原状回復に関する用語一覧
か行
- 経年劣化
- 年月が経つうちに品質・性能が低下すること。住宅の場合は時間の経過とともにその価値が減少するということで、敷金において仮に借主が原状回復費用を負担することとなった場合でも経年劣化を考慮し価値の減少分まで負担させる必要はないということ。
- 原状回復義務
- 賃貸借契約終了後には賃借人は物件を「原状に回復して明け渡さなければならない」と規定されているのが通常で、この義務に基き畳替えやクロス張替え、鍵の交換等を行う。
- 原状回復特約
- 賃貸借契約中に借主の原状回復義務を特約として盛り込むこと。
さ行
- 敷金
- 不動産の賃貸借の際、賃料その他賃貸借契約上の責務を担保する目的で賃借人が賃貸人に対する停止条件付返還責務を伴う金銭。
た行
- 賃貸借契約
- 当事者の一方がある物の使用及び収益を相手側にさせることを約し、相手側がこれに対してその賃料を支払うことを約すことによって効力を生ずる契約のこと。
- 通常摩耗
- 経年劣化の価値の減少分のこと。