちてしまい、いつも通り使用しているつもりでもバッテリー上がりが起きやすい状態になっていることがあります。

また、暑かったり寒かったりするとエアコンを使いますよね。エアコンの使い過ぎも電気を多く消費するため、必要なとき以外はできるだけ使わないようにすることが大切です。

バッテリーが劣化している

バッテリーの寿命は2~3年といわれています。あまり走行しないとバッテリーの劣化は早まるため、更に短くなることもあります。バッテリーの劣化が起きると性能が落ち、充電の容量が減ったりエンジンがかかりにくくなったりするのです。

BMWのバッテリー上がりを予防する4つの方法

ここからは、BMWのバッテリー上がりの予防方法についてご紹介します。電気の使い過ぎや劣化に日頃から気をつけて、バッテリー上がりが起きないようにしましょう。

不要な電気は使わない

見てもいないのに車載テレビをつけていたり、必要ないのに室内灯をつけることは電気の無駄遣いとなります。必要のない電気は使わないようにしましょう。

半月に1度は1時間以上走行する

長期間走行していなかったり、短時間しか走行していなかったりすると十分な充電ができず、バッテリー上がりが起きてしまいます。少なくとも、半月に1度は1時間以上の走行をおこなうとバッテリー上がりを防ぐことができますよ。

劣化したバッテリーは新品に交換する

寿命がきたバッテリーは交換しておきましょう。バッテリーの劣化は、目視でも確認することができます。バッテリーがふくらんだり、バッテリー液の消耗が早かったりしたときには、交換時期であるといえます。急なバッテリー上がりで困るよりも、早めに交換をして対処しておきましょう。

当サイト【生活110番】では、バッテリー上がりだけでなく、バッテリー交換にも対応した業者のご紹介が可能です。

ディーラーに点検してもらう

ディーラーに点検してもらうことで、暗電流やバッテリーの劣化を調べてもらうことができます。BMWのバッテリー上がりを防ぐためにも、こまめなメンテナンスは大切です。バッテリーが原因ではなく、発電部品であるオルタネーターが故障していることもありますので、見てもらうと安心です。

まとめ

BMWでバッテリー上がりが起きてしまったときには、ジャンプスタートをおこなってエンジンをかけて対処をおこないます。しかし、状況によってはバッテリーの交換や、業者などに依頼するなど、その場にあった対処をおこなうことでスムーズに直すことが大切です。

対策をしていてもうっかりミスでバッテリー上がりは起きてしまいます。とくに、暑さや寒さなどの気温はどうしようもありません。もしもの時のためにも、ジャンプスターターを車に乗せておいてもよいでしょう。また、出先で頼れる業者について調べておくと、いざというときに焦らず依頼することができるのでおすすめです。

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