
500円硬貨の直径約2枚分の体長しかないアブラコウモリは、日本で最も身近なコウモリといわれています。その個体の多くは人が住む家や空き家などに生息しており、さまざまな被害を人に及ぼします。
コウモリは一見、愛らしい姿をしていますが、見かけたら退治しなければいけない害獣なのです。今回はそんなコウモリのあれこれ、駆除の方法などをご紹介します。これからのコウモリ駆除にぜひお役立てください。
目次
天井から物音が……。コウモリはどこから侵入した?
天井から生き物が暴れる音など聞いたことはありませんか。ねずみなどと勘違いされがちですが、この騒音の正体がコウモリだったなんてこともあるのです。
そもそも、コウモリとは家の中に住む生き物なのか。コウモリのあれこれ、侵入経路などについて知っていきましょう。
家に潜むコウモリとは
家の天井裏などに潜むコウモリのほとんどはアブラコウモリという種類です。大きさは頭胴長(尾を含めない頭先端から足先までの長さ)は約50㎜。体重は7g(妊娠時は11gくらいになる)ほどの重さをしています。
蚊やゴキブリなどの虫をえさとし、超音波を発し、反射するエコーを聞き分けて捕食します。
また、アブラコウモリはコウモリの中でも繁殖力が強く、一度で2~3匹ほどの個体を出産します。
コウモリの時期
コウモリが活動する時期は4月から10月頃。この期間のうち、7月~8月の間は繁殖期で多くのメスコウモリが出産をします。そのため、7月~8月の期間はコウモリ被害のピークとも呼べる時期となるでしょう。
ちなみに11月~3月頃は冬眠をしているため、活動も大人しくなります。
また、寿命も約5年ほどあるため、長い目でみても家の中に発生したコウモリは駆除した方がいいといえますね。
コウモリの侵入経路
コウモリは小さい体をしているため、1㎝程度のすき間があれば難なく侵入することができます。そのため1㎝以上の隙間がある場所は、コウモリの侵入を警戒しなければいけないでしょう。
侵入経路として、以下のような場所が挙げられます。
換気口や配管口
例えば、エアコンの配管口のわずかなすき間。換気扇の設置で欠かせない換気口などはコウモリの絶好の侵入口となります。空気の通り道、配管の設置等で必要なこれらの穴。小さな隙間などは注意しておきましょう。
通気口
天井裏などは湿気が中にこもりにくいよう、通気口が設置されていることが多いです。空気の通り道ともなるこれらの通気口は、コウモリにとっては玄関と同じです。こういった必要な隙間にも対処していきたいところです。
経年劣化による壁のすき間など
古い家などでは経年劣化によって壁にわずかなすき間ができていたりすることも。こういったわずかなすき間もコウモリは侵入口として利用します。早急に対処するべきでしょう。
コウモリの被害。放置は厳禁
コウモリは見た目が愛らしいからといって、発生した場合の放置は厳禁です。コウモリを放置すれば以下の被害は免れないことも。深刻化する前に解決していきましょう。
コウモリは次のような被害をもたらします。
ふん害
コウモリ被害の大きなものとして、ふん害が挙げられます。とくに天井裏に住みついたコウモリがふんや尿をし、それらが天井に染み出すことで悪臭や汚れなどの原因となるのです。
ほかにも、コウモリは菌をもっている可能性があり、そのふんにも菌が含まれているかもしれません。これらが原因で感染症にかかってしまう可能性も否定できませんので注意が必要でしょう。
騒音
コウモリは時期になるととくに活発に行動します。夜行性なため、夜遅くに天井から物音がして、不眠気味になることもあるでしょう。
ノミやダニの発生源に
コウモリはノミやダニが付着していることも。これらの寄生虫がコウモリの身体から離れ、布団や絨毯などに侵入し、人に危害を及ぼす可能性もあります。
数を増やして被害が拡大していくおそれも…
コウモリは単独で行動するのではなく、群れとなって生活します。また、前述しましたが、繁殖力も強く、複数の赤ちゃんを一回の出産で産みます。寿命も3年以上と長いため、年々と繁殖を繰り返していくうちに、100匹近くの集団になっていることもあるのです。
コウモリの駆除方法。自分でできるか
コウモリが家の中に潜んでいる場合、早めに家の中から追い出すようにしましょう。しかし、コウモリを駆除する場合、注意点を把握しながら駆除する必要があります。
コウモリは鳥獣保護管理法で守られている
鳥獣保護管理法はむやみに動物を傷つけたり、殺したりしてはいけないといった法律になります。アブラコウモリはこの鳥獣保護管理法に守られているため、傷つけたり、殺したりしてしまうと罰則が科せられることも。最終的に殺すつもりで駆除するのではなく、「家から安全に追い出す」形で退治していきましょう。
コウモリの駆除方法
自分でコウモリの駆除をする場合、以下の方法を参考にしてみてください。数が多い、対処しきれない場合は一度、業者に相談してみましょう。
虫取り網を使う
コウモリは病原菌が付着している可能性があるので、素手で触ることは厳禁です。目についたコウモリを退治したい場合、虫取り網を使い、外へ放ってあげましょう。
くん煙式の忌避剤を使う
忌避剤とはコウモリが嫌いな成分を使った薬剤です。屋根裏に設置し焚くことで、コウモリを家の中から追い出します。追い出したあとはふんなどの掃除をおこない、すき間をふさいでくださいね。
部分的な対処はスプレータイプで
忌避剤の中にはスプレータイプのものもあります。スプレータイプの忌避剤はスプレーしたいところをピンポイントでできるため、部分的な対処をしたい場合はおすすめです。
コウモリが二度と入らないように対策をしよう
コウモリを追い出したら、それで終わりというわけではありません。二度と家の中に入らないように対策をしていくことが重要になってくるからです。
ふんの掃除は必ずおこなおう
前述しましたが、コウモリは病原菌を保有している可能性があります。そのふんにも菌が含まれている可能性がありますので、コウモリを追い出した後、散らばったふんは掃除をするようにしましょう。
ふんの掃除は以下を参考にしてみてください。
①マスクや手袋などをしてふんに触れないようにします。防備したら、ほうきやちりとりでふんをあつめていきましょう
②ふんを集めてゴミ袋にいれたら、ぞうきんなどで拭き掃除をおこないます。使ったぞうきんは捨てるようにしましょう
③除菌スプレーなどでコウモリのふんがあった場所を除菌します
すき間をふさぐ
通気口などは完全にふさいでしまうと空気の通り道がなくなってしまい、湿気がこもる原因にもなります。こういった場所には目の細かい防虫ネットを設置しましょう。壁のすき間など、ふさいでもいいすき間はパテなどを使いふさいでください。
忌避剤を吹きかけておく
コウモリが家の中に住みつかないように、定期的に忌避剤をかけておくといいでしょう。コウモリが嫌がる成分が、コウモリが近づくのを阻止してくれます。
状況に合わせ、業者に依頼しよう
少数であれば自分でコウモリ駆除をおこなうことは可能です。しかし何十、何百匹のコウモリが家の中に潜んでいれば、素人では対処しきれないこともあります。
また、屋根裏などの高い場所に潜んでいる場合は、駆除するのにも一苦労です。そんな場合はコウモリ駆除業者に依頼し、一度、点検をしてもらうといいですね。
コウモリ駆除の料金
コウモリ駆除は、コウモリが発生した場所、範囲などで費用が変動しやすくなります。一概に費用を断定することはできませんが、目安を挙げるとすれば、コウモリ駆除料金は約2万円からとされています。
しかし、コウモリが住処としている家の大きさ、住処としている場所など、状況に応じて費用が変動しやすいので、より詳細な費用を知りたい人は見積もりをしてもらいましょう。
まとめ
コウモリは騒音や悪臭、健康被害など、さまざまな被害を及ぼします。コウモリ被害を放置しておけば事態は悪化し、命に関わるトラブルに発展する可能性もあるのです。またコウモリは繁殖力も強く、放置しておけば、屋根裏をはじめとしたさまざまな場所で個体数を増やしていくことでしょう。自分や家族の身を守るためにも、コウモリをみつけたら早めに対策してください。
コウモリは鳥獣保護管理法で殺したり、傷つけたりすることを禁じられています。殺す目的の駆除はできませんので、駆除が難しいと感じた場合は、コウモリ駆除業者に一度相談してみましょう。
当サイト「生活110番」の「コウモリ駆除」をご利用いただくことで、短時間でコウモリ駆除に対応した業者を探すことが可能です。お困りの際にはぜひご利用ください。
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