
寒い時季になると、車内にねずみが侵入してくることがあります。そのまま放置しておくと異臭がしたり、車内のマットがかじられたりといった被害が出てきてしまいます。さらに車のエンジン部分に不具合が生じると、重大な事故につながるリスクもあるのです。そうなる前に、忌避剤などを使用して早めにねずみを退治しましょう。
当記事では、車のねずみを駆除する方法や車に侵入してくる理由などについて解説しています。安全に車に乗るためにも、ぜひご覧ください。
もしすぐにでも車のねずみを駆除したいということであれば、弊社にご相談ください、弊社では、ねずみの駆除をおこなうプロの業者を数多くご紹介しております。
目次
ねずみを車内に入れないための対策方法
まずは、ねずみを車内に入れないように対策をしておきましょう。対策方法について解説します。
対策(1)忌避剤を使用する
忌避剤はねずみの嫌いなにおいの薬剤を使って、ねずみを追い出します。スプレー式や超音波式のものがあります。忌避剤をあらかじめ車内に吹きかけておけば、ねずみが寄り付きにくくなります。
また、ねずみはミントなどさわやかなハーブの香りが苦手なので、車内の芳香剤などにはハーブ由来の成分が入っているものを使用すると、効果が期待できます。
対策(2)車のエンジンをかける前に音を出す
もしも、エンジンルームにねずみがいる場合は、ボンネットを優しく叩くことでねずみを追い出せるかもしれません。また、ドアを強めに閉めたりクラクションを鳴らしてみたりすると、音や振動でねずみがびっくりして車の外に逃げていく可能性があります。
車のエンジンルームにねずみが侵入する理由
ねずみが車に侵入してくることがあるのは、使用した後の車はエンジンルームが暖かくなっているからです。暖をとるために、ねずみが侵入しやすくなってしまうのです。そのためとくに寒い季節は侵入することが多いので、注意しなければいけません。
また、ねずみはゴムやプラスチックなどさまざまな素材のものをかじりますが、これは食べるためにかじっているのではありません。ねずみは前歯が伸び続けるので、硬いものをかじって前歯をけずる習性があるのです。
そしてエンジンルームには配線やプラスチック部品など、ねずみがかじりやすいものが多くあり、ねずみにとって快適な空間なのです。さらに最悪の場合は、車に巣を作られてしまうこともあります。
ねずみがいるかを確認するポイント
ねずみはラットサインといわれる痕跡を残すことがあります。車内だけでなく車体も確認してみましょう。ねずみが侵入しているかどうか判断するには、以下のような確認ポイントがあります。
・フンや尿などの排泄物がある
・異臭がする
・油汚れのついた足跡がある
・ティッシュペーパーやマットなどがかじられている
このようなサインが見られる場合は、要注意です。ねずみは同じ場所を通る習性があるので、ラットサインがあった場合また車内に戻ってくる可能性があります。そういった場合は、車内に粘着シートを設置して捕獲するのがおすすめです。
ねずみは車にさまざまな不具合を引き起こす
この章では、ねずみが車内で引き起こすさまざまな不具合について解説していきます。また、ねずみは車だけでなく人にも健康被害を与えることがあります。
・エアコンフィルター
エアコンフィルターがかじられると、エアコンを入れたときにフィルターのくずが車内に飛んでくることがあります。また、エアコンフィルターに住み着くようになると、ねずみのフンや尿の臭いが車内に充満するようになってしまいます。
・ウォッシャーホース
ウォッシャーホースをかじられてしまうと、ワイパーを起動しても洗浄液の出が悪くなるといったこともあります。
・電源コードなど
電源コードなどが被害を受けると、ライトやエアコンが起動しないなど電気系統に不具合が生じます。
・故障や事故
エンジンルームにねずみがいる状態でエンジンをかけた場合、ねずみがエンジンベルトに巻き込まれて車の故障につながることがあります。もしも、運転中にこのようなことが起これば、重大事故につながるおそれがあります。
人にも悪影響をおよぼす可能性がある
ねずみは車だけでなく、車に乗る人にも悪影響を与えます。ねずみは多くの病原菌をもっているからです。ねずみの排泄物をエアコンの風によって人が吸引し体内に入ってしまうと、感染症になるリスクがあります。また、ねずみに寄生しているダニやノミが人やペットにうつる可能性もあるのです。
さらに、ねずみに咬まれてしまうと鼠咬症(そこうしょう)という感染症になることもあります。車内にねずみのフンなどがあった場合は、アルコール消毒を徹底的にしておくことをおすすめします。
車以外にも原因がないか確認しよう
ねずみが車内に侵入してくるのは、ほかの原因も考えられます。たとえば、自宅の1階に車庫がある場合は、車庫にいるねずみが車内に侵入してきているかもしれません。
その場合、車庫に新聞紙や段ボールが置いてあればかじられてないか確認してみましょう。車庫のねずみを捕まえたいという場合は、粘着シートや捕獲かごなどを使って駆除するのがおすすめです。
ねずみは繁殖能力が高いため、放置しておくと短期間で被害が拡大してしまうおそれがあります。もし車内などでねずみがいる痕跡を見つけた場合は、早めに対処しましょう。
プロの業者に調査してもらうこともおすすめ
車にねずみが侵入している場合は車の不具合とは異なるため、ディーラーなどに持ち込んでも対応してもらえない場合があります。車内や車庫にねずみの痕跡を発見した場合や不安に思う場合は、一度ねずみ駆除をおこなうプロの業者に現地調査を依頼してみてはいかがでしょうか。
ねずみ駆除をおこなうプロの業者は豊富な知識やノウハウをもっているので、ねずみがどこから侵入してくるのかを熟知しています。車に住み着いていなくても、家のなかに住み着いている可能性もあります。ねずみ駆除の業者であれば、自宅もまとめて調査をしてもらうことも可能です。
車内のねずみ駆除でお困りの際には、弊社までご相談ください。弊社では、24時間365日お電話またはメールでご相談を受け付けております。ご相談をいただきましたら、お客様のお近くの業者を迅速に手配してまいります。
まとめ
車を使用した後のエンジンルームは暖かくなるので、暖をとるためにねずみが侵入することがあります。ねずみの侵入を防ぐためにはスプレー式の忌避剤を使ったり、車に乗る前にボンネットを軽く叩いてみたりするなどの対策方法があります。
ねずみが侵入しているかどうかは、ラットサインを見つけることがポイントです。ねずみのフンや尿がある、また異臭がするといった場合は侵入している可能性が高いといえます。
ねずみは車の電気コードや、ウォッシャーホースなどをかじるなど車にさまざまな不具合を引き起こします。また車だけでなく、病原菌によって人にも悪影響をおよぼします。
車のなかにねずみが侵入してくるということは、車庫や自宅にねずみがいることも考えられるので、一度ねずみ駆除業者に現地調査してもらうことをおすすめします。
弊社では、ねずみ駆除に関するご相談を受け付けております。「車内のねずみを駆除してほしい」といった場合もお気軽にご相談ください。お客様のご希望にそった業者のご紹介をしてまいります。
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ねずみとの接触は健康被害などのリスクがあります。ねずみを見かけたらすぐにプロへ相談しましょう!また、ねずみは被害の再発が多い為、徹底的な駆除と対策をする必要があります。
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