多くの家具屋で取り扱われており価格面でも手が出しやすいことから、カラーボックスを使用している方は多いのではないでしょうか。縦置きと横置きの両方ができるものもあり、使用用途もアイデア次第ではさまざまです。
一般的なカラーボックスは木製のものが多く重量もそこまでないので、気軽に移動させられるのも人気の理由になっているのではないでしょうか。
しかし、劣化や引越しが理由でカラーボックスの処分を考えている方もいることでしょう。
処分の際には「木材でできているから可燃ゴミ?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。普段滅多に捨てることのないものは、処分時には頭を悩ませられます。
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カラーボックスは基本的に「可燃ゴミ」
前述の通り、カラーボックスはほとんどのものが「木製」のため、基本的には可燃ゴミとして分類されます。しかし、可燃ゴミとしてカラーボックスを処分する場合は解体が必要となります。
カラーボックスによって解体方法は異なりますが一般的なカラーボックスの場合、解体は意外と簡単にできます。板が固定されているネジをドライバーで外すだけで、組み立て前の状態へと解体できます。
解体ができたら、板をのこぎりで小さく切っていきましょう。のこぎりを使うのが面倒だという方は、自力で折ってしまうという方法もあります。
ゴミのサイズ規定は自治体によって異なりますが、大抵の場合は30cm以上のものは粗大ゴミとして扱われるので、それ以下の大きさにすることで可燃ゴミとして回収してもらえます。
解体することが難しい場合は、粗大ゴミとして出すこともできます。粗大ゴミとして出す場合は、お住まいの地域の「ゴミ受付センター」に問い合わせ、粗大ゴミの回収を予約する必要があります。
予約が完了したら、お近くのコンビニやスーパーなど売っている処理券を購入し、カラーボックスに貼って回収場所へと持ち込んでいくというのが一般的な流れです。
カラーボックスの捨て方には、可燃ゴミや粗大ゴミとして「自治体の回収を利用する」という方法があります。しかし、自治体によって回収してもらうための細かいルールは異なるので、問い合わせの際に一連の流れについて直接確認することをおすすめします。
カラーボックスのリサイクルは難しい
カラーボックスの処分方法として、「買取に出す」という方法を考えている方もいるのではないでしょうか。ゴミを現金化できるこの方法は魅力的ではありますが、カラーボックスの場合は難しいかもしれません。
カラーボックスの買取が難しい理由として、「元値が安い」というものが挙げられます。新品のものでも、もともとの値段が安いカラーボックスは、中古のものでは値がつかないことが多いようです。また、最近では1,000円程度で購入できるカラーボックスもあります。買取に応じてもらえない理由は、中古のカラーボックスに対しての需要も関係しているのではないでしょうか。
カラーボックスの捨て方として「買取に出す」という方法をとることは、処分できる確実性を考えるとあまりおすすめできません。お手持ちのカラーボックスが買取に応じてもらえるかが気になる場合は、電話などであらかじめ確認しておくようにしましょう。
ほしいひとにあげよう
カラーボックスの捨て方ではありませんが、処分方法として「譲る」という方法もあります。カラーボックスを欲しいと思っている方に譲ることで、結果として処分することができます。
使わないカラーボックスを欲しい人が近くにいないか確認してみましょう。受け取ってくれそうな人が近くで見当たらない場合は、中古品の受け手を探せるサイトもあります。そういったものを活用することで、処分ができるかもしれません。
また、「譲る」と似た方法に、「寄付」というかたちの処分方法もあります。現在カラーボックスは海外の途上国で需要があるため、再使用可能な状態であれば寄付という選択肢もあるのです。「国際社会支援推進会」が日本で出る不用品を、途上国支援として役立てる取り組みをおこなっています。全国どこでも集荷をおこなっているようなので、こういった働きによる回収を利用するのも1つの方法です。
譲ったり寄付をすることは、不用品の処分をしつつも誰かの役に立てるという方法です。処分方法の選択肢として、ぜひ視野にいれてみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者に頼ろう
自治体の回収を利用する場合も譲る場合であっても、どちらにせよ少し手間や時間はかかってしまいます。カラーボックスの捨て方に迷ったり、時間もかけたくないという方には不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者とは、お金を払うことで不用品を回収してくれる業者のことです。不用品回収業者を利用する場合でもメリットとデメリットがあるので事前に知っておくことも重要です。
【メリット】
不用品回収業者に依頼する場合、処分に関しては業者がやってくれるためご自身ですることは「依頼」と「支払い」くらいです。ほかの方法と比べると、解体や持ち運び、受け取り手を探すといった手間と時間がかかりません。また、カラーボックスだけでなく、ほかの不用品も一緒に回収してもらうことができるという点も、大きな利点といえます。
【デメリット】
一番便利な分、料金は高くなってしまいます。業者によってサービス内容や料金帯が異なるため、相見積もりをとるといったことが大切になります。
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まとめ
カラーボックスの捨て方にはいくつかの方法があります。可燃ゴミとして自治体に回収してもらう際には解体が必要となることが多く、その解体方法は意外と簡単なものです。粗大ゴミとして出す際には、事前予約が必要となり、処分の流れについても確認しておいた方がよいでしょう。元値の低いカラーボックスを買取ってもらうことは、難しい場合が多いです。しかし、無料で譲ることや寄付するという方法はあります。
処分に手間と時間をかけたくない方は、不用品回収業者を利用することをおすすめします。業者に依頼することで、カラーボックス以外の不用品も一緒に処分できるというメリットがあります。しかし、料金が発生するというデメリットもあります。相見積もりをとることで費用を抑えることができる場合もあるので、ご自身にあった業者選びが必要となります。
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