美術品修復に関する用語一覧
あ行
- 裏打ち
- 新しいカンヴァスに絵画の裏面を貼り付け、定着させる作業のこと。
- 折れ筋
- 掛け軸など、紙媒体の作品が過去に折られたりしてついてしまったシワのこと。
か行
- コンサヴェーター
- 美術品の修復や保存に関する専門家のこと。英語でconservatorと表記する。
た行
- 脱酸処理
- 作品の中には酸性化による崩壊が進んでしまうので、脱酸させて、作品の崩壊を防ぐ作業。
な行
- 波打
- 紙製の作品が、湿気の関係で弛んでしまったり、湿度が高すぎて表面が波打ってしまっていたりする状況のこと。
は行
- 表打ち
- 経年劣化が進行し、基底の絵絹が弱くなると、裏打ちによって補強するが、それのために表面が傷つかないように画面ほどのために施すこと。