シロアリ駆除に関する用語一覧
あ行
- アメリカカンザイシロアリ
- アメリカから持ち込まれた外来種。日本に広く生息している。湿った木材も乾いた木材も食べる。数百頭という少ない集団なので被害に気付くのが遅れることも。
- イエシロアリ
- 暖かい地域に生息している。集団の数が多く、100万頭になることも。害が酷く、木材だけでなくコンクリートや金属にも害を出す。建物の下や地下に巣を作る。
か行
- コロニー
- シロアリの集団のこと。巣。女王アリと王アリを頂点にした階級社会を構成しており、役割を分担して生活している。
さ行
- 施工保証
- シロアリ駆除後に一定期間内で再発した場合、駆除工事を無償で行うという保証。
- 食痕
- シロアリが食べた跡。シロアリは木材の柔らかい部分を好むので、硬い部分が食べ残される。
- シロアリ防除施工士
- 新築建造物にはシロアリ予防処理を、既存建築物にはシロアリ除去の処理をする技術者。シロアリ、木材の腐朽、薬剤や建築の知識が必要。社団法人日本しろあり対策協会の民間資格。
は行
- ベイト工法
- 毒餌を仕込んだ容器を建物の周囲の土中に埋め、シロアリを死滅させる工法。毒餌を食べたシロアリだけでなく、巣の中にいるシロアリまで駆除を行なう。直接薬剤を散布したり注入する工法に比べて安全性が高いと言われている。
や行
- 薬剤工法
- 床下に薬剤を散布し、侵入を防ぐ。ベイト工法と比べて被害によっては散布が大がかりになったり、薬剤が人に影響することも。即効性がある。
- ヤマトシロアリ
- 日本で最も分布の広いシロアリの種類。2~3万頭の集団になる。湿った木材を好む。餌を求めて移動しており、加工した巣は作らずに餌の木材が巣の代わりになる。