みなさんは芝生を植える最適な時期をご存じでしょうか。芝生はおもに暖地型と寒地型とよばれるものがあり、それぞれ植える時期や注意点が違ってきます。
今回は、芝生を植える最適な時期と、芝生を植える際の注意点をご紹介します。正しく芝生を育てていただくためにも、どんな季節にどんな種類の芝生を育てたらいいのかを確認していきましょう。
目次
暖地型芝を植える時期は春がベスト
暖地型芝とは、暖かい時期は緑の芝生を楽しめますが、冬季は芝が枯れてしまう芝です。なぜ暖地型芝の植える時期は春がベストなのか知っていますか?春に植えるとよい理由についてご紹介します。
春というと一般的に3月~5月です。その間は芝生の根の活動が活発になり始め、芝の傷みがもっとも少なくなるため、暖地型芝を植えるベストな時期といえるのです。
その他の時期に植える場合の注意点
暖地型芝生を植える時期は春がベストだということをご紹介しましたが、ほかの季節に芝生を植えたいという方もいますよね。それでは、ほかの季節に芝生を植える場合、どういったことに注意すればいいのかをご紹介していきます。
・夏に植える場合
芝生にとって乾燥は大敵です。夏の強い日差し、目土や芝張り後の水やりの量と時間に注意しないと気温の上昇で芝生が傷んでしまう原因になります。根付くまでこまめに水やりを行い、乾燥させないようにしましょう。
・秋に植える場合
初秋の時期は、芝生も順調に育ちますので芝張りの時期に向いています。秋以降に芝張りする場合は完全に芝が土に根付いていない状態で冬を迎えることになります。
初秋は時間帯によっては夏のように暑い日が続く場合があり、芝生が枯れる原因になってしまいます。そのようなときはこまめに水やりをするようにしましょう。
・冬に植える場合
風による寒さと乾燥などに注意して管理する必要があります。とくに真冬には芝生が成長せず、芝が土に根付きづらいので、芝生を踏みつけるようなことはなるべくさけたほうがいいでしょう。
寒地型芝を植える場合は夏を避ける
寒地型芝は、冬でも緑を維持することができる芝です。寒地型の芝生を植える時期は冬が適していますが、寒地型芝を夏に植えた場合は枯れてしまう場合もあるので注意が必要です。
もし、寒地型芝生を夏に植えたいという方は、オーバーシードという方法をおすすめします。オーバーシードとは、ベースとなる暖地型芝生を植えて、秋になったころに寒地型芝を植えるという方法です。そうすることにより冬も枯れることなく芝生を楽しむことができます。
このようにオーバーシードをすることによって芝生を枯らすことなく緑色の芝生を保つことができます。
種まきの場合はどの時期がいい?
芝生を植える時期についてご紹介してきました。では、芝生の種まきをする場合はどの時期が適しているのでしょうか。
種まきは、春~秋(5月~10月)の暖かい時期から少し肌寒くなってきた時期が適しているといえます。春から秋にかけて芝が一番育ちやすい期間なので、その期間中に種まきをすませておくことが大切です。
芝生の植え方手順とお手入れ方法
それでは、芝生はどのように植えればよいのでしょうか?この章では、芝生の植え方の手順とお手入れ方法についてご紹介します。
芝生の植え方の手順
1. 土壌環境を整える
芝生を植える前に、芝を支えるための土壌環境を整えることが大切です。まずは、床土とよばれる芝生を育てるための土壌をつくるための下準備をします。
水はけのよい土を入れ、均一になるようにならします。芝を植えたい場所が水はけがよい土であればその場所にある土をそのまま使用しても問題ありません。
2.水をまく
芝生の根が水を吸収しやすいように、芝張り前に水まきをします。
3.芝生を並べる
芝生と芝生の継ぎ目に間隔が空かないように並べましたら、土と芝生の間に隙間ができないように足で踏み付けます。
4.目土を芝生に均等にかける
芝生を乾燥から守ることのできる目土を、芝生の隙間にほうきで均等になるように入れます。
5.水やりをする
芝生が乾かないようにたっぷり水やりをします。そうすることで芝生の根まで水がいきわたり、乾燥を防ぎます。
ここまで芝生の植え方の手順についてご紹介しました。芝生を植え方も重要ですが、植えた後のお手入れも大切です。
芝生のお手入れ方法
1.水やりをする
春の場合は3日に一度、夏の場合は毎日芝生に水やりをする必要があります。暖かくなるにつれて芝生の枯れるタイミングが早くなるのでこまめに水やりをしていくといいでしょう。
2.芝かりをする
長くなった芝生は、定期的に短く刈り込みをするといいでしょう。伸びた芝生をそのまま放置してしまうと病気の原因にもつながりますので、芝生は短く刈り、芝生を病気から事前に防ぐ対策をとりましょう。
3.除草する
雑草が生えてきたら成長する前に早めに手で抜きます。雑草を抜いてしまわないと本来芝生に吸収されるはずの栄養が雑草に吸い取られてしまい、芝生が十分な栄養を吸収できないまま、成長できず枯れてしまいます。
雑草が生えてきたらそのまま放置せずに早めに抜くことが大切です。
4.肥料を与える
3月~9月の時期は、月に一度肥料を与えます。肥料を与えることにより芝生の生育をうながします。
5.害虫対策
芝生を害虫が食べると食べた部分から芝生が病気に感染し枯れる原因になります。事前に薬剤や殺菌剤を散布することにより、さまざまな害虫から芝生を守ることができます。
まとめ
今回は芝生を植える時期や注意点、芝生の植え方の手順とお手入れ方法についてご紹介してきました。
暖地型芝生は、芝生が根付くまでこまめに水やりをすることで夏の暑さから守ることができます。そして寒地型芝生は、夏に植えることを避け、オーバーシードという植え方をすることにより夏枯れすることなく緑色の芝生を保つことができるとわかりました。
もし、みなさまが暖地型芝生、寒地型芝生を植える場合はこの記事を参考にしていただければ幸いです。
しかし、芝生の植え方、お手入れ方法には下準備をする必要があり、手間がかかり大変です。芝生について困ったときは、芝張りの業者へ相談してみてはいかがでしょうか。
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