
イヌやネコなどペットを飼われている方も多いと思います。そのペットとはどのような出会いをされたでしょうか。
ペットショップで購入した、知り合いからもらったなどの出会いがあるでしょうが、捨てられていたり、野生(野良)でいたりした子を拾ったという方もいらっしゃるでしょう。
少し前にSNSである動物の赤ちゃんを拾ったという投稿が話題になりました。
最初は愛くるしいその赤ちゃんの姿に盛り上がったSNSでしたが、その赤ちゃんが実は、アライグマの赤ちゃんだったと発覚したとき、予想もしなかった結末が待っていました。
アライグマの赤ちゃんを拾うといったいどうなるのでしょうか。
アライグマの赤ちゃんはどんな姿?
まず、アライグマの赤ちゃんはどのような姿なのでしょうか。赤ちゃんの動画があるので見てみましょう。
とても愛くるしい姿のアライグマの赤ちゃんは、生まれた時には70グラムほどしかありません。
そこから大きくなり、大人になると6~8キログラムになります。このとき、体長は40~60センチメートルまでなります。
中には体重20キログラム、体長はなんと1メートルを超える個体も確認されているようで、この赤ちゃんの姿からは想像もつきません。
アライグマはそもそも日本には生息していない種で、本来はカナダ南部から北アメリカに生息しています。
日本にはアニメの影響で1970年代にペットとして輸入され、当時は5万円ほどで売られていたそうです。
その後、野生化し、高い環境適応能力と繁殖力によって日本で増殖を続けているという現状があります。
赤ちゃんの間はなつくかもしれないが…
イヌやネコと違ってペット化されていないアライグマは本来、人間にはなつきません。また、そもそも獰猛で気性が荒い性格のアライグマは、攻撃性を伴う個体になりやすいといわれています。
運動神経抜群で噛む力も強いので、体重が同じくらいのイヌであったら撃退してしまいます。
しかし一方で、赤ちゃんは非常に人懐っこいようです。
外国では釣りに行ったおじさんにアライグマの赤ちゃんが懐いて、微笑ましい写真がインターネット上にアップされていたりします。
前述したアライグマの赤ちゃんを拾った方も、しがみついてきたり、離れると鳴いて呼んだり、足の間で安心したように眠るなど人に慣れているような姿を見せたようです。
しかし赤ちゃんの頃は懐いていたのに、大人になると凶暴になり襲い掛かってきたというようなケースも、飼われていた方々のなかではよくあったようです。
アライグマを飼うのはほぼ不可能
上記のような攻撃的な性格の他に、アライグマは多くの病原菌や寄生虫を持っています。
アライグマの主な輸入先だったアメリカでは、アライグマは狂犬病ウイルスを持っている動物とされています。アライグマ自体は狂犬病を発症しないため、ウイルスを持っているかどうかの判別をつけるのが非常に難しいです。
狂犬病ウイルスの他にも、回虫などの寄生虫やレプトスピラ症という人獣共通感染症に感染している例も多く、ペットや人への感染源になる危険性があります。
このような理由以外に、そもそも日本ではアライグマは「特定外来生種」に指定されています。
特定外来種とは、もともと日本には生息していなかった外来種のなかで、従来の生態系に害を及ぼす可能性がある生物のことをさします。
環境省によって定められ、これらの生物は基本的に捕獲、駆除の対象となっています。
学術研究や、教育目的であれば環境省の許可を得て飼育することも可能ですが、一般的なペットとしては許可を得るのは難しいでしょう。
特定外来種をこっそり飼っていて、逮捕されるというケースもありますので飼育はほぼ不可能といえます。
アライグマの赤ちゃんを拾った方も、懐く赤ちゃんと、飼えない事実、そして駆除されてしまうであろう未来の間で苦悩されたようです。
もしもアライグマの赤ちゃんを見つけたら
アライグマは赤ちゃんであろうと大人であろうと、発見しても近づかない方がよいでしょう。特定外来種であるため、駆除しか選択肢はないといっても過言ではありません。
また、放置するとその環境の生態系を崩してしまったり、近隣住民の方がアライグマの獣害にあってしまったりする可能性があります。
発見した際は、赤ちゃん、大人を問わず自治体に相談しましょう。
自治体によっては、捕獲器の貸し出しや、専門家を派遣してくれるところもあります。
アライグマに触れることはくれぐれも避けましょう。
前述のように病原菌を持っていたり、大人のアライグマは凶暴なので噛みつかれたりする危険性もあります。
また、当サイトでは今回のアライグマと同じように、ハクビシンの赤ちゃんについての記事もあります。
「ハクビシンの赤ちゃんは可愛い?もしも見つけたら飼ってもいい?」 よろしければこちらもぜひご覧ください。
まとめ
アニメの影響や、動画でも見せるような、見た目はとても愛くるしい動物のアライグマ。
しかし、その生態はペットに向かず、特定外来種として日本の自然の生態系を乱してしまう害獣でした。
そのためアライグマを見つけたら駆除をする必要があります。過去コラムで紹介したハクビシンも事情が多少異なりますが、同じく害獣です。
お住いの自治体もしくは直接、駆除業者にご相談ください。
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