ネズミの駆除には手間がかかるし我慢をしていれば、そのうちいなくなるだろうと思ってしまう方も少なくはないでしょう。しかし、ネズミは繫殖期がほかの動物より多くあるため、ほぼ1年中増え続けるおそれがあり、被害が拡大してしまうかもしれません。
また、ネズミを駆除する時期にも注意が必要なのです。夏に駆除をすると二次被害の危険をともなうこともあります。ここでは、ネズミを夏に駆除するときの問題点や駆除におすすめの時期などをご紹介していきます。
目次
ネズミを夏に駆除するのは危険!
夏になると屋根裏から聞こえてくるネズミの足音が多くなり、急いで駆除しなければと焦ってしまいがちです。しかし、気温の高くなる夏にネズミを駆除するのは避けることをおすすめします。
粘着シートや捕獲機を使って捕獲したり、毒エサなどの殺鼠剤で殺したりした場合、罠にかかったネズミを処分しなければなりません。罠にかかったあとすぐに処分できれば問題ありませんが、場合によってはすぐに見つからないこともあります。
気温の高い夏にネズミの死がいが見つからず時間が経過してしまうと、早く腐敗が進み異臭や虫が発生する原因となってしまうのです。そのため、ネズミを夏に駆除しなければいけないときは、利用する罠を超音波機などの忌避剤にするのがおすすめです。
駆除後のネズミの処分に自信がないようなら、業者への依頼も検討してみてはどうでしょうか。夏に駆除をしたとしても、異臭などの心配をすることなく安心して任せることができますよ。
繫殖のピーク前に駆除するのがおすすめ
家に住みつくようなネズミは冬眠することなく、1年を通して繫殖を続けます。1回の出産で5匹前後の子どもを生み、1年に数回~数十回の出産を繰り返していくのです。そうなると、1年で数十匹から多いと100匹以上のペースで増加していくことになります。そのため、ネズミの駆除をするなら季節を気にするというよりも、繫殖のピーク前がおすすめです。
しかし、ネズミの種類によっても繫殖のピークが違うため、それぞれの時期にあわせて駆除していきましょう。クマネズミならば夏、ドブネズミやハツカネズミは春と秋が繫殖のピークとされています。また、ドブネズミとクマネズミの子どもは生まれてから1ヶ月前後、ハツカネズミは3か月前後で繫殖能力を持つようなのです。
このように繫殖能力の高いネズミの場合、繫殖のピークを迎える前に駆除をすることがとても重要となります。ネズミ算式に数が増えてからでは、時間もかかりすべて駆除するのは非常に困難なものになるでしょう。子ネズミだけを駆除していては、問題の解決にもなりません。
ネズミは夏場に姿を消すことも
家にネズミが住みついているとき、姿を見かけることが少なくても痕跡や気配は感じることも少なくありません。しかし、ネズミは夏場になるとぱったりと姿を消してしまうことがあるようです。
快適な温度を求めて移動することもある
ネズミは寒いところを嫌いますが、実は暑すぎるところも苦手としています。そのため、冬の間に快適な温度となる家の屋根裏に住みついてみたものの、夏になると暑すぎて住処を移動することがあるようなのです。
しかし、夏が過ぎて涼しい季節になると戻ってくる可能性もあります。ネズミがいなくなったタイミングで、隙間をふさぐ侵入対策をしておきましょう。
ネズミがいなくなったら侵入対策
もし夏場になってネズミがいなくなったら、戻ってこれないようにするための侵入防止の対策をしておきましょう。ネズミは丈夫な歯を使って壁を食い破ってくることもありますが、まずは入り込みやすいようなすき間を作らないことが大切です。
侵入経路としては、壁のすき間や床下、配管などがあげられます。これらのすき間には金網を張ったり、補修用のパテなどで埋めたりして侵入を防ぐことがおすすめです。また、侵入口になりそうな場所には、ネズミの嫌う臭いを発する忌避剤を置いてみるのもいいでしょう。
どうしても夏に駆除したいときは?
ネズミの駆除といっても、それは簡単なものではありません。なかでもクマネズミは、警戒心が強いことからなかなか罠にかかりません。さらに知能が高いとされるクマネズミは、一度罠にかかると学習し次から同じのは避けるようになってしまいます。
だからといって家に住みついているネズミを放っておいては、繫殖し続けて被害が大変なものになってしまうでしょう。ネズミは絶えず歯が伸び続けるため、家の壁や柱などをかじることが習性となっています。さらに、電源コードなどをかじられれば、漏電によって火災が起きる危険も出てくるのです。そのため、ネズミの侵入を一度許すとさまざまな被害を受け続けるおそれがあります。
ネズミの駆除は罠を仕掛けるだけではなく、同時に侵入予防止の対策もしていかなくてはなりません。ネズミの侵入口となる場所は、小さなすき間などさまざまな経路が考えられます。これらすべてを探し出して侵入対策をするのは、非常に困難でしょう。
このように、ネズミの駆除にはさまざま手間が必要で、知識や経験のない方には大変難しいものです。そのため、ネズミを夏の内に駆除したいということであれば、業者に依頼してみてはどうでしょうか。業者であれば、駆除からネズミの処分、侵入対策まですべておこなってくれますよ。
まとめ
家に住みついているネズミを毒エサや粘着シートなどの罠で駆除する場合、使用する時期には注意が必要です。捕獲したり、殺したりするような罠でネズミを夏に駆除すると死がいが腐敗しての異臭や病原菌が発生しやすくなってしまいます。
しかし、ネズミをそのまま放っておいては、被害は大きくなるばかりです。そのため、夏のうちにネズミを駆除したいのなら、業者へ依頼するのがおすすめです。業者なら専門的な知識と豊富な経験から、より確実にネズミを駆除してくれるでしょう。
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