一戸建て住宅にお住いのご家庭の中には、お庭に物置を設置されていることも多いと思います。また、マンションにお住いの方はベランダのスペースを有効活用し、そこに物置を設置されているご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、頑丈な物置も直射日光や雨風にさらされ続ければ劣化は避けて通れません。物置自体がよごれたり傷ついたりするのはもちろん、収納してあるものまでよごれが目立つようであれば、いよいよ物置の交換を考えなければなりません。
新しいものに交換するとなると、今まで使っていた物置は当然処分する必要が出てきます。しかし、物置は大きく頑丈なので、どうやって処分したらいいのか困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は古い物置の処分方法について、処分する際のポイントや、解体したときの処分の仕方について材質別にご紹介していきます。
使ってない物置は処分を!放置しておくと危険?
長年にわたって雨風にさらされ老朽化がすすみ、全体的にさびが目立つ物置はそのままにしておくと大変危険です。物置が強風にあおられて屋根がとんでしまうと、ご近所や通行人に当たってケガをさせてしまう可能性があります。
使っていない物置を処分せずそのまま放置すると、カビの温床や泥棒・放火犯のターゲットにもなりかねません。特にカビはそのまま放置すると、気管支を痛めるなどの健康被害を及ぼしかねないので注意が必要です。
また、泥棒や放火犯はターゲットを探すべく常に私たちの日常生活をチェックしています。泥棒には壊れかけた古い物置を「留守になりがちで庭の手入れができていないな」と判断され、侵入しやすい家という印象をあたえかねません。
放火犯は日頃から、放火しやすいものを捜しています。特にメンテナンスをしていない金属製の物置や木製の物置は、格好のターゲットになってしまいます。放火犯は古くなって隙間ができている物置を見つけると、収納されているものに放火しようとするので、そのまま古い物置を放置することは大変危険です。
物置の処分は自分でできる?
物置の処分を業者に頼めば楽だけど、きっと費用負担も発生するからできれば自分で処分したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。物置の材質は大きく分けて「金属製」「木製」「プラスチック製」になりますが、種類によっては物置の処分を自身でおこなうことも可能です。
金属製の物置はメーカーによっては溶接されておらず、ボルトとナットを接合して構成されていますので、家庭用の工具でも解体は十分に可能とされています。一方で木製は大きさにもよりますがプロの業者さんがおこなう解体工事のような状態になるので、足場が悪くなり大変危険です。
どちらも注意したいのは、解体中にお隣の敷地に物置の屋根や側面が倒れないように注意して作業をおこなうことです。ビスを1つ外した瞬間に倒れてくるかもしれませんので、細心の注意をしてください。
マンションにお住まいでベランダにある物置の解体をおこなう場合は、下の階へ物置の部品を落下させないよう十分に注意してください。できれば解体をおこなう前に、下の階のご家庭にひと声かけておきましょう。
物置の廃材処分はどうしたらいいの?
分解が終わった物置は粗大ゴミとして処分することができます。廃材の種類によって処分の仕方がちがうので、今回はおもに物置で使われている「スチール製」「木製」「プラスチック製」のそれぞれの処分方法についてご紹介します。
・スチール製
スチール製の物置の場合、コンビニなどで「粗大ゴミシール」を購入し、必要事項を記入して廃材に貼らなければなりません。お住まいの各自治体の規定をよく確認し、電話などで依頼したあと指定されている場所に出しましょう。
・木製
木製の物置は自治体が規定する大きさに切り、粗大ゴミ用のビニール袋に入れておきましょう。自治体によってはヒモで束ねて出すことを指定したり、大きさや重量に関係なく資源ゴミとするところもあるようです。事前に各自治体のホームページなどで確認しましょう。
・プラスチック製
粗大ゴミに出すときはスチール製などと同じように大きさなどを確認し、決められた日時に出しましょう。自治体を活用する場合は自力で回収場所まで持っていかなければなりません。プラスチックの場合は、自治体によっては不燃ゴミと可燃ゴミの判断が異なっており、お住まいの自治体への確認が必要になります。
物置の処分方法について種類別にご紹介しましたが、共通していることは解体や廃材の処分を自身でおこなうのは手間と時間がかかるということです。また、どうしても自分で処分しなければいけないということでなければ、無理をせずにプロの業者へ依頼するのをおすすめします。
まとめ
今回は使っていない物置を放置することでおきる危険性や、物置を処分するときに注意したいポイントをご紹介しました。
普段からDIYがご趣味で手作業に自信がある方であれば、解体から処分までおこなうことができるかもしれません。しかし、物置の処分は今まで経験がない方がほとんどだと思いますし、どんなに手作業に自信がある方でも大きな物置の解体作業は時間がかかってしまいます。
処分する時間をかけられない場合は、プロの不用品回収業者に依頼することをおすすめします。様々なご家庭の状況に応じながら相談に乗ってもらえるので安心です。業者によって処分する際の費用も変わってくるため、複数の業者に見積もりをお願いして最適な業者を見つけることをオススメします。
不用品回収 を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。
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