倉庫に何が入っているかすら忘れてしまった。しまってあるものが多すぎて整理するやる気が起きない……。そんな状態では、せっかくの収納である倉庫がデッドスペースになってしまいます。
ほかにも、倉庫にある物品の存在を忘れ、もうひとつ買ってしまったという経験はありませんか?倉庫は大きいからこそ、効果的に活用する手段を知った方がスマートです。今回は、倉庫の整理整頓方法や倉庫から出たごみの処理までをご紹介します。
目次
倉庫の整理は定期的に
倉庫を利用するシーンは家庭だけではなく、会社や団体で使うこともあります。利用する人数が多くなると、ものの整理が急務になりはじめます。清潔で快適な倉庫を保つために、定期的な整理としまってあるものの認識を統一することが大切です。
●整理日を作る
倉庫の整理は時間と人手がかかります。中途半端な時間で整理をしようとすると、散らかったままで切り上げなければいけなくなったり、大掛かりな整理ができなくなったりするおそれが大きいです。倉庫を丸ごと整理する日を1日作っておけば、素早く大規模な整理が終わりやすくなります。
おおよそ、2か月に1回くらいのスパンで倉庫を整理すれば、綺麗な状態を維持するには十分でしょう。こまめに整頓をすることで、団体の結束力も上がるかもしれません。
●収納してあるものの認識を共有する
倉庫整理や業務のなかで、捨ててほしくないものを捨てられたという経験はありますか?そうならないためにも、倉庫の中で捨てる前に確認をとるもの、捨ててはいけないもののエリアを作っておきます。そうすれば共通認識になり、トラブルを避けることができます。エリア分けが難しいのであれば、ラベルの色分けなどを活用しましょう。
倉庫の整理整頓は計画から
すでに倉庫が足の踏み場もないほど散らかってゴミ箱化している状態では、先に倉庫としての機能を復旧させることが最優先です。倉庫を一新するような整理で心がけるべき点は、「期間・人数・用途」の3つです。
●倉庫の整理は1日で済ませる
一般的な家庭のガレージ倉庫やオフィスの備品部屋、物流倉庫など倉庫と一口でいってもさまざまな大きさがあります。動員する人数や機材は倉庫の大きさに比例して大きくなることが多いので、おおよそ1日で済ませることを目標にするといいでしょう。
日を空けてしまうと収納ルールがわずかに違ってしまったり、荷崩れが起きてしまっていたりというおそれがあります。1日で済ませることが難しい場合は、区画ごとに分けて済ませていくと不具合が起きづらくなります。
●整理チームは4人組で
倉庫規模によって動員する人数は違うため、具体的にどのくらいの人数で整理するといいとは言えません。しかし、倉庫整理のなかで4人組を作ってみると、スムーズに整理ができる場合があります。
お互いの得意不得意の穴を埋めやすく、ものを整頓するときに2人組でものを持つことで、重い物品の入れ替えも簡単になります。
●倉庫の活用方法に合わせて整理する
倉庫は保管するためのものなので、ものを取り出しやすいように整理して収納するとストレスフリーな倉庫に近づきます。用途に合った倉庫にするためのポイントは、3つあります。
・通路を通る人・機械に合わせてスペースがとってあるか
・よく使うものが倉庫の奥にしまってないか
・ジャンル分けされていて探し物がしやすいか
以上の点に気を付けて、倉庫の整理整頓をしていくと効率がよいです。
倉庫は不要品がたくさん?仕分けのこつ
倉庫を整理した際にどうしても出てきてしまう不用品やごみ。いるものといらないものが混在し、整理整頓ができていない状態では使いづらい倉庫となってしまいます。そこで、まずは「いるものといらないもの」に分けることが大切です。
今回は、家庭や民間団体の倉庫を例に挙げてみます。
●使う頻度が基準
分別にあたって気にするべきことは、使う頻度です。数か月に1回使う工具や掃除道具、シーズンスポーツや祭日など、年に数回しか使わないものなどに分けられます。明らかに数年使ってないもの、ここ1年間で使わずに買いなおしが容易なものが眠っているのならば、それは“いらないもの”に分類することができます。
1年を思い浮かべ、それぞれのシーズンに必要なものを取り除き、残ったものを処分するという手段もあります。いるもの基準で取捨選択ができるため、もので溢れかけた倉庫を効率的に処理する手段になりえます。
●共有化で省スペース
使うものを各人で分けずに、共有化を図ることも整理の一環です。たとえば、工具を使う人がおのおの個人の工具箱を保管するのではなく、共有の工具箱にまとめた方が省スペースでメンテナンスも楽になります。
もし過剰にあるものが消耗品ならば、ラベルなどで情報共有し、必要以上のものを買わないように心がけます。
倉庫の整理でごみが出たら
倉庫の整理を通じて不用品やごみを選別したら、量に応じて不用品回収業者を呼ぶかどうかを考えることもでてくるでしょう。不用品回収業者とは、連絡を入れればトラックなどで依頼場所まで来てくれて、不用品の査定と回収をしてくれる業者です。不用品のなかで価値のあるものは買い取りとし、基本料金から割り引いてくれるサービスを展開している業者もあります。
持ち運びが難しい不用品も回収してくれますので、ごみとして出すことが難しいときにも頼ってみるといいでしょう。ごみの量が多い、持ち運びが難しい場合は、不用品回収業者に頼ると楽に処分ができます。ただし、家庭と企業では気をつけるべき違いがあります。
不用品回収業者は、家庭から回収されたものは一般廃棄物、会社から回収されたものは産業廃棄物と区別して回収しています。不用品回収業者は一般廃棄物のみの回収を専門としているところもありますが、産業廃棄物の取り扱いには料金が割り増しする業者もあります。しっかりと確認し、トラブルを起こさないように気をつけましょう。
まとめ
倉庫の整理には人手と時間がかかります。十分な準備をして短期間で済ませるように心がけると、スムーズに整理整頓が可能です。そのために、整理日を設けたり、エリア分けなどの共通認識をもつようにするとよいです。実際に整頓する場合は、4人を目安にチームを組み、普段どのように倉庫を使うかを考えて効率の良い倉庫になるよう心がけます。
倉庫にものがあふれ出るほど溜まっている場合は、利用する頻度に応じてものを捨てていきます。複数人でひとつのものを共有することも省スペースのアイデアです。
不用品回収業者を利用して会社で出たごみを捨てる場合は、業者が産業廃棄物を取り扱っているかどうかを確認するとトラブルを避けられます。倉庫を効率的に使うためにも整理整頓を常日頃からおこない、使っていて気分の良い倉庫を目指しましょう。
不用品回収を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。
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