防火戸に関する用語一覧
あ行
- 延焼
- 火が燃え広がることを延焼と言う。防火戸などはこの延焼を防ぐために設けられている。
か行
- 潜り戸
- 随時閉鎖式防火戸や防火シャッターなどが閉鎖した後でも、避難に遅れた人が通れるように設けた小さな扉のこと。
- 煙感知式
- 煙感知器と連動して、煙感知の作動と同時に閉鎖する防火戸のこと。
さ行
- 常時閉鎖型
- 開け放しにならない常時は閉まっている防火戸のこと。防火戸と認められるには扉を開けても自動で閉鎖する機構でなくてはならない。
- 随時閉鎖型
- 火災を感知すると閉鎖される防火戸。例としては学校の階段部や廊下に設置されている鉄扉がそれに当たる。
た行
- 堅穴区画
- 火災は煙突状の構造だと火の拡がり方が早くなる性質があるため、吹抜けや階段、昇降機、ダクトスペースなどに防火戸などで区画しなければならないケースがある。
- 中央制御盤
- 防火戸を遠隔で閉鎖するための制御盤のこと。
は行
- 防炎性能
- 防火戸が持つ火熱を防ぐ能力のこと。関連語で「防煙性能」がある。
- 防煙性能
- 防火戸が持つ煙の侵入を防ぐ能力のこと。関連語で「防炎性能」がある。
- 防火区画
- 火災が急激に燃え広がることを防ぐために、ある範囲毎で区画すること。面積区画、竪穴区画など建物仕様によっていくつか区画方法が定められている。