タイル工事に関する用語一覧
あ行
- 釉薬
- 素焼きの段階のタイルの表面に塗っておく薬品。焼成(しょうせい)によってガラス質になり、水の浸透を防ぎ、艶が出るようになる。
さ行
- 磁器質
- タイルの素地を1250℃以上の高温で焼き上げたもの。吸水率1%未満でほとんど吸水しない。透明性があって硬く、軽く打つと金属製の澄んだ音がする。
- せっ器質
- タイルの素地を1200℃前後の高温で焼き上げたもので、吸水性は吸水率5%以下と小さく、一般的に有色・不透明。軽く打つと澄んだ音がする。
た行
- タイル張り技能士
- 国家資格である技能検定制度の一種。都道府県知事が実施する、タイル張りに関する学科試験・実技試験に合格する必要がある。
- 平物
- 表面がほぼ平面状で、正方形または長方形のタイルのこと。主に平面壁に使用される。
- 陶器質
- タイルの素地を1000℃以上の温度で焼きあげたもの。多孔質で吸水性がある。
- 通し目地
- 縦の目地が乱れないで直線に通ることを通し目地(またはイモ目地)と呼ぶ。
は行
- 馬目地
- タイルやレンガ積みのデザインの一種で、隣り合う目地が垂直方向に連続しないもののことを言う。別称「馬踏み目地」「破れ目地」。
や行
- 役物タイル
- 開口部や隅角部などに用いるタイルで、平タイル以外の特別な形状をしたタイルの総称。
- ユニットタイル
- 施工しやすいように、タイルの表面もしくは裏面にシート状、ネット状またはそれぞれに類する台紙を張り付けるか、またはその他の方法で多数のタイルを並べて連結したもの。